MS クラウド ニュースまとめ – Azure AD B2B GA, Cognitive Service Computer Vision API, Face API GA, 他 (2017/4/19)


このポストは、4 月 19 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for April 19, 2017 の翻訳です。

 

この記事では、クラウド プラットフォーム チームが進める一連の新しい更新をまとめてご紹介します。

マイクロソフトは、今日のモバイル ファースト、クラウド ファーストの世界で企業がクラウドの文化に足を踏み入れるために必要なテクノロジとツールを提供しています。マイクロソフトの他にはないイノベーション、包括的なモバイル ソリューション、開発者ツールによって、当社のすべてのお客様のクラウド ファースト時代における真の可能性の実現を支援します。

クラウドによる迅速なイノベーションを期待されるお客様のニーズにお応えして、マイクロソフトは幅広いクラウド プラットフォーム製品ポートフォリオを提供しています。以下は、マイクロソフトの最新のリリース情報を一覧にしたものです。詳細をご覧になりたい場合は、各セクションのリンク先をご確認ください。今回の最新情報は次のとおりです。

  • Azure AD B2B collaboration の一般提供
  • ヨーロッパでの Azure AD B2C の一般提供
  • Azure Analysis Services の一般提供
  • Microsoft R Server V9.1、SQL R Services の Python サポートのプレビュー
  • Azure HDInsight の英国西部および英国南部での一般提供
  • Azure SQL Database のデータを保護しセキュリティを確保 – TDE と AE Key Vault の統合のパブリック プレビュー
  • Azure SQL DB を即座にスケーリング – P11/P15 での 4TB オプションの一般提供
  • Azure SQL Database の開発環境 – 移行サービスと SQL Database の拡張サポート
  • Cognitive Services の Computer Vision API、Face API、Content Moderator の一般提供
  • Cortana Intelligence ソリューション テンプレートの一般提供
  • DocumentDB – 保存データの暗号化とデータ エクスプローラーの一般提供
  • SQL Server v.Next (Windows/Linux/Docker) CTP 2.0
  • Azure Container Service の ACR の一般提供
  • DockerCon での Windows Server に関する発表
  • Microsoft Dynamics 365 – Microsoft Social Engagement Update の一般提供
  • VM 内のスケジュールされたイベントのパブリック プレビュー
  • Operations Management Suite – Log Analytics とサービス マップの一般提供、DNS Analytics のリリース
  • Azure Network Watcher の一般提供
  • DocumentDB – Spark コネクタのパブリック プレビュー
  • Power BI Desktop の一般提供
  • Power BI サービスの一般提供

Azure AD B2B collaboration の一般提供

Azure Active Directory (AD) は、マイクロソフトの ID 主導型セキュリティ アプローチの基盤であり、お客様の従業員だけでなく、パートナー企業、請負業者、ベンダーといった外部協力者の ID も安全に管理できます。この機能の目標は、安全性を確保しながら他社の従業員と容易に共同作業を行えるようにすることです。

B2B collaboration は外部ユーザー アカウントからのドキュメント、リソース、アプリケーションへの安全なアクセスを実現しますが、内部データの管理権限は社内で維持されます。外部ユーザーを自社のディレクトリに追加したり、同期したり、ライフサイクル全体を管理する必要はなく、IT 担当者は Office 365 やオンプレミスの Microsoft Exchange のほか、個人用アドレス (Outlook.com、Gmail、Yahoo! など) も含めた任意のメール アドレスを使用している外部協力者を招待することができます。多要素認証 (MFA) などの条件付きアクセス ポリシーをセットアップすることも可能です。開発者は Azure AD B2B API を使用して、複数の企業が安全に共同作業を行えるアプリケーションを作成することで、シームレスで直観的なエンド ユーザー エクスペリエンスを提供できます。

パブリック プレビュー期間中から、既に数百万のユーザー、数千の企業のお客様に Azure AD B2B コラボレーションの機能をご利用いただいています。一般提供開始は 4 月 12 日からです。

ヨーロッパでの Azure AD B2C の一般提供

Azure Active Directory B2C がヨーロッパでも一般にご利用いただけるようになりました。Azure Active Directory B2C は、可用性の高いグローバルな ID およびアクセス管理サービスであり、企業のお客様が消費者との安全かつ大規模なつながりを構築できます。消費者の既存のソーシャル アカウントでも、新しい資格情報でもシングル サインオンがサポートされ、自由にカスタマイズできるエクスペリエンスを通じてコンシューマー向けアプリケーションを提供できます。

今回、ヨーロッパのデータ センターでのみデータの操作や保管を行う Azure AD B2C テナントを使用するオプションが提供されるようになりました。Azure AD B2C は、すべてのリージョンで北米またはヨーロッパのデータ センターからご利用いただけます。

Azure Active Directory B2C の使用を開始するには

  • こちらのビデオで、クラウド ベースのコンシューマー向け ID およびアクセス管理機能のメリットを確認する。
  • Azure AD B2C チームのブログで詳細を確認する。
  • 自社のコンシューマー向けアプリで Azure AD B2C の使用を開始する。

Azure Analysis Services の一般提供

Azure Analysis Services の一般提供を開始

2017 年 4 月 19 日より、Azure Analysis Services の一般提供が開始されます。既存の Standard レベルでサービス レベル アグリーメント (SLA) がサポートされるほか、小規模なワークロードに適したオプションをさらに提供する目的で、性能を抑えた Basic レベルが新たに導入されます。一般提供の料金は、2017 年 6 月 1 日より適用されます。

Azure Analysis Services が提供されるリージョンは、従来のブラジル南部、東南アジア、北ヨーロッパ、西ヨーロッパ、米国西部、米国中南部、米国東部 2、米国中西部、米国中北部に、今回英国南部、東日本、西インドの 3 つが加わります。料金の詳細については、Azure Analysis Services の料金ページをご覧ください。

Azure Analysis Services は、SQL Server Analysis Services に組み込まれている実績ある分析エンジンを基盤としており、各種のデータ ソースから収集された複雑なデータを BI セマンティック モデルに変換できるため、ユーザーは Excel や Power BI などのツールでデータ モデルに接続し容易にインサイトを得たり、レポートを作成したり、アドホックなデータ分析を実行したりできます。このサービスの詳細については、Azure Analysis Service の Web ページをご覧ください。

Microsoft R Server V9.1、SQL R Services の Python サポートのプレビュー

Microsoft R Server 9.1 をリリース
2016 年 12 月 7 日に、Microsoft R Server 9.0 がリリースされました。これは堅牢な分析ソリューションであり、ユーザーの行動予測や、新しいビジネス チャンスやインサイトの発見を可能にします。今回、Microsoft R Server 9.1 の提供が開始されました。

マイクロソフトでは、お客様が日々抱えている課題を解決するための高度な分析ソリューションに継続的に多額の投資を行ってきましたが、今回、大幅な更新を発表することとなりました。
Microsoft R Server V9.1 は、サポート対象の SQL、Windows、Linux、Hadoop/Spark の各プラットフォームすべてで最先端の機械学習アルゴリズムをサポートします。

新しい MRS 9.1 の MicrosoftML パッケージでは、オープン ソース アルゴリズムと、マイクロソフト社内製品での運用実績を積み重ねてきた Microsoft ML アルゴリズムの中でも最良のものが採用されています。これらのアルゴリズムは、他のプラットフォームの Microsoft R Server でも使用できます。

ユーザーは、このパッケージで提供されるアルゴリズムと RevoScaleR パッケージなどの既存の並列外部メモリ アルゴリズム、CRAN R パッケージなどのオープン ソース イノベーションを組み合わせて、最高レベルの予測分析を行えます。MicrosoftML パッケージには、下記のようなアルゴリズムが含まれています。

  • Windows、Linux、Hadoop、SQL Server での「Pleasingly Parallel (心地良い並列)」を実現する RxExecBy() – 「Pleasingly Parallel」のワークロードまたは問題とは、並列タスクに分解する手間がほとんど不要、またはまったく不要なワークロードまたは問題のことです。このシナリオは、並列タスク間やそれらの結果に依存関係や通信の必要性がほとんどまたはまったくない場合に対応しています。
  • Microsoft ML アルゴリズムを Linux、Hadoop で使用可能 (アンサンブル法で)
  • SparklyR – H2O – Rx の相互運用
  • Sentiment や Image Featurizer 向けの事前トレーニングされた ML モデル
  • ORC のサポート
  • RxMerge のサポート
  • Spark2.0 の完全サポート – SparkETL、SparkSQL

デプロイメントのサポートを重視している点や、モデルによってお客様に迅速に価値がもたらされる点については、高い評価をいただいています。マイクロソフトでは、今後も下記を実現することで運用化の促進と改善に努めてまいります。

  • リアルタイムのスコアリング
  • ロール ベースのアクセス制御
  • 非同期の一括処理
  • Azure VM による運用化グリッドの動的スケーリング

クラウド サービスに関しては、Azure Virtual Machines が更新され、提供リージョンが拡大されました。

  • MRS 9.1 対応 Azure VM
  • MRS 対応 Azure VM を中国の独立運営クラウドでも提供開始
  • Azure の SQL Server VM
  • データ サイエンスに特化した VM

新しいソリューション テンプレート

  • SQL Server 向け入院期間予想ソリューション テンプレート
  • HDI 用マーケティング キャンペーン最適化テンプレート

Microsoft R 9.1 は、新しいアプローチによって作成、強化されています。マイクロソフトは、実際に製品を使用しているユーザーと関係を深め、用途と使用状況について把握することに努めています。製品の普及を促進し、幅広いカスタマー パートナーシップによるクローズド ループ型の開発との連携が容易になるように全力で取り組んでいます。そのために、MRS 9.1 では下記の手法を用いています。

  • Azure Advisors ネットワーク
  • UserVoice
  • MSDN R ブログ、Tiger R ブログ、Revolutions ブログ
  • SQL に関する電子ブック
  • 認定制度
  • パートナーのトレーニング
  • お客様の事例の紹介

開発者やデータ サイエンティストに向けた開発環境やサードパーティ製品の統合

  • RTVS の一般提供
  • PTVS
  • Azure Jupyter Notebook サービス
  • Alteryx の統合
  • KNIME の統合

Microsoft R Server の導入が順調に伸びていること、オープン ソースやデータ サイエンティストのユーザー コミュニティからの継続的な関心と貢献があったことで、マイクロソフトは新しいオープン ソース言語の Python のサポートを実現させることができました。

R を使用しているお客様からは、いつからデータ分析用データベース内で Python がサポートされるようになるのかというお問い合わせをいただいていました。そこで、マイクロソフトの拡張アクセス レイヤーを利用して、Microsoft SQL Server 2017 で Python のサポートを拡張しました。複数言語の組み合わせと機械学習アルゴリズムを活用することにより、マイクロソフトの機械学習機能や AI 機能との連携を強化することできました。

SQL Server に追加されたすべての新機能のほかに、SQL Server 2017 CTP2 では、R ベースの分析機能に加えて Python ベースのスケーラブルな分析機能のプレビューも開始されました。

SQL Server の機械学習サービスでは下記を使用できます。

  • リアルタイムのスコアリング – Rx および MML
  • パッケージのインストール/アンインストールの改良 – RxSync パッケージ (ユーザーによる復元開始)
  • Python サポートのプレビュー (Rx アルゴリズムの一部、MML には非対応)

Azure HDInsight の英国西部および英国南部での一般提供

Azure HDInsight の提供リージョンを拡大
Azure HDInsight for Linux の一般提供が英国西部と英国南部で開始されました。HDInsight は Spark、Hive、MapReduce、HBase、Storm、Kafka、R Server 向けのオープン ソースの分析クラスターを提供する、完全に管理されたクラウド Hadoop サービスです。99.9% の可用性がサービス レベル アグリーメント (SLA) で保証されます。このサービスの詳細については、HDInsight の Web ページをご覧ください。

Azure SQL Database のデータを保護しセキュリティを確保 – TDE と AE Key Vault の統合のパブリック プレビュー

Azure SQL TDE BYOK をサポート
Bring Your Own Key (BYOK) を利用して SQL の暗号化を行いたいと考えているユーザーに向けて、Key Vault が SQL の透過的なデータ暗号化 (TDE) と統合されました。これにより、企業が独自に、保存中のデータを暗号化する Key Vault のキーを使用してキー管理をさらに細かく制御したり、データにアクセスするユーザーやアクセスする時間を制御したりできます。この機能は SQL Database および SQL Data Warehouse でご利用いただけます。

Azure SQL Database を即座にスケーリング – P11/P15 での 4TB オプションの一般提供

P11/P15 4TB オプションの一般提供を開始
P11 と P15 のデータベースで 4TB オプションの一般提供が開始されました。SLA により 99.99% の可用性が保証されます。プレビュー期間中としての扱いで、最大 4TB のストレージを追加料金なしでご利用いただけます。4TB ストレージ オプションの詳細や提供リージョンについては、こちらのドキュメントをご覧ください。

Azure SQL Database の開発環境 – 移行サービスと SQL Database の拡張サポート

Azure に新しい移行サービスが登場、SQL Database のサポートを拡張
Microsoft Data Amp というイベントで、新しい移行サービスの限定プレビューと、既存の SQL Server データベースでの SQL Database の拡張サポートが発表されます。この新しい移行サービスを利用すると、既存の SQL Server や Oracle のデータベースをスムーズに Azure SQL Database や Azure 仮想マシン上の SQL Server へ移行できます。また、SQL Database の拡張サポートにより、VNET のネイティブ サポートと SQL サーバー インスタンス レベルの豊富な機能セットを使用して、Azure への移行と切り替えを効率化できるようになります。限定プレビューへの参加をご希望のお客様は、こちらのページ (英語) から今すぐご登録ください。

Cognitive Services の Computer Vision API、Face API、Content Moderator の一般提供

Microsoft Cognitive Services は 25 種類のインテリジェントな API のコレクションで、自然なコミュニケーション手段で見る、聞く、話す、理解する、解釈するといった能力をコンピューターで実現できるようにします。

このサービスはすべてのユーザーに AI を利用できるようにするというマイクロソフトのビジョンの下で提供されているため、一般ユーザー、企業ユーザー、開発者の皆様にこのサービスのメリットをご活用いただけます。

マイクロソフトは Cognitive Services を通じて、長年にわたるテクノロジ研究や製品の専門知識を基に差別化した一連のインテリジェント ツールを開発者に提供しています。

先日 Microsoft Cognitive Services に関して、Azure ポータルでの Face APIComputer Vision APIContent Moderator の一般提供開始を発表しました。

  • Face API では、人の顔を検出したり、類似した顔かどうか比較したり、視覚的な類似性に基づいて人をグループ化したり、あらかじめタグ付けした人を識別したり、人の感情を判断したりできます。
  • Computer Vision API では、任意の画像の内容を理解し、その画像内の物体、人物、動作を識別するタグを作成し、内容を説明するわかりやすい文章を記述できます。また、画像内の目印や手書き文字を検出することもできます。手書き文字の検出は引き続きプレビューとして提供されます。
  • Content Moderator では、テキストや画像のモデレートをコンピューターが支援します。目視によるレビュー ツールを補助的に使用することもできます。ビデオ モデレート API は、Azure Media Services の一部としてプレビュー版としてご利用いただけます。

Face API、Computer Vision API、Content Moderator の提供リージョンは、従来の米国西部のほかに、米国中西部、米国東部 2、西ヨーロッパ、東南アジアの 4 つが追加されました。

Cortana Intelligence ソリューション テンプレートの一般提供

Cortana Intelligence ソリューション テンプレートを使用すると、ビジネス プロセスの改善や競争力の強化に高度な分析機能とビッグ データを利用できます。柔軟なソリューション テンプレートは実績のあるアーキテクチャや機械学習モデルを使用して構築されており、マイクロソフトの多様なパートナー エコシステムによって支えられています。

初歩的なソリューション テンプレートとしては、次の 3 つの用途のものが挙げられます。

  • 小売向け需要予測
  • オンライン販売向けのパーソナライズされたサービス
  • 小売向け品質保証

DocumentDB – 保存データの暗号化とデータ エクスプローラーの一般提供

DocumentDB に新たにデータ エクスプローラーと保存データの暗号化機能が登場
リッチな統合開発エクスペリエンスを提供するデータ エクスプローラー (英語) がリリースされ、Azure ポータルや DocumentDB Emulator から DocumentDB のデータの挿入、クエリ、管理を行えるようになりました。また、すべてのリージョンに向けて保存データの暗号化機能のロールアウトが開始されました。DocumentDB の中のデータはすべて自動的に保存中も暗号化され、従来どおりの優れた可用性、レイテンシ、スループット、機能性も確保されます。

SQL Server v.Next (Windows/Linux/Docker) の CTP 2.0

SQL Server 2017 Community Technology Preview 2.0 をリリース
SQL Server 2017 Community Technology Preview (CTP) 2.0 が Windows、Linux、Docker で利用できるようになりました。この新しいプレビューには、グラフ データの管理やクエリを行う機能や、Python で作成された分析クエリをデータベース内部で大規模かつネイティブに実行する機能などが追加されています。CTP 2.0 のプレビューは、開発やテストの目的で本日より Azure VM でご利用になれます。

Azure Container Service の ACR の一般提供

発表時のブログ記事 (英語)

発表時の Azure Friday のビデオ (英語)

製品の詳細
クラウド ネイティブなアプリへの移行、切り替え、刷新を迅速かつ簡単に進めるために、あらゆる規模の企業でコンテナーが活用されています。こうした移行プロセスでは、あらゆる種類のコンテナー デプロイメントのイメージを保存し管理する手段が必要となります。マイクロソフトは、11 月に Azure Container Registry のプレビューを発表しました。Azure Container Registry を利用すると、開発者は非公開の Docker コンテナー イメージを保管する Azure のコンテナー レジストリを作成、保守することができます。

そして先日、Azure Container Registry の一般提供が開始され、ネットワーク的に近い場所のプライベート レジストリで Linux および Windows のコンテナー イメージを保管できるようになりました。Azure Container Registry は、Azure Container Service でホストされているオーケストレーター (Docker Swarm、Kubernetes、DC/OS など) や、その他の Azure サービス (Service Fabric、Azure App Services など) と緊密に統合されています。開発者の皆様は、使い慣れたツールとオープン ソースの Docker Registry v2 を連携させることで、効率的にレジストリを操作できます。詳細については、一般提供開始時のビデオ (英語) をご覧ください。

今回のリリースでは、11 月のプレビュー版 (英語) を基盤として、次のような機能強化が行われています。

  • グローバルに 23 のリージョンで提供 (今後さらに拡大予定)
  • Azure ポータルでリポジトリ、タグ、マニフェストを一覧表示
  • デュアル キー パスワードによるキー ローテーション
  • 入れ子構造のリポジトリ
  • Azure CLI 2.0 のサポート

DockerCon での Windows Server に関する発表

DockerCon Windows Server に関する最新情報を発表

今週テキサス州オースティンで開催されている DockerCon には、コンテナーやアプリケーションに関する最新のイノベーションを求めて、世界中から多くの開発者が集まってきます。Windows Server と Docker のチームが、このイベントで最新ニュースを発表しています。その概要をご紹介します。

  • 基調講演では、Hyper-V で分離された Windows Server で実行される Linux コンテナーのデモが披露されました。今後近いうちに、Hyper-V による分離でセキュリティを強化しながら、Linux コンテナーと Windows Server コンテナーの両方を同一の管理エクスペリエンスを使用して同じホストで並列実行できるようになります。この新しい分離されたデプロイメントでは、Docker がその場で発表した LinuxKit がサポートされます。また、Canonical、Intel、RedHat、SuSE などの主要な Linux ベンダーからは、このプロジェクトに関してサポートを提供し、マイクロソフトと協力していくことが発表されました。
  • Windows Server 2016 でオーバーレイ ネットワークがサポートされ、IT 管理者は Swarm モードで、Windows Server 2016 および Linux Docker の複数のホストにまたがる Docker クラスターを作成できるようになりました。このとき、基盤となるネットワーク ファブリックを個別に構成する必要はありません。
  • 企業のお客様のコンテナー利用やアプリケーション刷新を支援する、Docker と Avanade の新しいプログラムが始動します。今後 30 日以内に、Docker Enterprise Edition Standard を使用してアプリケーションをコンテナー化し、Azure にデプロイし、Docker Datacenter で管理できるようになります。お客様は手間やリスクを最小限に抑えながら、このプロセス、手法、コンテナー化のメリットを直接体験することができます。

Northern Trust などのお客様は、Windows Server コンテナーと Docker テクノロジを活用して既存アプリケーションをコンテナー化し、より安全かつ効率的に保守、デプロイ、運用を行い、さらにはクラウド、ハイブリッド、オンプレミスのどのインフラストラクチャにも容易に移植できるようにしています。イベントでは、Northern Trust が以前よりも 4 倍も迅速にアプリケーションをプロビジョニングできるようになった事例も紹介します。

ハイブリッド クラウド ブログ (英語) では、発表内容のすべてをご確認いただけます。

詳細については、マイクロソフトのコンテナーに関する Web ページをご覧ください。

Microsoft Dynamics 365 – Microsoft Social Engagement Update の一般提供

4 月 5 日に、Microsoft Social Engagement Update 1.3 の一般提供が開始されました。Update 1.3 には、ソーシャル カスタマー ケア活動の成果を測定する新たな方法として、Dynamics 365 向け PowerBI コンテンツ パック「Microsoft Social Engagement」が含まれています。このコンテンツ パックはコミュニティ管理者向けに設計されており、Social Engagement 内で実施されたエンゲージメント活動の成果を測るための指標を提供します。また、新しいスレッド ビューでは、ユーザーのソーシャル プロファイルのプライベートなメッセージ (Facebook または Twitter) を含むあらゆる会話や、Twitter の返信を表示できます。

Dynamics 365 の一部である Microsoft Social Engagement は、ソーシャル メディアの活用による業績アップを支援します。今回の更新でリリースされた機能の詳細については、サポート技術情報の記事 (英語) をご覧ください。

VM 内のスケジュールされたイベントのパブリック プレビュー

4 月 3 日、「スケジュールされたイベント」のパブリック プレビューが開始されました。このサービスは、仮想マシンの可用性に影響を与える可能性のある、将来予定されているメンテナンスやユーザーが開始するイベント (再起動など) についての情報を提示します。この情報を使用すると、可用性に影響が出そうな問題に対して事前に準備でき、サービスの中断を最小限に抑えることができます。このサービスでは、将来予定されている VM の一時停止、再起動、再デプロイなどの情報が確認できます。

このようなイベントが通知されるため、複数インスタンス ワークフロー内の VM を割り当て直してレプリカの損失を回避したり、転送中のトランザクションを完了 (またはキャンセル) したり、タスクをクラスター内の他の VM に割り当て直したり、ロード バランサー プールから仮想マシンを削除したりといった措置を講じることができます。このような措置はどれも、アプリケーションの可用性向上につながります。

スケジュールされたイベントは、IaaS と PaaS を含むすべての種類の Azure 仮想マシンで使用できます。このサービスの詳細や、PowerShell、C#、Python でセットアップする方法の例については、スケジュールされたイベントのドキュメント ページをご覧ください。

Operations Management Suite – Log Analytics とサービス マップの一般提供、DNS Analytics のリリース

Azure の新しい監視機能と診断機能を使用すると、これまでにない方法で運用データを視覚化して、対応を取ることができます。サービス マップは、プロセスとサーバーの依存関係を正確に示す Azure Insight & Analytics の新しいテクノロジで、将来の変更や移行に備えたトラブルシューティングや計画作成が容易になります。DNS Analytics は、ネットワークの可視性を拡張する Azure Insight & Analytics の新しいソリューションで、DNS サーバーのセキュリティ、パフォーマンス、運用関連データをリアルタイムで視覚化します。また、Log Analytics ダッシュボードに追加された新しいメニュー オプションの [Take Action] を使用すると、ログの検索結果から直接、問題を解決することができます。さらに、Azure Application Insights の Smart Diagnostics 機能を使用すると、Web アプリケーションのパフォーマンスや使用状況の突然の変化を診断できます。Azure の管理とセキュリティに関する各種サービスを使用すれば、高度な分析機能と視覚化機能によりお客様の環境の可視性が向上し、インサイトに基づいて対応を取ることが容易になります。詳細については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。

Azure Network Watcher の一般提供

先日、Azure Network Watcher の一般提供 (英語) が開始されました。Network Watcher を使用すると、Azure クラウド ネットワークの監視と診断が簡素化されます。Network Watcher で提供される診断ツールと視覚化ツールでは、VM でリモート パケットを取得したり、フロー ログを使用してネットワーク トラフィックに関するインサイトを得たり、VPN のゲートウェイや接続を診断したりできます。

詳細については、Yousef Khalidi が執筆した Azure ブログの記事をご覧ください。

Network Watcher のドキュメントも併せてお読みください。

DocumentDB – Spark コネクタのパブリック プレビュー

DocumentDB に新機能 Spark コネクタが登場
DocumentDB 用 Spark コネクタがリリースされ、世界中に分散されている DocumentDB のデータをリアルタイムにデータ サイエンスに使用したり、調査したりできるようになりました。詳細については、Azure ブログの記事をご覧ください。

Power BI Desktop の一般提供

ご要望の多かった Power BI Desktop の新機能がビジネス アナリストの皆様に向けてリリースされました。

  • レポート ビュー: 軸タイトルの名前の変更。行列形式のビジュアル強化による列の並べ替え、列のサイズ変更、右端での折り返し (プレビュー)。
  • 分析: クイック メジャー。値の表示 (プレビュー)。
  • モデリング: モデルの言語にスペイン語を設定し、スペイン語で Q&A を行える機能 (プレビュー)。
  • データ接続: Power BI サービスへのデータセットの接続 (プレビュー)。Redshift コネクタのベータ版のサポートおよび Power BI サービスへの発行。SAP HANA および BW コネクタのパラメーター入力エクスペリエンスの機能強化。
  • クエリの編集: 例からの列の追加。列の行への分割 (区切り記号または文字数による)。基本モードでのグループ化。列への移動。

最新の Power BI Desktop をダウンロードして、今すぐ新機能をお試しいただけます。今回ご紹介した新機能やその他の機能の詳細については Power BI ブログ (英語) をお読みください。

Power BI サービスの一般提供

4 月にも、多くのご要望が寄せられていた Power BI の新機能がエンド ユーザーおよびビジネス アナリストの皆様向けにリリースされました。

  • 利用状況の指標: コンテンツの所有者がダッシュボード、レポート、データセットの利用状況に関する詳細情報を確認できます。
  • [Related Content] ウィンドウ: 関連するダッシュボード、レポート、データセットを 1 クリックで表示したり、そこに移動したりできます。
  • スペイン語での Q&A (プレビュー): スペイン語のデータ モデルに対してスペイン語で質問できます。
  • レポートのライフサイクル管理: コンテンツ パックで作成されたレポートから PBIX をダウンロードできます。
  • エクスペリエンスの改善: 長期間アクセスされていないダッシュボードやレポートを開く場合のエクスペリエンスが改善されました。
  • 新しいナビゲーション UX が既定に (5 月初旬より): Power BI サービスの新しいナビゲーション ユーザー エクスペリエンス (現在はプレビューとしてオプトイン可能) が、すべてのユーザーの既定の設定になります。この新しいエクスペリエンスでは、多くのユーザーに関連するコンテンツを容易に検索して取得できます。

powerbi.microsoft.com にサインインして、今すぐ新機能をご利用いただけます。今回ご紹介した新機能やその他の機能の詳細については Power BI ブログ (英語) をお読みください。

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