VMware virtualization on Azure について

執筆者: Corey Sanders (Director of Compute, Azure)

このポストは、12 月 19 日に投稿された VMware virtualization on Azure の翻訳です。

 

マイクロソフトには、たくさんのお客様から VMware virtualization on Azure サービスに関する質問が寄せられています。サービスの詳細やエンタープライズ クラス ソリューションの提供方法など、お問い合わせの内容はさまざまですが、ここではプレビューの内容についてお伝えしたいと思います。

このソリューションの実現にあたって、マイクロソフトは複数の VMware クラウド ソリューション プロバイダー プログラムのパートナー様と共に取り組みを進めており、既存の VMware 認定ハードウェアでソリューションを実行できるようにすることを目指しています。たとえば、プレビュー版のハードウェアでは、NetApp ストレージを使用する FlexPod ベア メタル構成を使用することにしています。このホスト型ソリューションは、昨年リリースした Azure のベア メタル ソリューションの SAP HANA ラージ インスタンス ソリューションと類似のものであり、このアプローチにより、現在オンプレミスのデータセンターで使用しているものと同じ業界最先端の VMware のソフトウェアとサービスを、Azure インフラストラクチャ上でも使用できるようになります。またこのため、既存のアプリケーションから Azure Active Directory、Azure Cosmos DB、Azure Functions などの Azure ネイティブ サービスへの L3 ネットワーク接続が可能になります。

マイクロソフトでは引き続き VMware や VCPP パートナー様と活発に議論を行い、来年の一般提供時に優れたソリューションとサポート エクスペリエンスをお届けしたいと考えています。さらに詳しい情報については、VMware が提供しているこちらの記事 (英語) をご確認ください。一般提供までのスケジュールやパートナー様の情報についても、引き続きお伝えしていく予定です。プレビューへ参加を希望されるお客様は、マイクロソフトの営業担当者までご連絡をお願いします。

次回もどうぞお楽しみに。

Corey Sanders