MS クラウド ニュースまとめ - IoT Hub GA, Virtual Machine Dv2値下げ,Key Vault GA, PowerBIの強化、他 (2016/02/03)

このポストは、2016 年 2 月 3 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for February 3, 2016 の翻訳です。

こちらのブログでは、クラウド プラットフォーム チームが進める一連の新しい更新をまとめて紹介します。

マイクロソフトは、現在の "モバイル ファースト、クラウド ファースト" の世界で、エンタープライズでのクラウド文化の採用を可能にするテクノロジとツールを提供します。当社の差別化されたイノベーション、包括的モバイル ソリューション、および開発者ツールが、クラウド ファースト時代の真の可能性を実現する上で、すべてのお客様を支援します。

クラウドでの迅速なイノベーションを期待されるお客様にお応えして、マイクロソフトは幅広いクラウド プラットフォーム製品ポートフォリオを提供しています。お客様に最新情報を提供するため、以下の一覧に当社の最新リリースをまとめました。ま MS クラウド ニュースまとめ - Azure Automation DSC GA, Site Recovery VMware to Azure GA, Intune 1月の更 ...た、より多くの情報を必要とされるお客様のために、詳細情報へのリンクも示しています。今回の更新内容は次のとおりです。

  • OMS の Linux VM 用拡張機能のパブリック プレビュー (拡張機能のみ)
  • Azure IoT Hub: 一般提供の開始に伴い値上げを発表
  • Azure Premium Storage の一般提供地域を追加: 東アジアおよびオーストラリア SE – MEL
  • Azure Site Recovery の一般提供を米国政府機関向けに開始
  • Dv2 の値下げを発表
  • Key Vault の一般提供を開始
  • Troux および Azure Search 用の Power BI コンテンツ パックの一般提供を開始 (2 月)
  • Power BI の Web 公開機能を発表
  • Power BI Gateway - Enterprise の一般提供を開始
  • iOS および Android 用 Power BI モバイル アプリの更新プログラムの一般提供を開始
  • Windows 10 用 Power BI ユニバーサル アプリの一般提供を開始
  • SQL Server 2016 CTP 3.3 をリリース
  • D シリーズの Virtual Machines および Cloud Services の一般提供を米国政府機関向けに開始
  • Visual Studio Code の Apache Cordova 用拡張機能のパブリック プレビュー
  • Visual Studio Dev Essentials: Azure クレジットの一般提供を開始
  • Visual Studio Dev Essentials: Xamarin University の一般提供を開始

OMS の Linux VM 用拡張機能のパブリック プレビュー (拡張機能のみ)

非常に大規模な展開、特にそれらがクラウドに配置されている場合には、オンボーディングを容易にできることが重要になります。このたび Azure では、Operations Management Suite の Linux マシン用拡張機能を提供することになりました。この機能により、Azure ユーザーは、Azure 管理ポータルからログ分析サービスへのオンボーディングを簡単に行えるようになります。Microsoft Operations Management Suite では、クラウド環境やオンプレミス環境で Windows または Linux を使用して、物理マシン/仮想マシンを問わずログ分析機能や自動化機能を利用することにより、シームレスな IT 運用を実現できます。今回のパブリック プレビューでは、この機能が Microsoft Operations Management Suite に含まれるようになりました。

Azure IoT Hub: 一般提供の開始に伴い値上げを発表

Microsoft Azure IoT Hub の一般提供が 2016 年 2 月 3 日に開始されました。

Microsoft Azure IoT Hub は、デバイスに対してコマンドの接続、プロビジョニング、監視、更新、および送信をセキュリティで保護された方法で行うための機能を提供します。Azure IoT Hub を使用すると、幅広いオペレーティング システムやプロトコルで稼働している何百万件ものモノのインターネット (IoT) 資産を制御できるので、IoT プロジェクトを迅速に立ち上げることができます。

Azure IoT Hub により、企業は次のことが可能になります。

  • 断続的に接続される場合でも、IoT 資産との信頼できる双方向通信を確立することで、受信したテレメトリ データを分析し、必要に応じてコマンドや通知を送信する。
  • デバイスとの通信に、適切な資格情報を使用したデバイスごとの認証を利用することで、IoT ソリューションのセキュリティを強化する。
  • 必要に応じて、特定のデバイスへのアクセス権を取り消すことで、システムの整合性を維持する。
  • デバイスの接続を監視し、セキュリティの脅威や運用上の問題を早急に発見する。
  • 一般的なプロトコル (HTTP、AMQP、WebSocket による AMPQ、MQTT など) を使用する。

Azure IoT Hub は、スタンドアロン サービスとして利用することも、Microsoft Azure IoT Suite で使用するサービスの一部として利用することもできます。

一般提供価格は、2016 年 4 月 1 日から有効になります。Azure IoT Hub の詳細と価格については、価格に関するページを参照してください。

Azure Premium Storage の一般提供地域を追加: 東アジアおよびオーストラリア SE – MEL

Azure Premium Storage の一般提供を新たな地域で開始しました。

Azure Premium Storage は、I/O 集中型のワークロードをサポートするために設計された、ソリッドステート ドライブ (SSD) ベースのストレージ ソリューションです。Premium Storage では、1 台の仮想マシン (VM) につき最大 64 TB の永続ストレージを追加できます。VM あたり 80,000 を超える IOPS が実現され、読み取り操作における待機時間が大幅に短縮されます。

サービス レベル アグリーメント (SLA) で 99.9% の可用性を保証する Premium Storage は、以前発表した地域のほかに、東アジアおよびオーストラリア南東部でもご利用いただけるようになりました。

詳細については、Premium Storage のページを参照してください。

Azure Site Recovery の一般提供を米国政府機関向けに開始

Azure Site Recovery の一般提供を開始しました。

Site Recovery

Azure Site Recovery は、障害復旧のためのシンプルな機能をすべて備えているほか、ユーザーの物理および仮想環境の自動化された保護とレプリケーション機能を提供します。Site Recovery の重要な利点には次のようなものがあります。

  • 物理インフラストラクチャおよび仮想インフラストラクチャ (Hyper-V、VMware など) で実行されている重要なアプリケーションを迅速に保護できます。
  • オンプレミス アプリケーションの Azure へのレプリケーションとフェールオーバーを構成することで、復旧用にセカンダリ データセンターを構築して管理する必要がなくなります。これにより、コストを削減し、コンピューティング料金のみを従量課金制で支払うことができます。
  • 手動での構成を不要にするスクリプトの挿入機能と指定済みのスタートアップ順序によって、多層アプリケーションの検出とステージングを行い、それらをグループとして復元できます。
  • 運用仮想マシンや復旧用仮想マシンに一切影響を与えずに、定期的に DR ドリルとテストを実行できます。
  • サイトで障害が発生した場合でも、サービスの復旧をセキュリティで保護された方法で順序どおり実行できます。
  • リモートからの正常性の監視と拡張性によって継続的な可視性が得られます。

Azure Backup の一部としての Site Recovery の追加と障害復旧機能によって、政府機関は、セキュリティの厳格な規定や要件を満たすことができるだけでなく、ハイブリッド クラウドの目標も達成できます。マイクロソフトでは、Azure Storage やセカンダリ データセンターへの物理 Linux マシンと VMware Linux VM のレプリケーション シナリオを実現することにより、今後も新たな更新プログラムを提供する予定です。

このサービスによりデータ センターの拡張と保護を行い、ハイブリッド クラウドを実現する方法については、「Site Recovery documentation」 (英語) を参照してください。

展開シナリオ、ワークロードに関するガイダンス、および機能/要件の詳細については、「Site Recovery とは」を参照してください。

ベスト プラクティスの詳細については、「Azure Site Recovery のデプロイの準備」を参照してください。

Dv2 の値下げを発表

2016 年 2 月初旬に、Azure Virtual Machines および Azure Cloud Services の Dv2 シリーズの価格が、インスタンスおよびオペレーティング システムに応じて 10 ~ 17% 引き下げられます。Dv2 シリーズは、人気の高い D シリーズ VM の最新バージョンであり、D シリーズよりも平均して 35% 高速の CPU を搭載し、Intel Xeon (Haswell) E5 プロセッサをベースとしています。今回の値下げは、Azure の各リージョン (オーストラリア東部、オーストラリア南東部、米国中部、東アジア、米国東部、米国東部 2、東日本、米国中北部、北ヨーロッパ、米国中南部、東南アジア、西ヨーロッパ、および米国西部) で行われます。

詳細については、こちらのブログ記事 (英語) を参照してください。

Key Vault の一般提供を開始

Azure Key Vault の一般提供が開始されました。

Key Vault

Azure Key Vault を使用する政府機関は、クラウド アプリケーションやサービスで使用される暗号化キーとシークレットを保護して、データ保護とコンプライアンスを強化できます。

  • クラウドで行政データの保護を強化するには、セキュリティで保護されたキー管理が不可欠です。
  • ハードウェア セキュリティ モジュール (HSM) で保護されたパスワードなどのキーや短いシークレットを保存できます。
  • 安心感を高めたい場合には、FIPS 140-2 レベル 2 規格の認証を受けた HSM (ハードウェアおよびファームウェア) にキーを保存できます。
  • Key Vault は、マイクロソフトがお客様のキーを確認したり抽出したりすることのないように設計されています。
  • クラウド規模とグローバルな冗長性により、待機時間を短縮できます。
  • クラウド アプリケーションのシークレット (パスワード、接続文字列、ストレージ アカウント キー、SSL 証明書など) を保護し、それらがソース コード ファイルや構成ファイルの拡散によって漏えいするリスクを低減できます。

Key Vault を使用すると、HSM とキー管理ソフトウェアのプロビジョニング、構成、パッチ適用、メンテナンスが不要になります。お客様がすべてを管理し続けたままで、マイクロソフトが実際の処理を実行します。

  • 新しい資格情報コンテナーとキーを数分でプロビジョニング (または自社の HSM からキーをインポート) して、キー、シークレット、ポリシーを一元管理できます。
  • キーを管理し続けることができます。お客様は、自社のアプリケーションとサード パーティ製アプリケーションが必要に応じてキーを使用できるようにアクセス許可を付与するだけで済みます。
  • アプリケーションがキーに直接アクセスすることはありません。
  • 開発者は、開発やテストに使用するキーを容易に管理でき、セキュリティで保護された操作によって管理される運用キーにシームレスに移行できます。

Key Vault では、お客様の重要なマイクロソフト ファースト パーティ サービスのほか、より高い安心感が求められるサード パーティ サービスや、Azure でホストされるお客様独自のカスタム基幹業務 (LOB) アプリケーションで使用するキーとシークレットを一元管理できます。たとえば、次のようなことが可能になります。

  • Key Vault で、透過的なデータ暗号化 (TDE) を使用して SQL Server のマスター キーを保存する。
  • クライアント側のストレージ SDK で、Key Vault に保存した暗号化キーを使用してデータを暗号化する。

Standard レベルと Premium レベルがあります。HSM で保護されたキーは、Premium レベルでのみサポートされています。

Key Vault を使用して実行できる処理のその他の例については、「Azure Key Vault とは」を参照してください。

新しい Key Vault のコマンドレットを使用して PowerShell を更新する方法の概要とリンクについては、「Azure Key Vault の概要」を参照してください。

Troux および Azure Search 用の Power BI コンテンツ パックの一般提供を開始 (2 月)

Power BI では、これまでどおりユーザーによるデータの接続を簡素化し、Power BI エクスペリエンスの一部として一般的なサービスに対応した構築済みソリューションを提供します。今月は、Azure Search (英語) および Troux (英語) 用のコンテンツ パックが追加されました。

Azure Search for Power BI (英語) を使用すると、Azure Search サービスへのトラフィックを監視して把握することができます。Azure Search 用の Power BI コンテンツ パックは、検索、インデックス、サービスの統計情報、待機時間などの検索データに関する詳細な洞察を提供します。Power BI は、お客様の Azure Search 分析ストレージに簡単に接続できます。分析には過去 30 日間の指標が含まれ、確認することができます。

Troux (英語) を使用すると、企業はテクノロジ投資を管理して、リスクを最小限に抑えながら最大の効果を得ることができます。Troux 用の Power BI コンテンツ パックによって、現在のシステムのアプリケーション、テクノロジ、機能のほか、経時的な分析を視覚化できるようになります。

上記のサポートされているサービスのご契約者様は、すぐに Power BI からご自分のアカウントに接続して、あらかじめ作成されているライブ ダッシュボードや対話型レポートを通じてデータをご覧いただけます。それにより、これまで以上に簡単にデータの視覚化と分析を始められるようになります。詳細については、Power BI ブログ (英語) を参照してください。

Power BI の Web 公開機能を発表

このたび、Microsoft Power BI が誇る新機能である Web 公開機能のパブリック プレビューを発表いたします。Microsoft Power BI の Web 公開機能を使用すると、対話型のデータ視覚エフェクトによって数分で説得力のある記事を作成できるようになります。

  • Power BI の対話型の視覚エフェクトをご自分のブログや Web サイトに簡単に埋め込んだり、電子メールやソーシャル メディアによる通信を利用して魅力的なビジュアルを共有したりできます。
  • デバイスや場所を問わず、何百万人ものユーザーに発信することができます。
  • ビジュアルの編集、更新、共有解除などの操作を簡単に実行できます。

業界での実際の利用状況や参考例、ビデオ、デモ、関連するブログ記事が、公開されています (英語)。

Power BI Gateway - Enterprise の一般提供を開始

エンタープライズ展開向けの Microsoft Power BI Gateway の一般提供が開始されました。

Power BI Gateway を使用すると、オンプレミスのデータ ソースに接続して、データを最新の状態に維持できます。Power BI Gateway は、個人のニーズや組織のニーズを満たすために必要な柔軟性をもたらします。個人向けの Power BI Gateway は、個人用データ セットの処理を目的として設計されているため、ユーザーは IT 管理者がいなくても、各自のオンプレミス データをすばやく更新できます。このたび、この既に提供されている個人向けの Power BI Gateway に加えて、エンタープライズ展開向けの Power BI Gateway をリリースすることになりました。Power BI Gateway - Enterprise を使用することで、組織は多数のユーザーにサービスを提供できるようになります。

今回のリリースの詳細については Power BI ブログ (英語) を参照してください。また、Power BI Gateway の詳細とダウンロードについては、こちら (英語) を参照してください。

iOS および Android 用 Power BI モバイル アプリの更新プログラムの一般提供を開始

今回の大規模な更新プログラムでは、Power BI のモバイル エクスペリエンスをより洗練された、高速な、楽しいものにするための、重要な機能強化が行われています。

追加された機能には、リアルタイム データ、R タイル、Bing ダッシュボード、およびデータの使用に関するいくつかの機能向上などがあります。

これらの新機能および機能向上はすべて、2015 年末に発表された Windows 10 Mobile 用 Power BI アプリで既に提供されていますが、このたび、新たに iOS と Android 用にも提供が開始されました。

今回の更新プログラムの詳細については、Power BI ブログ (英語) を参照してください。

Windows 10 用 Power BI ユニバーサル アプリの一般提供を開始

Windows 10 用 Power BI アプリが、PC、タブレット、およびスマートフォンにインストールして実行できる Windows 10 ユニバーサル アプリとして提供されます。

Windows 10 用 Power BI ユニバーサル アプリにより、Power BI を使用するときのタッチ操作が最適化されます。このアプリを使用すれば、外出先でも簡単にデータに接続できるようになります。Windows 10 ユニバーサル アプリとしてのすばらしい利点は、スマートフォンやタブレットのような画面の小さなデバイスから Microsoft Surface Hub までのさまざまなフォーム ファクターで、Power BI の表示が大幅に向上することです。Windows Phone の Continuum もサポートされます。

SQL Server 2016 CTP 3.3 をリリース

SQL Server 2016 Community Technology Preview (CTP) 3.3 (英語) が、今週リリースされました。マイクロソフトの早期プレビュー モデルの一部である SQL Server 2016 CTP 3.3 ではいくつかの機能が強化されており、お客様にそれらの機能を SQL Server 2016 開発/テスト環境でお試しいただけます。SQL Server 2016 CTP 3.3 では、Stretch Database、インメモリ OLTP、Analysis Services の DirectQuery モデル、Reporting Services の Web ポータルなどの領域が強化されています。

今すぐ SQL Server 2016 CTP プレビュー版のテスト環境のセットアップについてご確認ください。また、SQL Server 2016 および新しい早期リリース モデルの優れた新機能を体験していただくために、プレビュー版をダウンロードするか Microsoft Azure の仮想マシンを使用してプレビュー版をお試しになり、それらの最新イノベーションがビジネスにもたらす効果について評価してください。

D シリーズの Virtual Machines および Cloud Services の一般提供を米国政府機関向けに開始

D シリーズの Azure Virtual Machines、Azure Cloud Services、および Web /worker ロールの一般提供を開始しました。

Virtual Machines

このたび、Azure Virtual Machines および Web/worker ロール用に新シリーズの仮想マシン (VM) サイズが追加されたことで、米国政府機関に対するサポートが拡大されました。これらの D シリーズのサイズは、最大 112 GB のメモリと、A シリーズの VM サイズよりも (A1 ~ A7 の VM サイズと比較して) 約 60% 高速のコンピューティング能力を備えています。さらに、これらのサイズには、最大 800 GB のローカル ソリッド ステート ドライブ (SSD) が用意されており、超高速の読み取り/書き込みが可能になります。

新しいサイズには、高い処理能力と高速のローカル ディスク I/O を必要とするワークロードを実行できる、最適な構成が用意されています。また、これらのサイズは、Virtual Machines と Azure Cloud Services の両方に提供されます。

米国政府の要件を満たすため、今回の拡大されたサポートでは、すべての顧客データ、アプリケーション、およびハードウェアが米国本土内で保管されることになります。

Visual Studio Code の Apache Cordova 用拡張機能のパブリック プレビュー

このたび、人気の高い軽量のテキスト エディターを使用して Cordova アプリを構築、デバッグ、プレビューするための新機能を発表いたします。

この拡張機能を使用すると、ハイブリッド アプリのデバッグ、コマンド パレットでの Cordova 固有のコマンドの検索、IntelliSense によるオブジェクト、関数、パラメーターの参照などを実行できます。また、Apache Cordova フレームワークとダウンストリーム フレームワーク (IonicOnsenPhoneGapSAP Fiori Mobile Client など) の両方の "ストック" バージョンも利用できます。これらはすべて同じ Cordova ビルド システムとコア ランタイムを使用するため、TACO 拡張機能を任意で JavaScript フレームワークに適応させることができます。

実際には、Visual Studio IDE の完全版で作成したプロジェクト上で Visual Studio Code を利用することもできます。たとえば、Windows マシン上の Visual Studio で Ionic テンプレートを使用して Cordova プロジェクトを作成し、それを Visual Studio Code を使用して OS X や Linux マシンで開き、編集してから、Visual Studio IDE で作業を続けるということも可能です。どのエディターを選択しても、デバッグ、IntelliSense、および言語サポートの優れた利点をすべて活用できます。これは、非常にすばらしいことです。

現在、Visual Studio Code と Cordova ツールの組み合わせでは、Android および iOS用のエミュレーター、シミュレーター、およびテザリングされたデバイス上のデバッグ アプリがサポートされています。皆様からのご要望があれば (Twitter で確認してください)、Windows サポートも今後提供される予定です。また、デバイス上で既に実行されているアプリにデバッガーをアタッチすることもできます。デバッガーは、単純にアプリケーション ID を使用して実行されているインスタンスを検索します。

Visual Studio Dev Essentials: Azure クレジットの一般提供を開始

Visual Studio Dev Essentials のメンバーは、クラウドの機能を自由に利用できます。Azure の統合ツール、既成のテンプレート、および管理されたサービスを、現在のスキルや馴染みのあるテクノロジと共に活用することによって、エンタープライズ、モバイル、Web、モノのインターネット (IoT) のアプリを簡単かつ迅速に構築して管理できます。

クレジットは、人気の高い Azure サービス (Virtual Machines、Web Apps、Cloud Services、Mobile Services、Storage、SQL Database、Content Delivery Network、HDInsight、Media Services など) で使用できます。これらのサービスのすべての価格で従量課金制を採用しており、料金計算ツールでご確認いただけます。

月々 25 ドルで次のようなことが可能になります。

  • Standard Edition の S0 の Azure SQL Database を 1 つプロビジョニングして使用する
  • D2 の Windows 仮想マシン 1 台を 95 時間使用する
  • A3 の Hadoop Insight Cluster を使用して、ビッグデータの分析を 24 時間行う
  • D11 の Linux 仮想マシン 5 台を 24 時間実行する

ぜひ、今すぐ 25 ドルの月額クレジットをアクティブ化してください。

Visual Studio Dev Essentials: Xamarin University の一般提供を開始

このたび、Visual Studio Dev Essentials のメンバーは、Xamarin University モバイル トレーニングにアクセスできるようになりました。この特典により、Dev Essentials のメンバーは、Xamarin University の Xamarin Mobile Fundamentals コースのクラスの録画や資料を利用できます。

最初のコースのラインアップには、次のような講義とすべての関連資料 (対話型のラボ プロジェクトなど) が含まれています。

  • iOS 101 および 102 の概要
  • Android 101 および 102 の概要
  • Xamarin.Forms の概要
  • 業界の指導者による 2 つの特別講義 (Azure Mobile Services、および Prism の概要)

ぜひ、今すぐ Visual Studio Dev Essentials から Xamarin University モバイル トレーニングをアクティブ化してください。

詳細については、こちら (英語) を参照してください。