トランスフォーメーションの文化を育む方法【2/27 更新】


(この記事は2017年12月7日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 How to develop a culture of transformation の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

 

柔軟な姿勢でデジタル トランスフォーメーションに臨めば、イノベーションとビジネス チャンスを新たに切り拓くことができます。しかし、ビジネスを真に変革するには、まず自社の文化を変革する必要があります。デジタル リテラシーや新しいスキルは必須ですが、継続的かつ迅速なイノベーションを支える文化も同じくらい重要です。

マイクロソフトが自らデジタル トランスフォーメーションを進める中で学んだのは、成功には人材への投資が不可欠だということです。従業員による新たなスキルの習得を後押しすることにより、新しいアイデアの追求が推奨され、各従業員のアイデアが尊重される文化が育成されます。

 

企業文化の変化はトップから始まる

ここ数年、マイクロソフトの企業文化は、明らかにトップダウン方式で変化を遂げています。

マイクロソフトの CEOSatya Nadella は著書『Hit Refresh』の中で「企業文化は戦略に勝る」ことの実例を示し、深い共感と理解に努めること、絶え間ない変化を受け入れることの必要性を説いています。この本の教訓は、リーダーが従業員に模範を示し、自身の核となる原則に従うということです。皆様の企業でも、経営陣や直属の部下に模範となってもらいましょう。

リーダーが従業員の変化を促すうえでは、以下の 3 つのことが推奨されます。

 

  1. 情熱に従う: 壮大な目標を伝え、社内のあらゆるアイデアを受け入れましょう。
  2. 既存の人材を評価する: 効果的な文化を構築するための方法を検討してください。
  3. 常に一貫した姿勢を取り、最後までやり抜く: 従業員は変化に敏感です。リーダーは信念を持って先頭に立ちましょう。

 

ビジネスの変革に取り組むお客様に助言する際には、以上の点を念頭に置いてください。

 

壮大なアイデアへの情熱

現在のビジネス モデルやチーム構成に閉塞感を感じることはありませんか。壮大な目標を達成したいと考えるなら、どのような人材が必要になるかを判断する前に、そのアイデアを提案しましょう。ある分野で既に成功を収めたために、別の分野でのイノベーションを躊躇しているような企業は、進化の必要性を認識できていません。しかし、成功するには常に進化し続けることが重要です。

その好例が、英国のパートナー企業でありクラウド スペシャリストの RedPixie です。同社の事例は、こちらの記事 でも紹介しています。同社の目的は個人的な経験に由来するものでした。ある従業員が薬の飲み間違いによって亡くなってしまったことから、こうした事故の再発防止に力を注ぐために、上層部が社内の改革を実施したのです。同社はビジネス モデルを評価し、最先端のテクノロジを活用した IoT デバイスの開発に踏み切りました。それは、今まで手を出したことのない事業でした。

この新しいテクノロジを実現するために、RedPixie は医療分野の経歴を持つテクニカル アーキテクトを採用し、その医療に関する豊富な知識と、同社のウェアラブル デバイス開発の専門知識を融合しました。

RedPixie は大企業ではありませんが、機敏に行動してこうした意欲的な変化を遂げています。

 

多様性が不可欠

企業がデジタル トランスフォーメーションを進めるうえでは、知識、専門性、経験が不可欠です。そのためには、多様なアイデアを受け入れ、目的意識を共有する文化を形成する必要があります。

多様性とは、「正しいことをする」というよりもはるかに深い意味を持ちます。イノベーションには新しいアイデアが必要です。新しいアイデアは社内のどこからでも生まれる可能性があり、そうあるべきです。リーダーはこの哲学に賛同し、周囲の従業員も進んで受け入れる必要があります。

社内のあらゆる従業員のアイデアを受け入れる度量があるリーダーの存在はきわめて重要です。才能を認め、成長に投資することで、従業員に自信が芽生え、より良いアイデアが生まれます。従業員が自分の意見に耳を傾けてもらっていると確信すれば、成長はずっと容易になります。

ワシントン D.C. を拠点とするパートナー企業の New Signature は、テクノロジやイノベーションへの情熱と、顧客と従業員を最優先に考える価値観、多様性の実現に向けた取り組みを融合している好例です。

お客様がビジネスを変革するには多大な信頼が必要です。そして、変革を推し進めるために必要な自信を与えてくれるのは、人と人とのつながりです。その自信は、創造性が奨励される New Signature の職場環境にも引き継がれており、従業員は顧客対応のたびに変化を生み出すことを目標としています。

 

「当社の従業員は、お客様の課題解決をお手伝いするたびにプラスの変化を生み出していることを認識しています。優れたカスタマー エクスペリエンスの提供に注力することで、従業員は有益な関係を構築しており、ポジティブでやりがいのある職場環境の実現につながっています」 — New Signature、CEO、Jeff Tench 氏

 

手短に言えば、デジタル トランスフォーメーションはビジネス チャンスを生み出します。このチャンスを活かすには、自己を認識し、いつまでも学び続け、常に耳を傾ける必要があります。賢明に判断し、まず自社の人材に投資することを考えましょう。目標とする文化について理解し、企業の方向性に沿ったあり方を見極めます。真の変革を実現するには、新しいアイデアを奨励する文化を育み、そうしたアイデアをリーダーが皆に示す必要があります。

 

今回の記事についてご質問がございましたら、partnerup@microsoft.com までお問い合わせください。また、マイクロソフト パートナー コミュニティ (英語) では、皆様の実体験に関するコメントをお待ちしております。

 

 

 

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