AzureConでの発表内容 - Azure を選択する理由


このポストは、10 月 5 日に投稿された Why the Azure Cloud? の翻訳です。

 

先週は Microsoft Azure クラウド プラットフォームにとって非常に重要な 1 週間となりました。マイクロソフトは世界最大規模のクラウド オンライン イベント AzureCon (英語) を開催し、15 万人以上の皆様にご参加いただきました。このイベントでは NASCAR や Jet.com、アラスカ航空、国連開発計画、Rockwell Automation といったさまざまな業種の企業や組織において、最新のインテリジェント クラウドがどのように活用されているかを主にご紹介しました。こちらのビデオ (英語) では、Azure がビジネスの変革にどのように貢献しているのかという点について、お客様から直接いただいたメッセージをご覧いただけます。

AzureCon では、ビッグ データや予測分析、モノのインターネット (IoT)、コンテナー化、マイクロサービス化などの傾向、最新のクラウド インフラストラクチャなどに関するクラウドの今後の展望を紹介し、今日のビジネス環境における可能性を Azure がどのように変革させているかという点に注目してご説明しました。変革に困難が伴うとは限りません。マイクロソフトでは、クラウドのイノベーションをシンプルかつ手頃な価格で実現しながら、独自の価値を最大限にお客様に提供することを目指しています。また、整合性を確保したシームレスなクラウドとオンプレミスの統合、他に類を見ないレベルの製品性能、柔軟な料金設定や業界最高レベルのサポートを通じて、Azure をマイクロソフトのソフトウェア (英語) だけでなく、その他のソフトウェア (英語) の実行もに最適なパブリック クラウドにすることに取り組んでいます。

 

柔軟なクラウド

お客様のクラウドへの移行をサポートするために、マイクロソフトは最適な料金プランと柔軟なオプションを提供できるよう努めています。その一環として、Azure Compute Pre-Purchase Plan を AzureCon の場で発表しました。これは、予測可能なコンピューティング ワークロードを利用するお客様を対象とした新しいプランで、コンピューティング インスタンスを 1 年分事前購入することでコストを最大 63% 削減することができます。一方、大多数のワークロードを Azure に移行する予定であるものの、比較的穏やかなペースで移行したかったり、ペースをあまり予測できない場合は、新たに導入される Azure Compute Option をご利用いただくと、予算面でより柔軟に移行することができます。Azure Compute Option では、Windows Server の年間ライセンスの追加購入と引き換えに、最大 60% 割引料金ですべてのコンピューティング インスタンスを Azure で実行できます。この 2 つのプランの詳細については、こちらのページ (英語) でご確認ください。また先日、ご好評いただいている D シリーズの Virtual Machines の料金を最大 27% の値下げし、A8 ~ A11 では標準価格を最大 60% 値下げしました。これだけでなく、Azure で最適な料金プランと柔軟なオプションを提供するために、さまざまな取り組みを行っています。

 

Azure 向けの新たな BYOL

お客様からは、以前と変わらずハイブリッド シナリオ対応が重要であるという声をいただいています。中には、お客様のデータセンター、Azure、他社がホストするデータセンターをまたいでマイクロソフト製のソフトウェアを利用したいという声もあります。これを受けて、Azure への BYOL (Bring Your Own Licenses) のサポートを拡張し、Windows Server ライセンスを SQL Server や SharePoint などの他の主要マイクロソフト製品と同様に Azure で利用できるように準備を進めています。また、Windows 10 も Azure で実行できるようにする予定です。そうすれば、Azure はマイクロソフト製ソフトウェアを実行する最適なプラットフォームとなります。詳細については、近日中にこちらのページ (英語) で公開予定です。

Azure が最も完成されたクラウド エクスペリエンスになるために必要なイノベーションについては、 AzureCon での発表内容をセクションごとにまとめたので、引き続き以下をご覧ください。

 

オープンで柔軟なクラウド

  • Azure Container Service: コンテナーのスケジュール設定とオーケストレーションを行う新しいオープン ソースのサービスです。Docker および Mesosphere とマイクロソフトのパートナーシップに基づいて開発が進められています。この Azure Container Service を使用すると、コンテナー化されたアプリケーションのデプロイメント、オーケストレーション、管理を行うホスト マシンのスケーラブルなクラスターを作成、管理することができます。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。
  • Azure HDInsight の一般提供開始 (英語): HDInsight は、Hive、Spark、HBase、Storm などの幅広いオープン ソース分析エンジンを備えた、完全に管理された Apache Hadoop クラスター サービスです。今回のリリースでは、Windows Server OS だけではなく Ubuntu ベースの Linux OS でもクラスターを実行するように構成することができます。

 

IoT とビッグ データへの対応

  • Azure IoT Suite の販売開始 (英語): Azure IoT Suite では、マイクロソフトのクラウド プラットフォームを活用して IoT プロジェクトの構築やスケーリングを簡単に行えます。また、新たに Microsoft Azure Certified for IoT プログラムを発表しました。このプログラムでは、パートナー エコシステム全体で検証および認証済みのサービスを提供し、企業における IoT ニーズへの対応を支援します。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。
  • Cortana Analytics Suite (英語): 完全に管理されたビッグ データおよび高度な分析サービスを提供する Cortana Analytics Suite の販売が開始されました。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。
  • Azure Data Lake 機能の拡張 (英語): Azure Data Lake Store、Azure Data Lake Analytics、Azure HDInsights などにより、Azure Data Lake の機能が拡張される予定です。また、Visual Studio との統合によってビッグ データ コードの作成、デバッグ、最適化の工程が簡素化されます。このほか U-SQL 言語も導入され、お客様のコードの表現力と SQL のメリットを統合できるようになります。ビッグ データを活用するにあたって、チームのメンバーが生産性を発揮するために特に新しいスキルを習得する必要はもうありません。
  • Azure SQL Data Warehouse (英語): 最近リリースされた Power BI との統合が導入され、一般提供が開始されました。企業向けクラウド データ ウェアハウスとしては初めて、演算能力を秒単位で拡大、縮小、停止できるため、必要なときに必要なだけのクエリ パフォーマンスを得ながら、料金を低く抑えられます。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。

 

クラウドで優れたパフォーマンスを発揮

  • N シリーズ: Azure Virtual Machines に GPU 機能を搭載した N シリーズを新たに発表しました。このシリーズは今後数か月以内にプレビューの提供が開始される予定です。N シリーズの VM は NVidia の M60 および K80 GPU を搭載しているため、リモートでの視覚化や大規模なコンピューティング シナリオに適しています。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。
  • Dv2 シリーズ: D シリーズの次世代 Virtual Machines インスタンスである Dv2 シリーズの一般提供を開始しました。カスタマイズされた 2.4 GHz Intel Xeon® E5 v3 (Haswell) プロセッサを搭載し、現行の D シリーズ インスタンスと比較して最大 35% 高速化されています。現在提供されているパブリック クラウドの中では最高レベルのパフォーマンスを誇ります。

 

ハイパースケールでの信頼性

  • インドに新しい Azure リージョンを開設: 中央インドのプネ、南インドのチェンナイ、西インドのムンバイにデータセンターを開設し、Microsoft Azure がインド初のハイパースケール パブリック クラウド プロバイダーとなりました。
  • Azure Security Center (英語): まったく新しい統合セキュリティ サービスとして、ユーザーに自らの利用する Azure リソースに関するエンドツーエンドの可視性と制御性を提供します。このサービスを利用すると、さまざまな脅威に先行して対策を取ることができます。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。
  • 金融サービス コンプライアンス プログラム (英語): 国際的な金融関連規制の遵守状況やリスク管理要件についてご理解いただくことを目的とした、金融サービス業界向けの新しいプログラムです。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。

 

真のハイブリッド クラウド

  • ExpressRoute の機能強化: Office 365 や Skype for Business へのアクセスなど、機能強化された ExpressRoute の一般提供を開始しました。これにより、ExpressRoute から Office 365 を利用できるようになり、接続のパフォーマンスが向上しプライバシーが確保されます。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。また、ExpressRoute から Microsoft Azure Government Cloud に接続が可能になったことも発表されました。さらに ExpressRoute の料金が改定され、データの利用状況に合わせて最適な料金プランをより柔軟にお選びいただけるようになりました。
  • Azure File Storage の一般提供開始 (英語): このサービスでは、広く使用されている SMB 3.0 プロトコルを使用して、オンプレミス環境とクラウド環境の両方でアプリケーションとの安全な接続を確立できます。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。

 

包括的かつ統合的なアプリケーション開発

  • App Service 環境: App Service 環境の一般提供が開始されました。SLA が完全に適用されるようになり、すべてのアプリの実行とスケーリングを安全に行うことができます。詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。
  • Azure CDN で Akamai とパートナーシップを締結: Akamai との戦略的パートナーシップにより、業界最大規模の Akamai の CDN 性能が Azure に統合されることになり、Azure CDN の性能、スケール、提供地域を拡大することができます。Azure CDN の機能および Akamai との新しいパートナーシップについてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。
  • Azure Mobile Engagement の一般提供開始 (英語): ユーザーのセグメント化、アプリケーション ユーザーの分析、コンテキストを考慮したスマート プッシュ通知やアプリ内メッセージングといった機能をあらゆるデバイス間で利用でき、アプリケーションの使用率、保持期間、収益性を最大化することができます。
  • Azure Media Services での Live Encoding の一般提供開始: Live Encoding では、イベントのライブ ストリーミングにおいて、さまざまなネットワーク条件とあらゆるデバイスに対応した高品質のビデオを配信することが可能です。このサービスは第 49 回スーパーボウルや 2014 年冬季オリンピックなどで採用され、数々の実績を残しています。Azure Media Services の詳細についてはこちらのビデオ (英語) をご覧ください。
  • Azure Redis Cache で Premium サービス レベルのパブリック プレビューが開始されました。Premium はスケーラビリティの最大化とエンタープライズ統合を実現できる、エンタープライズ向けのサービス レベルです。Premium には、Standard レベルのすべての機能のほか、より高いパフォーマンスとより大きなワークロードに対応し、データ永続化機能やセキュリティ機能などより高度な機能が含まれています。

さらに詳しい情報は、AzureCon (英語) の基調講演および各セッションをご覧ください。お客様のクラウド活用で Azure に何ができるのか、その目でご確認いただければ幸いです。


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