クラウド プラットフォーム リリースのお知らせ - 2015 年 9 月 16 日


このポストは、9 月 17 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for September 16, 2015 の翻訳です。

こちらのブログでは、クラウド プラットフォーム チームが進める一連の新しい更新をまとめて紹介します。

マイクロソフトは、現在の "モバイル ファースト、クラウド ファースト" の世界で、エンタープライズでのクラウド文化の採用を可能にするテクノロジとツールを提供します。当社の差別化されたイノベーション、包括的モバイル ソリューション、および開発者ツールが、クラウド ファースト時代の真の可能性を実現するうえで、すべてのお客様を支援します。

クラウドでの迅速なイノベーションを期待されるお客様にお応えして、マイクロソフトは幅広いクラウド プラットフォーム製品ポートフォリオを提供しています。お客様に最新情報を提供するため、以下の一覧に当社の最新リリースをまとめました。また、より多くの情報を必要とされるお客様のために、詳細情報へのリンクも示しています。今回の更新内容は次のとおりです。

  • クラウドでの消費者の ID およびアクセス管理: Azure Active Directory B2C
  • B2B collaboration でパートナーとリソースを共有
  • クラウドからの構成管理を簡素化
  • Azure Backup IaaS VM Protection の一般提供を開始
  • Cloud Platform System Update 2 の一般提供を開始
  • Power BI コンテンツ パックの一般提供を開始
  • Revolution R Open 3.2.2 の一般提供を開始
  • Azure SQL Database の Web Edition および Business Edition の提供を終了
  • Visual Studio Tools for Applications 2015 の一般提供を開始
  • Windows 10 Tools 1.1 の一般提供を開始

 

クラウドでの消費者の ID およびアクセス管理: Azure Active Directory B2C

Azure Active Directory は、セキュリティで保護されたクラウド ID プラットフォームであり、数十億件の認証を毎日処理しています。このたびパブリック プレビューがリリースされた新サービスの Azure Active Directory B2C では、その機能が拡張され、消費者の ID を管理できます。Active Directory B2C は、何億もの ID を扱う消費者向けアプリケーションに適した、可用性の高い、グローバルな ID 管理サービスです。モバイル プラットフォームと Web プラットフォームにわたって容易に統合できます。また、消費者は、既存のソーシャル アカウントを使用するか、新しい資格情報を作成して、完全にカスタマイズ可能なエクスペリエンスから貴社のあらゆるアプリケーションにログオンできます。

Azure AD B2C の詳細については、こちら (英語) を参照してください。

 

B2B collaboration でパートナーとリソースを共有

B2B collaboration (B2B コラボレーション) は、Azure Active Directory の新機能であり、現在パブリック プレビューが公開されています。Office 365 や Salesforce をはじめとする SaaS アプリ、Azure サービス、すべてのモバイル、クラウド、オンプレミスの要求に対応するアプリケーションなど、企業リソースへのパートナー アクセスの管理を簡素化し、セキュリティを高めます。

B2B collaboration では、パートナーが独自のアカウントを管理し、エンタープライズがパートナー ID によるアクセスにセキュリティ ポリシーを適用できるため、セキュリティが向上します。

Azure Active Directory B2B collaboration は、あらゆる規模のパートナーに対応する簡素化されたサインアップによって (パートナーが独自の Azure AD を持っていない場合でも、電子メールによる確認プロセスを利用して) 容易に構成できます。また、外部ディレクトリやパートナーごとのフェデレーション構成がないため、保守も楽になります。

ぜひ、組織を超えたコラボレーションの中心で Azure Active Directory をご利用ください。

Azure Active Directory B2B collaboration は、Azure AD のすべてのエディションに対して追加コストなしで提供されます。

Azure AD B2B collaboration の詳細については、こちら (英語) を参照してください。

 

クラウドからの構成管理を簡素化

アプリケーション、プラットフォーム、およびクラウド インフラストラクチャの管理を目的とする、高可用性を備えた新しいタイプの構成管理ツールが開発されました。クラウド環境による規模の拡大と急速な変化から、これらの新しいツールに対するニーズが生まれているためです。Windows PowerShell Desired State Configuration (DSC) は、クラウドで必要とされる、ソフトウェア展開ライフサイクルの各段階およびスケールアウト シナリオにおいて確実かつ一貫して機能するための十分な柔軟性を備えた、構成管理プラットフォームを提供します。

このたびマイクロソフトは、Azure Automation Desired State Configuration (DSC) の提供を通じて、構成管理エクスペリエンスのさらなる簡素化に向けた取り組みをまた一歩前進させます。Azure Automation DSC を使用することで、PowerShell Desired State Configuration の作成や管理、DSC リソースのインポート、および DSC ノード構成の生成がすべてクラウドで可能になります。パブリック プレビューが公開された Automation DSC は、無償および Basic 階層で提供されていますが、サービスの一般提供開始時には Microsoft Operations Management Suite アドオンに含まれる予定です。詳細については、「Azure Automation DSC の概要」Web ページを参照してください。

 

Azure Backup IaaS VM Protection の一般提供を開始

Azure Backup では、Azure IaaS の Windows VM とLinux VM のオンライン バックアップを実行し、必要に応じてそれらを復元することが可能です。PowerShell を使用して、バックアップ、復元、ジョブの監視、ジョブ失敗時の警告、およびレポートの生成を行うことができます。また、法規制上の要件を満たすため、アプリケーションやデータのコピーを長期間保持することもできます。

Azure Backup では、Azure IaaS VM を保護するだけでなく、会社のノート PC 上やデータセンターにあるデータを保護することも可能です。Azure Backup は、Windows クライアントのデータ、共有ファイル、および共有フォルダーを保護します。SC DPM との非常に高度な統合により、Azure Backup は、Microsoft SharePoint、Microsoft Exchange、SQL Server、Hyper-V の VM、およびその他のアプリケーション データを保護できます。

現在、Azure での IaaS VM のバックアップに Backup をご利用いただくと、通常の表示価格から 50% 割引のプレビュー価格が適用されます。価格は、10 月 16 日に通常の表示価格に変わる予定です。

Azure backup は、オンプレミス環境やあらゆるクラウド環境に対応した、Windows または Linux 向けのオールインワン IT 管理ソリューションである Microsoft Operations Management Suite を通じて提供されています。

機能の詳細については、Azure Backup の Web ページを参照してください。

 

Cloud Platform System Update 2 の一般提供を開始

(※Cloud Platform System は、現在日本では提供しておりません)

Microsoft Cloud Platform System (CPS) Update 2 には、新機能および保守更新プログラムが追加されています。Update 2 では、Azure Site Recovery (ASR) を使用して Azure パブリック クラウドを障害復旧用の復旧サイトとして利用できるようになりました。

Update 2 には、Data Protection Manager (DPM) を使用する場所を CPS ラック自体、同じデータセンター内の外部 DPM サーバー、またはリモート データセンター内の外部 DPM サーバーから選択できる追加のバックアップ オプションが含まれているため、スタンプがオフのバックアップだけでなく、さまざまなメディアおよびバックアップの保有期間を設定できます。

セキュリティは常に重要な課題であり、CPS でも同様です。Update 2 には、Bitlocker ドライブ暗号化を使用して保存データを暗号化できる機能が追加されており、管理、テナント、およびバックアップのデータを暗号化できます。

CPS では、FedRAMP Moderate の最新ベースラインへの準拠性を評価済みです。FedRAMP 認定を必要とされるお客様は、プリコンパイル済みの System Security Plan (SSP) テンプレートと Customer Responsibility Matrix (CRM) を使用できるようになりました。これにより、このプロセスに要する時間、コスト、およびリソースを削減できます。

また、本更新パックには、ソフトウェア コンポーネントに対する更新プログラムおよびファームウェア更新プログラムも含まれています。

CPS Update 2 の提供は、CPS のすべてのお客様向けに 2015 年 9 月 29 日に開始されます。詳細については、こちらを参照してください。

 

Power BI コンテンツ パックの一般提供を開始

Power BI では、これまでどおりユーザーによるデータの接続を簡素化し、Power BI エクスペリエンスの一部として一般的なサービスに対応した構築済みソリューションを提供します。今月は、tyGraph (英語) および Webtrends (英語) 用のコンテンツ パックが追加されました。tyGraph を使用すると、各自の Yammer データから、より深い洞察を簡単に得ることができます。Power BI では、各自の tyGraph データから構築されたすぐに使用できるコンテンツが得られるため、そのデータを分析および監視できます。また、このコンテンツ パックには、ダッシュボード、一連のレポート、および管理されたデータセットが含まれており、Measure of Active Engagement (MAE スコア) や、File Views、File Downloads といったコンテンツ消費指標などの詳細を調べ、把握できます。

Webtrends は、企業が顧客データを理解して、デジタル マーケティングで成功を収めるうえで役立ちます。ユーザーは、Web、ソーシャル、モバイル、および SharePoint チャネルの観察や分析を行い、洞察を得ることができます。今回の Webtrends コンテンツ パックのリリースに伴い、Power BI を使用してWebtrends Analytics のデータを監視、分析、および視覚化できるようになりました。すぐに使用できるコンテンツによって、すばやく各自のデータに接続して、洞察を引き出すことができます。

これらのサポート対象サービスのサブスクライバーは、Power BI から自分のアカウントにすばやく接続して、各自の事前構築されたライブ ダッシュボードや対話型レポートでデータを確認できるようになりました。このため、今まで以上にデータの視覚化と分析を始めやすくなります。詳細については、Power BI ページ (英語) を参照してください。

 

Revolution R Open 3.2.2 の一般提供を開始

このたび、Revolution Analytics とマイクロソフトが提供する拡張されたオープン ソース R ディストリビューションである Revolution R Open (英語) をダウンロード (英語) できるようになりました。今回の更新プログラムは、R Core Group から提供されている R エンジンの最新の更新プログラムにマルチスレッド パフォーマンス (英語) をもたらします。これには、いくつかの機能向上やバグの修正 (英語) が含まれます。なかでも重要なのが、HTTPS 接続の既定でのサポートです。これにより、R Consortium が推奨する R のセキュリティに関するベスト プラクティス (英語) への準拠が容易になります。

Revolution R Open では、2015 年 8 月 27 日に取られた CRAN のスナップショットが使用されます。RRO 3.2.1 以後に導入された新規および更新 R パッケージの概要については、Package Spotlight ページ (英語) を参照してください。この日以降にリリースされたパッケージは、組み込みの checkpoint パッケージ (英語) か任意の CRAN ミラー (英語) を使用して、いつでも利用できます (checkpoint パッケージでも、HTTPS を使用してパッケージがダウンロードされるようになりました)。

RRO 3.2.2 は、Windows、Mac、および Linux システム (英語) 向けに以下のリンクからダウンロードでき、R 3.2.2 との完全な互換性 (英語) を備えています。Revolution R Open を初めて使用する場合は、作業を開始するためのヒント (英語) を参照してください。RRO について参考となるデータ ソース (英語) も多数紹介されています。また、RRO の基盤である R Project の共同作成者 (英語) についても、ぜひご確認ください。

MRAN: Revolution R Open のダウンロードはこちら

 

Azure SQL Database の Web Edition および Business Edition の提供を終了

2015 年 9 月 12 日、Azure SQL Database の Web Edition および Business Edition の提供が終了しました。これは、マイクロソフトの新しいデータベース サービス階層 (Basic、Standard、および Premium) の導入に伴うものです。新しい階層は、パフォーマンスの高度な予測を可能にするために設計されており、Web Edition や Business Editionでは提供されていない特定の時点への復元や時間単位の課金などの機能を備えています。Azure SQL Database Update (V12) では、旧バージョン (V11) からのパフォーマンスの強化や、T-SQL の柔軟性の向上などが行われています。

今後の予定は次のとおりです。

  • 2015 年 9 月 12 日以降にデータベースを更新されたお客様を対象に、V12 サーバーでの Web/Business データベースから Basic/Standard への自動アップグレードが開始されました。
  • 2015 年 9 月 12 日より前に Enterprise Agreement (EA) を締結されたお客様は、契約期間が終わるまで Web/Business データベースを引き続き作成できます。
  • 30 を超えるデータベースを保有するお客様は、エラスティック データベース プールの一般提供開始から 90 日後まではアップグレードされません。
  • お客様には、アップグレード予定日から 14 日前にお知らせが送信されます。
  • S0 は、全サーバー バージョンでの新しい既定データベースです。
  • 10 月以降、Web/Business において T-SQL、PowerShell、および REST API で CREATE DATABASE を実行すると、S0 データベースが作成されます。
  • 10 月以降、PowerShell および REST API でバージョン 2 の CREATE LOGICAL SERVER を実行すると、バージョン 12 のサーバーが作成されます。

ぜひ今すぐ、いずれかの階層 (Basic、Standard、Premium) に移行して、Web Edition や Business Edition では提供されていない新たな利点をご活用ください。ステップ バイ ステップ ガイダンスはこちら (英語) からダウンロードできます。

詳細については、Azure ブログ (英語) を参照してください。

 

Visual Studio Tools for Applications 2015 の一般提供を開始

Visual Studio Tools for Applications (VSTA) 2015 の最新バージョンでは、Visual Studio 2015 のサポートを提供します。VSTA を使用すると、VSTA と統合されたアプリケーションにカスタマイズを追加して実行できます。このツールは、Visual Studio にインストールするか、スタンドアロン ツールとしてご利用いただけます。スタンドアロン モードでは、エンド ユーザーのカスタマイズを読み込み、コンパイルして、実行できます。一方、VSTA を Visual Studio にインストールする場合は、さらにカスタマイズの編集やデバッグを実行できるという利点が得られます。

 

Windows 10 Tools 1.1 の一般提供を開始

Windows 10 Tools 1.1 GA は、Visual Studio を使用してユニバーサル Windows プラットフォーム アプリを開発する開発者に役立ちます。今回のリリースには、Windows 10 Tools のバンドル、リモート ツール、Windows SDK とエミュレーター、およびツール チェーン全体に対するその他の更新プログラムが含まれており、Visual Studio での Windows 10 開発をサポートします。

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