組織で取り組む持続可能性: AI でパートナー様をサポートする方法 【6/21 更新】


(この記事は2018年3月14日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 Organizational sustainability: how AI can help partners  の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

マイクロソフトのカーボン リードを務める Elizabeth Willmott にとって、無駄にできる時間はありません。地球規模の気候変動が、私たちの環境に深刻な影響を与えつつあるからです。しかし、その甚大な影響への対応は遅々として進まず、不安は募るばかりです。

Willmott は、10 年以上にわたって公共非営利団体に所属し、気候変動に関する活動を進め、持続可能な社会に向けて大きな変革をもたらそうと地道に取り組んできました。しかし、なかなか進展の見られない状況にしびれを切らし、デジタル トランスフォーメーションに価値を置く企業に身を置き、同じようなパートナー企業を支援する仕事に携わりたいと思うようになりました。

マイクロソフトではクラウドへの移行の一環として、データ駆動型の文化を育もうとしています。大量のデータを活用することによって、企業が社会的責任を果たしながら戦略的に成長できるように支援したいと考えています。また、同じような革新的な取り組みを実践するにはどうすればよいかというノウハウをパートナー様が学べるように支援しています。

先日の Forbes の特集記事で、マイクロソフトは社会的責任を果たしている世界のトップ企業の 1 社 (英語) に選ばれました。ランキングは昨年に引き続き 2 位で、CSR (企業の社会的責任) について評価するスコアは 74.1 という結果でした。マイクロソフトでは、テクノロジのパワーを応用し、最も差し迫った環境問題の解決を後押しすることで、社会に良い影響を与えることに力を尽くしています。

 

持続可能な社会の実現に向けて

マイクロソフトは 2012 年から、完全にカーボン ニュートラルな事業運営をグローバル規模で実施しています。Power BI ダッシュボードを利用し、カーボン オフセット、再生可能エネルギーへの投資、持続可能社会に関するプロジェクトを視覚的に管理しています。このダッシュボードは、次の 3 つのステップに沿って構築されており、パートナー様もこれを導入することで、独自の持続可能性データ管理ソリューションの構築が可能になります。

 

  • 対象とするユーザーを見極める。たくさんの情報を表示しているダッシュボードが優れているとは限りません。適切な情報を表示して初めて優れたダッシュボードと言えます。
  • 適切なデータを Power BI プラットフォームに投入する。ソースが 1 つでも複数でも、データをきちんと体系化することで、最新のデータをスムーズに流すことができます。
  • データや対象ユーザーに応じて適切な視覚効果を選択する。Power BI の視覚エフェクトには、マップ、グラフ、テーブル、フィルター、カードなどがあります。これらは、有益な情報を効果的に表現して自社のストーリーを伝えるのに便利です。

 

他にも、インテリジェントなデータを活用して、世界の持続可能性を高めるうえで大きな役割を果たしているのが AI です。Willmott AI for Earth の設計とリリースに携わってきた幅広いメンバーから成るチームに参加し、困難な地球環境問題に立ち向かっている個人や企業が AI について学び、活用できるようにする取り組みに尽力しています。このプロジェクトは自分がまさにマイクロソフトでやりたかったことだと、Willmott は語っています。テクノロジを活用することで、環境問題の解決にかかる時間とコストを削減し、非営利環境保護団体や他のパートナー企業が本来の活動に専念して、より多くのことを実現できるようにするという彼女の目的が凝縮されているからです。

こうしたツールの多くは、Willmott がマイクロソフトに入社する以前から開発されてきたもので、今なお進化し続けています。Azure IoT Suite チームの Conor Kelly は現在、オープン ソースのツール スイートの設計を行っています。このツールでは、エネルギーの需給状況をグリッド データで視覚的に把握することができます。これも、環境負荷を低減するために AI やクラウド コンピューティングを活用している事例の 1 つです。

 

「毎日、夢ではないかと自分の体をつねっています。壮大な規模の取り組みを行うことができ、この仕事に就いてからというもの、これまで以上に自分が変革を後押しできていると実感しています」

– マイクロソフト、カーボン リード、Elizabeth Willmott

 

 

Willmott がマイクロソフトに入社してまだ 1 年足らずですが、彼女は AI やブロックチェーンなど、環境問題のより効率的な解決につながる高度なテクノロジを次々と探究することで、チームの好奇心を刺激し続けています。

2017 年 11 14 日、マイクロソフトのプレジデント兼最高法務責任者を務める Brad Smith は、マイクロソフトが 2030 年までに温室効果ガスの排出量を 75% 削減する (英語) ことを発表しました。大きな目標ではあるものの、Willmott は実現不可能ではないと見ています。既存のエネルギー効率と再生可能電力への取り組みによって「マイクロソフトが既に前進している」からです。

Willmott は「可能性は無限に広がっています。必要なのは、好奇心を失わず、新しいテクノロジについて学び、それを取り入れていく姿勢を持ち続けることだけです」と断言しています。

Power BI を使用して組織にデータの文化を根付かせる方法については、こちらの事例 (英語) をご参照ください。またこちら (英語) では、マイクロソフト内で Azure Data Factory を使用して、規律に基づいてデータ ライフサイクルを管理している手法をご紹介しています。マイクロソフトのクラウド移行の取り組みを紹介するビデオ シリーズ (英語) では、先駆者たちの語る 5 つの動画をご覧になれます。

 

皆様の Power BI 活用事例をこちら (英語) のマイクロソフト パートナー コミュニティまでお寄せください。

 

 

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