クラウド プラットフォーム リリースのお知らせ – 2015 年 10 月 28 日


このポストは、10 月 15 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for October 28, 2015 の翻訳です。

こちらのブログでは、クラウド プラットフォーム チームが進める一連の新しい更新をまとめて紹介します。

マイクロソフトは、現在の “モバイル ファースト、クラウド ファースト” の世界で、エンタープライズでのクラウド文化の採用を可能にするテクノロジとツールを提供します。当社の差別化されたイノベーション、包括的モバイル ソリューション、および開発者ツールが、クラウド ファースト時代の真の可能性を実現するうえで、すべてのお客様を支援します。

クラウドでの迅速なイノベーションを期待されるお客様にお応えして、マイクロソフトは幅広いクラウド プラットフォーム製品ポートフォリオを提供しています。お客様に最新情報を提供するため、以下の一覧に当社の最新リリースをまとめました。また、より多くの情報を必要とされるお客様のために、詳細情報へのリンクも示しています。今回の更新内容は次のとおりです。

  • SQL Server 2016 コミュニティ テクノロジ プレビュー 3.0 のパブリック プレビュー
  • Revolution R の SQL Server 2016 CTP 3.0 への統合
  • Azure SQL Database のインメモリ OLTP およびリアルタイム運用分析のパブリック プレビュー開始
  • Azure Data Lake Analytics および Store のパブリック プレビュー開始
  • Azure Enterprise および Planview Enterprise 用の Power BI コンテンツ パックの一般提供開始
  • Microsoft Intune 10 月のサービスの更新 – Windows 10 EDP
  • Azure ロール ベースのアクセス制御の一般提供開始
  • Azure Resource Health のパブリック プレビュー
  • Python Tools 2.2 Update 1 のパブリック プレビュー
  • Visual Studio 2015、TFS 2015、VS SDK 2015 Update 1 のパブリック プレビュー

SQL Server 2016 コミュニティ テクノロジ プレビュー 3.0 のパブリック プレビュー

SQL Server 2016 コミュニティ テクノロジ プレビュー (CTP) 3.0 は、今週、PASS Summit においてダウンロードを開始します。

来年マイクロソフトは、SQL Server 2016 をリリースします。今まで以上に多くの機能を標準で搭載しているため、追加アドオンの費用がかからず、総所有コスト (TCO) の抑制につながります。6 年連続で「もっとも攻撃を受けにくい」データベースとして評価されている SQL Server は、他のデータベースには真似できないセキュリティを約束します。また、私たちは、最高性能のデータ ウェアハウス、あらゆるデバイスで使用できるエンドツーエンドなモバイル BI を、他社ベンダーや他のツールのほんの何分の 1 かのコストで提供します。さらに、先日の Revolution Analytics の買収による、R との統合で実現する高度な分析でワンランク上の BI を実現します。

2015 年 10 月 28 日、PASS Summit において、マイクロソフトは、Microsoft SQL Server 2016 コミュニティ テクノロジ プレビュー (CTP) 3.0 の一般提供開始を発表しました (英語)。今回一般提供開始の CTP 3.0 には、Always Encrypted、インメモリ OLTP、運用分析、ミッション クリティカル パフォーマンス用の AlwaysOn、PolyBase によるあらゆるデータに対する洞察、R との統合による高度な分析、マイクロソフトの新しい Stretch Database によるハイブリッド機能、Analysis Services テーブル モデルのための SQL Server BI 拡張、Reporting Services での改ページ調整レポートを実現する最新エクスペリエンスなどの多くの機能が組み込まれています。このほかにも、改ページ調整レポート アイテムを Power BI ダッシュボードにタイルとしてピン留めする機能も実現しています。詳細については、CTP 3.0 発表に関するブログ記事 (英語)、SQL Server 2016 CTP 3.0 Engineering のブログ記事 (英語) をご覧ください。

Revolution R の SQL Server 2016 CTP 3.0 への統合

CTP 3.0 には、SQL Server R Services というインデータベースの高度な分析ワークロードが導入されています。SQL Server R Services を使用すると、人気の高いオープン ソースの R 言語を使って、インテリジェント アプリケーションを構築し、ビジネスで新たな価値や洞察を見つけることができます。SQL データベースは、インメモリの Columnar インデックス、インデータベース分析、OLTP、組み込みの並列化 R Services の利用により高度な分析を実行する最適な環境です。

SQL 開発者は、R スキルを習得してインテリジェント アプリケーションを構築できます。また、データ サイエンティストは、SQL データベースの強力なツールの利用により、アプリケーションに予測型の指示的機能を追加することで、価値を創出できます。SQL Server 2016 は、インテリジェント分析とアプリの高速化を可能にする一方、高度な分析をデータの存在する場所で実行することで、複雑性と全体的なコストを低減します。

Azure SQL Database のインメモリ OLTP およびリアルタイム運用分析のパブリック プレビュー開始

組織文化にとってデータが中心的な存在になっていく中で、高性能なビジネス アプリケーションの需要と、データからのリアルタイム インサイト (洞察) の需要が、日々高まっています。ビジネスでは、顧客の増加に応じて動的にスケーリングし、顧客行動、購入パターンを理解し、また、変化する市場のトレンドをうまく取り込むために進化できるアプリケーションが求められています。

また、そうしたアプリケーションに対しては、オンプレミスでもクラウドでも同じように利用できる柔軟性が求められています。このようなニーズに応えるため、私たちは、業界トップクラスのインメモリ、運用分析テクノロジを提供して、トランザクションとクエリのパフォーマンスを効率化しています。

先日、Forrester Research は、『The Forrester Wave™: In-Memory Database Platforms, Q3 2015』において、次のようなコメントとともに、マイクロソフトをリーダーとして位置付けています。「マイクロソフトは、オンライン分析処理 (OLAP)、オンライン トランザクション処理 (OLTP) ワークロードに特化したインメモリ データベースを提供し、Microsoft SQL Server の顧客に対して、実用可能な選択肢を示している。」この Forrester レポートは、「Microsoft SQL Server を実行しているお客様は、このインメモリ オプションを使ってトランザクションと分析の改善を検討してみるべきである。アップグレードは試す価値あり」と述べています。

このたび、Azure SQL Database のインメモリ OLTP およびリアルタイム運用分析のパブリック プレビューにより、Azure への次世代インメモリ テクノロジのリリースを発表します。

Azure SQL Database のインメモリ OLTP およびリアルタイム運用分析プレビューでは、SQL Server 2016 で提供される拡張セキュリティが利用できるため、多くのアプリケーションで、クラウドの高パフォーマンスのメリットを実感できるようになります。

インメモリ OLTP とリアルタイム運用分析機能

私たちは、Azure SQL Database のインメモリ OLTP (英語) により、市場をリードする価値とパフォーマンスの提供を続けながら、お客様のビジネス アプリケーションの処理速度の高速化と、ユーザー数の拡大に合わせたスケール アップ実現のお手伝いをいたします。SQL Server 2014 のインメモリ OLTP では、SamsungDellProgressive などのお客様が、最大 30 倍のトランザクション パフォーマンス向上を達成しています。このテクノロジをクラウドに取り入れることで、お客様は、99.99% の SLA による完全マネージドの Database-as-a-Service でインメモリ OLTP を活用できるようになります。また、SQL Database には、インメモリ OLTP を使ったパフォーマンスの最適化に手軽に取りかかれるよう、組み込みのアドバイザが搭載されています。

運用分析では、ディスク ベースの運用データでインメモリ列ストアを使用して、リアルタイムな洞察を得ることができます。今後は、インメモリ列ストアとインメモリ OLTP を併用することで、同じデータベース内で、画期的なトランザクションと分析パフォーマンスを実現できるようになります。これは、SQL Server 2016 および Azure SQL Database でマイクロソフトだけが提供する独自の機能です。

上記 2 つのインメモリ拡張は、まず、Azure に導入し、クラウド規模で検証した後、検証済みテクノロジとしてクラウドとオンプレミスの両方で出荷する予定です。

開始方法については、Azure.com で Azure SQL Database のインメモリ (英語) をご覧ください。

Azure Data Lake Analytics および Store のパブリック プレビュー開始

今年の 7 月、サトヤ ナデラは、Cortana Analytics Suite (英語) の発表の際に、マイクロソフトのビッグ データとアナリティクスに関する構想の大筋をお伝えしました。これに続く形で、Azure Data Lake Analytics と Store のパブリック プレビューの開始をお知らせします。

  • 以前に、Azure Data Lake として発表された、Azure Data Lake Store (英語) が、10 月 28 日にパブリック プレビューとして提供が始まります。Data Lake Store は、あらゆるサイズ、タイプ、スピードのデータを取り込むことができる単一のレポジトリで、データの増大にともなうアプリケーションへの変更は不要です。ストアでは、HDFS アプリケーションおよびツールからデータにアクセスできます。このため、Data Lake Analytics、HDInsight、Hortonworks、Cloudera、Revolution Analytics Enterprise などのビッグ データ エンジンは、格納データをデータ マイニングして、新たな洞察を可能にします。
  • ビッグ データ処理用の新しい、分散アナリティクス サービス、Azure Data Lake Analytics も、10 月 28 日にパブリック プレビューとして提供が始まります。Azure Data Lake Analytics は、あらゆるサイズのデータを処理するため、動的にスケーリングします。そのため、このサービスを利用すると、ビジネス ロジックだけでなく、分散インフラストラクチャにも注力できます。ジョブが完了すると、自動的にリソースの縮小が行われるため、支払は、使用した処理パワーに対してのみとなります。このため、手軽に開始でき、すでにあるスキルで速やかに生産性を実現できます。なお、本サービスと合わせて、SQL と表現力に優れた C# のシームレスな使用を可能にする、新しいビッグ データ言語、U-SQL が導入されます。

詳細については、Azure Data Lake Store ページ (英語)、または Azure Data Lake Analytics ページをご覧ください。詳細情報のほか、プレビューをお試しいただけます。

Azure Enterprise および Planview Enterprise 用の Power BI コンテンツ パックの一般提供開始

Power BI は、ユーザーのデータ接続を容易にし、一般のサービス用の既成ソリューションを操作の一環として提供しています。今月は、Microsoft Azure Enterprise (英語) と Planview Enterprise (英語) 用のコンテンツ パックを追加しました。

Azure Enterprise (英語) では、Azure の消費データを Power BI に簡単にインポートして分析できます。このデータにより、どの部門、アカウント、あるいはサブスクリプションがもっとも消費しているかを正確に把握できるほか、組織内で一番使われたサービスや、消費や全体的な使用状況の傾向なども把握できます。

Planview Enterprise (英語) では、リソースや作業管理データをまったく新しい方法で視覚化できます。お使いの資格情報でサインインするだけで、これまでのポートフォリオに対する投資や、予算の状態、さらには、プロジェクトと戦略的優先事項との一致具合などを対話形式で考察できます。

これら対応サービスのサブスクライバーの皆さまは、Power BI からそれぞれのアカウントに接続することで、あらかじめ組み込まれているライブ ダッシュボードとインタラクティブ レポートによりデータを参照していただけます。データの可視化と分析が、これまで以上に容易になりました。詳細については、Power BI ブログ (英語) をご覧ください。

Microsoft Intune 10 月のサービス の更新 – Windows 10 EDP

10 月 28 日から 11 月 6 日の間に、Microsoft Intune サービスの更新がリリースされます。今回、サービスの更新の一部として提供される新機能および機能強化には、新しい Windows 10 Enterprise Data Protection (EDP) 構成ポリシー、ユニバーサル Windows アプリの展開機能などがあります。詳細については、Intune ブログ (英語) の最新記事をご覧ください。

Azure ロール ベースのアクセス制御の一般提供開始

今回一般提供開始の Azure ロール ベースのアクセス制御では、Azure リソースの詳細なアクセス管理が可能です。そのため、ユーザーには、それぞれの仕事を実行するのに必要な権限のみを与えることができます。本番環境の Azure ワークロードのアクセスを管理するには、一般提供開始になった RBAC コマンドライン管理ツールをダウンロードするか、Azure 管理ポータル (プレビュー) を使用してください。Azure ロール ベースのアクセス制御は、追加費用なしで、すべての Azure サブスクライバーに提供されます。詳細については、Active Directory のチーム ブログの記事 (英語) をご覧ください。

Azure Resource Health のパブリック プレビュー

Resource Health は、Azure Preview ポータルの新サービスで、問題の根本原因の迅速な特定に役立つ、動作状況を Azure リソース (例: 仮想マシンや Web サイト、SQL データベース) ごとに提供し、根本原因に応じて、サポート チケットの発行オプションといった、すぐに実行できる問題解決のためのガイダンスやツールを提供します。

Python Tools 2.2 Update 1 のパブリック プレビュー

Python Tools for Visual Studio (PTVS) の RC は、PTVS 2.2 の不具合修正で構成されています。

Visual Studio 2015、TFS 2015、VS SDK 2015 Update 1 のパブリック プレビュー
今回のパブリック プレビューは、Visual Studio 2015、Team Foundation Server 2015、Visual Studio SDK 2015 の初めてのアップデートです。Visual Studio の更新プログラムには、不具合の修正と、Visual Studio 製品に対するマイナー アップデートが組み込まれています。パブリック プレビューとして、Update 1 の最終リリースの前に、追加のアップデートがあるかもしれません。

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