エンタープライズ統合の重要なマイルストーン: Microsoft BizTalk Server 2016 のリリース


執筆者: Frank Weigel (Principal Director, Program Management)

このポストは、10 月 27 日に投稿された An important milestone in enterprise integration – launch of Microsoft BizTalk Server 2016 の翻訳です。

 

このたび、Microsoft BizTalk Server 2016 (英語) がリリースされました。今回は重要なマイルストーンとも言えるリリースで、オンプレミス アプリケーション統合機能がさらに強化されたほか、ビジネスに適したクラウド アプリケーションを導入する際の柔軟性と制御性を提供できるようになりました。どの企業もアプリケーション、データ、サービスが急増する中でデジタル改革を進めています。アプリケーションをクラウドとオンプレミスのどちらで実行する場合でも、複数のアプリケーションを柔軟かつシームレスに接続してデータを有効活用し、ビジネス プロセスを自動化する必要があります。

数か月前、包括的なハイブリッド統合プラットフォームを構築する取り組みを行っていることをご紹介したとおり、マイクロソフトは現在真のハイブリッド統合プラットフォームを提供している唯一のベンダーであり、オンプレミスやクラウド ネイティブのアプリケーションへの接続を検討しているお客様とパートナー様に一貫したエクスペリエンスを提供しています。この一貫したエクスペリエンスを実現できるのが Microsoft BizTalk Server (英語) であり、マイクロソフトのビジョンの基盤となるのが Azure Logic Apps です。

BizTalk Server 2016 にアップグレードするメリット

BizTalk Server 2016 では、お客様がミッションクリティカルなビジネス プロセスを自動化し、最新のファーストパーティ製プラットフォームのサポートを活用できます。また、BizTalk 管理コンソールの新機能も追加されました。さらに今回から、デジタル改革の過程でハイブリッド アプローチを採用し、SaaS アプリケーションに接続するか、BizTalk Server を Azure 上で実行して運用環境でフルサポートを活用するかをお客様が柔軟に選択できるようになりました。以下に主な機能をご紹介します。

  • ハイブリッド接続: BizTalk Server 2016 では、Azure Logic Apps アダプターを利用してクラウド ネイティブ アプリケーションや Web およびモバイルのバックエンド システム、カスタム アプリケーションに接続できます。Azure Logic Apps アダプターは、構築済みかつ事前設定不要のコネクタを使用し、多数の SaaS アプリケーションを迅速に統合するブリッジです。このアダプターは、パートナーやベンダー間でクラウドのエンタープライズ メッセージングを使用し、マイクロソフトのクラウドを活用してお客様による総合的な統合ソリューションの構築を支援します。今後お客様は、Functions、Cognitive Services、Machine Learning などの Azure サービスを活用して、自社のデータに関する実用的なインテリジェンスを入手し、十分な情報に基づいてビジネス上の意思決定を行うことができます。
  • 統合: Windows Server 2016、Visual Studio 2015、SQL Server 2016、Office 2016 などの最新のマイクロソフト製品との統合が可能です。最新のマイクロソフト製品やサービスとのトップクラスの統合エクスペリエンスを活用して、BizTalk Server 2016 によるシームレスな統合を実現します。
  • SQL Server 2016 Always On 可用性グループ: Azure とオンプレミスの両方のソリューションの高可用性を提供します。従来のログ配布メカニズムが自動化により高速かつ適切に強化され、高可用性と災害復旧を実現します。

今回の BizTalk Server のリリースでは、既に多くのお客様がハイブリッド クラウドのメリットを実感されています。カスタム ソフトウェア開発会社の Generalsoft Corporation の CIO を務める Abid Nasim 氏は、次のように述べています。「すべての統合の移行が完了し、現在は回帰テストを実行しています。Logic Apps アダプターは驚くほど可能性を秘めています。今回のリリースは BizTalk 2006 R2 以来、最も優れた BizTalk ではないでしょうか」。

Macaw (Macaw Business Solutions の事業部門) でプリンシパル コンサルタントを務める Steef-Jan Wiggers 氏は、BizTalk Server 2016 について次のように述べています。「BizTalk Server 2016 では、企業のあらゆる場所のアプリケーション、データ、ビジネス プロセスとの通信が可能になるほか、優れた機能や接続オプションが数多く提供されます」。

お客様やパートナーの皆様には、BizTalk Server をハイブリッド クラウド界の代表的なエンタープライズ統合製品へと進化させるためにたくさんのご協力をいただき、心から感謝しております。マイクロソフトの統合製品を活用したハイブリッド クラウド エクスペリエンスのその他の成功事例に関しては、マイクロソフトのゴールド パートナーである Mexia のブログ記事 (英語) をご覧ください。

マイクロソフトは、ハイブリッド統合プラットフォームによって総合的なソリューション構築を支えることで、お客様のデジタル改革を支援します。BizTalk Server 2016 の画期的な新機能の詳細については、こちらのページ (英語) をご覧ください。また、マイクロソフトのゴールド パートナー Codit のブログ記事 (英語) も併せてご確認ください。皆様からのたくさんのご意見をお待ちしております。

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