クラウド プラットフォーム リリースのお知らせ 2015 年 11 月 11 日


このポストは、11 月 11 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for November 11, 2015 の翻訳です。

こちらのブログでは、クラウド プラットフォーム チームが進める一連の新しい更新をまとめて紹介します。


マイクロソフトは、現在の "モバイル ファースト、クラウド ファースト" の世界で、エンタープライズでのクラウド文化の採用を可能にするテクノロジとツールを提供します。当社の差別化されたイノベーション、包括的モバイル ソリューション、および開発者ツールが、クラウド ファースト時代の真の可能性を実現するうえで、すべてのお客様を支援します。

クラウドでの迅速なイノベーションを期待されるお客様にお応えして、マイクロソフトは幅広いクラウド プラットフォーム製品ポートフォリオを提供しています。お客様に最新情報を提供するため、以下の一覧に当社の最新リリースをまとめました。また、より多くの情報を必要とされるお客様のために、詳細情報へのリンクも示しています。今回の更新内容は次のとおりです。

  • マイクロソフトと Red Hat の戦略的パートナーシップのお知らせ
  • VM Scale Set のパブリック プレビューの発表
  • OMS ログ分析 Linux 管理のパブリック プレビュー
  • Azure Premium Storage の一般提供地域を追加: 米国東部
  • Azure SQL Database の脅威検出のパブリック プレビューをリリース
  • Power BI コンテンツ パック SparkPost および Application Insights の一般提供開始
  • Azure Machine Learning Multi-Geo を発表: 東南アジアおよび西ヨーロッパ

マイクロソフトと Red Hat の戦略的パートナーシップのお知らせ

2015 年 11 月 4 日、マイクロソフトと Red Hat は、戦略的パートナーシップを発表しました。これによって、ハイブリッド クラウド全体にわたるエンタープライズグレードのクラウド エクスペリエンスにおいて比類のない選択肢と柔軟性を提供するという当社の取り組みが強化されます。詳細については、マイクロソフト公式ブログの Scott Guthrie の記事 をご覧ください。

VM Scale Set のパブリック プレビューの発表

VM Scale Set は、同一構成の VM グループの展開および管理を可能にする新しい計算リソースであり、ハイパースケール アプリケーション向けに拡張性に優れ、カスタマイズ可能な計算レイヤーを提供します。VM Scale Set は、リソース グループ モデルを基盤としており、Windows および Linux のプラットフォーム イメージのほか、カスタム イメージおよび拡張もサポートします。VM Scale Set は、1 つのスケール セット内のすべての VM が同一に構成され、真の自動スケールをサポートするように設計されています。VM を事前にプロビジョニングする必要はありません。また、ロード バランサー、ネットワーク セキュリティ グループなどのネットワーキング機能と統合されているため、NAT ルールの構成や、VM への接続および負荷分散が容易になります。

OMS ログ分析 Linux 管理のパブリック プレビュー

Microsoft Operations Management Suite (OMS) は、ワークロードが Windows Server ベースであるか Linux ベースであるかに関係なく、ビジネスで求められるサービス アジリティと保護を実現します。OMS Linux データ コレクターの一般提供が本日より開始されていますが、そのコードはオープン ソースとなっています。このコレクターは、ベアメタルの、つまり、クラウドに展開されたホスト上の VM と連動し、数回クリックするだけで、Linux ホストをシステムに搭載できます。収集するログを指定でき、Nagios および Zabbix からのアラートを取り込めます。自分のコンピューター データから、対応可能な分析を導き出す能力が高まり、問題をより迅速に解決できます。Windows Server および Linux ホストで今すぐお試しください。こちらからご利用いただけます。

詳細については、Hybrid Cloud IT Management のブログ (英語) をご覧ください。

Azure Premium Storage の一般提供地域を追加: 米国東部

価格表 | Storage Web ページ

Azure Premium Storage は、I/O の負荷が高いワークロードをサポートするため考案された、ソリッドステート ドライブ (SSD) ベースのストレージ ソリューションです。Premium Storage により、1 つの仮想マシン (VM) につき 32 TB までの永続ストレージを追加できます。VM あたり 64,000 を超える IOPS を実現でき、読み取り操作の待機時間はきわめて低くなっています。

99.9 パーセントの可用性でサービス レベル アグリーメント (SLA) を提供する Premium Storage は、以前発表した地域に加え、米国中部 - DM および北ヨーロッパ - DB 地域でも利用できるようになりました。Premium Storage の詳細については、こちらをご覧ください。

Azure SQL Database の脅威検出のパブリック プレビューをリリース

今週、Azure SQL Database の脅威検出 (英語) のプレビューを公開したことをお知らせでき、うれしく思っています。Azure SQL Database の脅威検出は、SQL インジェクション攻撃など、よくある脅威をうかがわせる異常なデータベース アクティビティを検出することで、お客様のデータに対して新たな保護層を提供します。

この機能の導入により、潜在的な脅威をその発生と同時に検出して対応できるようになります。ユーザーは、SQL Database 監査を使用して、そのイベントが、データベース内のデータへのアクセス、セキュリティ侵害、あるいは悪用しようとした結果かどうかを判断することで、潜在的な脅威を直ちに調査できます。

Azure SQL Database の脅威検出には、次のメリットがあります。

  • Azure ポータルを介した SQL 脅威検出ポリシーのシンプルな構成
  • 潜在的な SQL インジェクション イベントを示す疑わしいデータベース クエリを検出した場合の明確な電子メール アラート
  • Azure ポータルまたは構成済み Excel テンプレートを使用したイベント発生前後の監査ログの調査機能
  • データベース プロシージャやアプリケーション コードの変更が不要

脅威検出は、データ保護、アクセス制御、およびデータベース アクティビティの監視を提供するいくつかの Azure SQL Database のセキュリティ機能 (英語) の 1 つです。これらの機能が組み合わさって、Azure におけるアプリケーションおよびデータに対する包括的セキュリティ ソリューションが提供されます。

Azure SQL Database の脅威検出の詳細については、Getting Started (英語) ページおよび最新の Channel 9 ビデオ (英語) をご覧ください。

Power BI コンテンツ パック SparkPost および Application Insights の一般提供開始

Power BI は、ユーザーのデータ接続を容易にし、一般のサービス用の既成ソリューションを操作の一環として提供しています。今月は、Application Insights (英語) および SparkPost (英語) 用のコンテンツ パックを追加しました。Visual Studio Application Insights (プレビュー) (英語) では、パフォーマンスの問題をより早く見つけ出し、より迅速にクラッシュを診断し、アプリおよびサービスの 360° ビューにより、ユーザーに関してより詳しい知識を得られます。Power BI コンテンツ パックにより、Application Insights に接続して、最近 30 日間のアプリケーションのユーザー、セッション、およびページ ビューについて、すぐに役立つ指標を考察できます。

SparkPost (英語) は、スケーラブルなクラウド電子メール プラットフォームであり、信頼性の高い、安全で非常に高速な電子メール配信サービスを提供します。既存の SparkPost アカウントで Power BI に接続することで、Power BI SparkPost コンテンツ パックを使用し、あらかじめ組み込まれているダッシュボード、レポート、および選別されたデータ セットにより自分のアクティビティを監視、調査、および視覚化できるようになります。

これら対応サービスのサブスクライバーの皆さまは、Power BI からそれぞれのアカウントに接続することで、あらかじめ組み込まれているライブ ダッシュボードとインタラクティブ レポートによりデータを参照していただけます。データの可視化と分析が、これまで以上に容易になりました。詳細については、Power BI のブログ (英語) をご覧ください。

Azure Machine Learning Multi-Geo を発表: 東南アジアおよび西ヨーロッパ

米国外の Microsoft Azure データセンターにおける Azure Machine Learning の提供開始に向けて一歩前進したことをお知らせでき、うれしく思います。今後は、東南アジア地域 (シンガポール) および西ヨーロッパ地域 (アムステルダム) に設置された Azure データセンターで Azure ML をご利用いただけます。

今までは、Azure ML アセットはすべて米国中南部地域に配置されていましたが、データ ストレージや計算リソースはすべて米国国外に配置しなければならないという規制上の制約のあるお客様にとっては問題になることがありました。さらに、ネットワーク待ち時間および帯域幅の制限も、国際的なお客様には潜在的な障害となっています。これが、当社が追加の地域で Azure ML を利用可能にしようと努力を重ねてきた理由であり、お客様は、Azure ML ソリューションをマイクロソフトの東南アジア データセンターまたは西ヨーロッパ データセンターで展開できるようになります。

この発表の詳細については、当社ブログの最初の発表 (英語) をご覧ください。

マイクロソフトの信頼できるクラウドをヨーロッパに拡大: ヨーロッパでのマイクロソフト クラウド サービスに対する需要の増大に応える新しいオファリングを発表

2015 年 11 月 10 日にロンドンで開催された Future Decoded イベントとそれに続くドイツでのイベントで、サティア・ナデラは、イノベーションおよび経済成長を促し、お客様により多くの選択肢を提供することを目的としたヨーロッパにおける新しい投資をいくつか発表しました。

  • 2015 年 11 月 10 日、2016 年の後半から英国国内の複数の都市のデータセンターから商用クラウド サービスを提供する計画を発表しました。このローカルのマイクロソフト クラウドにより、英国国内のお客様に対するデータ レジデンシーが実現し、政府機関、規制産業、およびその他の企業にワールドクラスの信頼性とパフォーマンスがもたらされます。
  • また、アイルランドのダブリン (北ヨーロッパ地域) およびオランダのミッデンウメール (西ヨーロッパ地域) におけるデータセンターの拡張が完了したことも発表しました。当社のクラウド容量に対するこれらの拡張によって、ヨーロッパ、中東、およびアフリカのお客様からの需要の増大に対応する予定です。この地域的ハブは、広範にわたる数々のマイクロソフト クラウド サービスに対する最も高速な経路を提供することでイノベーションをサポートします。
  • 2015 年 11 月 11 日、2016 年の下半期までにドイツのマクデブルクおよびフランクフルトのデータセンターからマイクロソフト クラウド サービスの提供を開始する予定であることを発表しました。これは、Azure、Office 365 および CRM Online がドイツのデータセンターに展開され、ドイツのデータ管理会社がドイツの法律の下でお客様のデータへのアクセスを管理するという新しい展開モデルです。

国内、地域、どちらのマイクロソフト クラウド サービスを選択いただいても、お客様は、ハイブリッド クラウドにおける当社のリーダーシップおよびそのクラウド プラットフォームが持つ統合された柔軟な特性のメリットを実感していただけます。お客様が、計算リソースの最適化を必要としている場合であっても、あるいは高度な分析、モノのインターネット (IoT) およびビッグ データを目的としたより高いレベルのサービスを彼らのソリューションに統合することを希望している場合でも、マイクロソフトのクラウドはその基盤を提供します。

私たちは、24 の地域に 140 を超える国々にサービスを提供する 100 を超えるデータセンターを設置することで、全世界に他のどのパブリック クラウド プロバイダーよりも多くの場所により多くの選択肢 (パブリック、パートナー、プライベート、ハイブリッド) を提供します。この新しいローカルで地域的オファリングは、マイクロソフトの信頼できるクラウドの特徴である、業界トップレベルのセキュリティ、プライバシー、コントロール、コンプライアンス、透過性を備える予定です。

多くのお客様およびパートナー様からの継続的なフィードバックをお待ちしています。2016 年初めに発表される詳細にご注目ください。

Comments (0)

Skip to main content