MS クラウド ニュースまとめ – Managed Disk GA, Azure Marketplaceの強化,他 (2017/02/02)


このポストは、2 8 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for February 2, 2017 の翻訳です。

 

この記事では、クラウド プラットフォーム チームが進める一連の新しい更新をまとめてご紹介します。

マイクロソフトは、今日のモバイル ファースト、クラウド ファーストの世界で企業がクラウドの文化に足を踏み入れるために必要なテクノロジとツールを提供しています。マイクロソフトの他にはないイノベーション、包括的なモバイル ソリューション、開発者ツールによって、当社のすべてのお客様のクラウド ファースト時代における真の可能性の実現を支援します。

クラウドによる迅速なイノベーションを期待されるお客様のニーズにお応えして、マイクロソフトは幅広いクラウド プラットフォーム製品ポートフォリオを提供しています。以下は、マイクロソフトの最新のリリース情報を一覧にしたものです。詳細をご覧になりたい場合は、各セクションのリンク先をご確認ください。今回の最新情報は次のとおりです。

  • Azure Marketplace の一般提供
  • DocumentDB の S1、S2、S3 レベルの提供終了
  • Power BI iOS モバイル アプリの Q&A のパブリック プレビュー
  • Power BI モバイル アプリの一般提供とパブリック プレビュー
  • SharePoint Online への Power BI レポートの統合のパブリック プレビュー
  • Cognitive Services の Custom Speech Service のパブリック プレビュー
  • DocumentDB の一般提供
  • Microsoft Azure Information Protection の Scoped Policies、Office 以外のファイルの CLP の一般提供
  • Azure Storage の大規模ブロック BLOB の一般提供
  • Managed Disk の一般提供

Azure Marketplace の一般提供

このたび Azure Marketplace の新しいインタラクティブなエクスペリエンスが公開されました。これにより、Azure ポータルにログインすることなく製品カタログから簡単にクラウド アプリケーションに適したソリューションを見つけることができるようになりました。以下のことが可能です。

  1. お気に入りの製品をすばやく検索して展開できる
  2. 予測検索、カテゴリ フィルター、上位のおすすめ製品などの機能を使用して、新たな製品をすばやく見つけられる
  3. 技術ドキュメントで詳細事項を確認し、価格情報や発行元による推奨事項を確認したうえで適切な SKU を決定できる
  4. [Test drive] をクリックして、実際に体験できる

こちらのブログの記事 (英語) で詳細を確認のうえ、新しくなった Azure Marketplace のエクスペリエンスをぜひお試しください。

DocumentDB の S1、S2、S3 レベルの提供終了

2017 8 1 日に Azure DocumentDB S1S2S3 パフォーマンス レベルの提供を終了
2017 年 8 月 1 日に、DocumentDB の S1、S2、S3 パフォーマンス レベルの提供を終了します。それまでは引き続き Azure ポータルまたは API から使用できます。提供終了以降、S1、S2、S3 パフォーマンス レベルを使用していた各コレクションは、スループットが同等の単一のパーティション分割コレクションに移行されます。この際、ダウンタイムは発生しません。移行後は、単一のパーティション分割コレクションの価格が請求されます

Power BI iOS モバイル アプリの Q&A のパブリック プレビュー

iPhone/iPad 向けの Power BI モバイル アプリを使用すると、外出先でも事前に定義したあらゆるレポートやダッシュボードを表示したり操作したりできますが、ダッシュボードに固定されていない質問や事前に準備していない質問に対する答えをすばやく見つけるにはどうしたらよいでしょうか?

この点を改善すべく、このたび Power BI iOS アプリに Q&A 機能のプレビューが追加されました。自然言語に対応した独自のエクスペリエンスにより、モバイル デバイスからチャットのように直接データに関する質問を行い、その回答をグラフ形式で得ることができます。

この新機能のプレビューの詳細については、Power BI ブログ (英語) をご覧ください。

また、この機能に関するドキュメントはこちらに公開されています。

Power BI モバイル アプリの一般提供とパブリック プレビュー

以下のとおり、Power BI モバイル アプリでさらに多くの新機能をご利用いただけるようになりました。既存機能の更新も行われています。

  • Active Directory フェデレーション サービス (ADFS) を使用した SSRS 認証のプレビュー (Android/iOS 向け): モバイル デバイスからオンプレミスの SQL Server Reporting Services サーバーに接続する際に、組織アカウントでサインインできるようになりました。この認証は、Active Directory フェデレーション サービス (ADFS) のシングル サインオン (SSO) 機能を活用したものです。
  • テーブルやマトリックスの行が 100 以上読み込み可能に (すべてのプラットフォーム): ダッシュボードやレポートにサイズの大きなテーブルやマトリックスが含まれる場合に、より多くのデータがタイルに表示されるようになりました。フォーカス モードを使用すると、下にスクロールすることでさらに多くの行が読み込まれます。
  • 注釈および情報共有に関する新機能と機能強化 (Android 向け): Android デバイスで、共有と注釈に関する機能をすべて利用できるようになりました。新しい共有機能と注釈機能ではメニューが改良され、注釈をすばやく簡単に付けたり、情報を簡単に共有できるようになっています。
  • スマートフォン向けレポートの一般提供 (すべてのプラットフォーム): スマートフォン向けレポートで、Power BI Desktop の既存のレポートをモバイル ビューアーで縦表示できるようになりました。

Windows、iOS、Android 向けのモバイル アプリは、https://powerbi.microsoft.com/mobile/ でダウンロードできます。

上記の新機能やその他の機能の詳細については、Power BI ブログ (英語) をご覧ください。

SharePoint Online への Power BI レポートの統合のパブリック プレビュー

SharePoint Online 向けの Power BI レポート Web パーツの提供が今週予定されています。お客様からはこれまで、SharePoint Online は企業のデータ通信/伝達戦略において重要な役割を果たしているものの、Power BI コンテンツの追加が難しいというご意見が寄せられていました。今回それを改善するために、新機能を提供することになりました。現在 Power BI Pro ユーザーは、新しい Modern Pages インフラストラクチャを使用した SharePoint Online 向けの Web パーツを事前設定を行うことなく使用することができますが、今回新たにリリースされる Web パーツを使用することで、SharePoint の作成者がコードを記述することなく、Power BI レポートを SharePoint Online ページに直接埋め込むことができるようになります。この機能は現在、Office 365 の先行リリース オプションを選択しているお客様にご利用いただけます。

プレビューの利用方法については、Power BI ブログ (英語) の発表をご覧ください。

Cognitive Services の Custom Speech Service のパブリック プレビュー

Cognitive Services Custom Speech Service のパブリック プレビューの提供を開始
Web サイト | 価格

Microsoft Cognitive Services は、マイクロソフトが何十年にもわたる研究を重ねて開発した高度な視覚、音声、言語、ナレッジ、検索テクノロジを利用してインテリジェントなアプリを開発するための API をまとめたサービスです。

このたび、Azure ポータルで Custom Speech Service (旧称 CRIS) のパブリック プレビューの提供が開始されました。

Custom Speech Service は、話し方、周囲の雑音、語彙といった音声認識の課題を解決できる以下の機能を備えています。

  • アプリケーションの語彙やユーザーの話し方に合わせて、音声認識エンジンのカスタム言語モデルを作成
  • 予想されるアプリケーションの環境やユーザー数に適切に対応するように、音声認識エンジンのカスタム音響モデルを作成
  • モデルを展開して、アプリケーションに合わせてカスタマイズされた音声認識エンドポイントを作成
  • RESTful API または Cognitive Services の音声クライアント ライブラリを使用して、カスタム エンドポイントに要求を送信

Custom Speech Service の詳細については、関連 Web サイトおよび価格ページをご覧ください。

DocumentDB の一般提供

DocumentDB パーティション分割コレクションの最小スループット レベルが 75% 低下
2,500 RU/秒という低スループット レベルで DocumentDB パーティション分割コレクションを作成できるようになりました。この変更により、DocumentDB パーティション分割コレクションのスケーリングを活用したい場合に、以前の最小プロビジョニング済みスループット (10,000 RU/秒) と比べてコストを 75% 削減できるようになりました。

詳細については、DocumentDB のパフォーマンス レベルに関する Web ページをご覧ください。

Microsoft Azure Information Protection の Scoped Policies、Office 以外のファイルの CLP の一般提供

データの分類や保護に関してさまざまなニーズを抱える企業のお客様をサポートするために、12 月 7 日に Azure Information Protection の新機能のパブリック プレビューが発表されました。そして今回はこれらの新機能の一般提供が開始され、完全にサポートされるようになりました。今回発表された新機能は以下のとおりです。

  • Scoped Policies: 企業のお客様が特定のグループや部門に固有の分類/保護ポリシーを定義できます。
  • 単一の統合アプリケーション: ユーザーが 1 つのツールでドキュメントの分類、ラベル付け、保護、共有、追跡、取り消しを行うことができます。
  • 保護されたファイル向けのビューアー (更新): 保護されたファイルには、SharePoint からダウンロードした PDF も含まれます。
  • Office 以外のファイルへの手動によるラベル付けと保護
  • PowerShell を使用した保管中のデータの一括分類と保護
  • 新しいコラボレーション機能: 他社のグループや特定の企業のユーザーとの安全な共有が可能です。

今回の更新内容の詳細と関連資料へのリンクについては、こちらの Azure Information Protection ブログ (英語) をご覧ください。

Azure Storage の大規模ブロック BLOB の一般提供

Azure Storage の大規模ブロック BLOB の一般提供を開始

大規模ブロック BLOB の一般提供が開始され、最大ファイル サイズが 195 GB から 4.77 TB に引き上げられました。このブロック BLOB は現在すべての Azure リージョンの既存の Blob Storage または汎用ストレージ アカウントに適用されています。詳細については、こちらの Azure ブログ記事をご覧ください。

Managed Disk の一般提供

Azure Managed Disk の一般提供を開始
このたび、Azure Managed Disk の一般提供が開始されました。この新機能を利用することで、VM ディスクの管理が非常に簡単になります。Managed Disk では、お客様が必要なディスクの種類 (Standard または Premium) とディスク サイズを指定するだけで、Azure によってディスクの作成と管理が行われます。さらに、Managed Disk では VM Scale Sets (VMSS) の高度な機能を利用できます。これには、データ ドライブがアタッチされたスケール セットを定義する機能や、Azure プラットフォームや Azure Marketplace のイメージから最大 1,000 台の VM を含むスケール セットを作成する機能が含まれます。

Managed Disk のメリットは以下のとおりです。

  1. 管理: Managed Disk は、トップレベルのリソースとして表示されます (VM と同様)。お客様は日常的な VM やスケール セットのストレージ アカウントの管理作業から解放されるほか、ストレージ アカウントの制限を撤廃できます。Managed Disk は、ある時点の「スナップショット (英語)」としてバックアップできます。
  2. スケール: VM のスケールアップに伴うストレージ アカウントの制限を気にすることなく、ワークロードに合わせてシームレスにスケーリングできます。Managed Disk を使用することで、カスタム「イメージ (英語)」からの大規模なデプロイメントが大幅に簡素化されます。
  3. セキュリティ: Managed Disk では、お客様が論理リソースを操作することになるため、物理ディスクへの直接アクセスが制限されます。また、VM と同様に、Managed Disk の RBAC ポリシーを定義することもできます。さらに、Managed Disk と、お客様またはマイクロソフトが管理するキーを使用して、VM の保管中のデータを暗号化することができます。

一般提供開始時には、Azure リージョンの大部分でご利用いただけるようになります。その他の Azure リージョンにも近日中に追加される予定です。

参考情報

  1. Managed Disk の詳細に関するブログ記事 (英語)
  2. 既存の Azure Resource Manager (ARM) VM Azure Managed Disks に移行する方法 (英語)
  3. Managed Disk の価格情報 (英語)

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