Microsoft IoT パートナーになるには【1/26 更新】


モノのインターネット (Internet Of Things, IoT) は、企業のデジタルトランスフォーメーションが進む中、特に注目されている分野です。適用範囲が非常に広く、工場の自動化、小売の自動化や顧客サービス向上、公共交通機関の運行最適化や見守り、ヘルスケアにおける健康管理、農業の効率化、など、アイディア次第で様々な業務改善、新規ビジネスなどのビジネス機会が生まれます。2021 年には日本の IoT 市場規模は 11 兆円になるといわれています。この記事では、この大きなビジネス機会を手にするために IoT パートナーとして開始するステップについて解説します。

 

IoT エコシステムの特徴

IoT ソリューションは、センサーデバイスの管理やスケーラビリティに関するノウハウから、データをインターネットを介して吸い上げるノウハウ、データ蓄積のノウハウ、AI や機械学習などを使ったデータ分析のノウハウ、業務アプリケーションなどを使って分析結果を活用するノウハウなど、以下の 4 つの広範囲にわたるノウハウが必要になってきます。適用業種やシナリオも様々になるため、1 社ですべてをカバーするのは非常に難しく、得意分野が異なる複数社が連合して取り組む必要があるのが特徴です。

  • Things (モノ)
  • コネクティビティ
  • データ蓄積と分析
  • アクション

 

マイクロソフトの IoT パートナーエコシステムに参加するメリット

上記のような IoT エコシステムの特徴を踏まえ、マイクロソフトの IoT パートナーエコシステムをご覧いただくと以下のようなメリットがあることがわかります。

  • 参加企業が日本において 1 万社以上: マイクロソフトの Microsoft Partner Network では、ソフトウェア、ハードウェア、クラウドなど様々な専門分野をもったパートナー企業が登録しています。後述の IoT ビジネス共創ラボなど、IoT に取り組んでいるコミュニティ運営したり参加している企業も多くいらっしゃいます。
  • Azure IoT 対応デバイス数が 960 以上: テスト済みのハードウェアが数多く登録されており、簡単に検索して利用することが可能です。これによりソリューション構築のハードルが下がります。
  • 世界 190 カ国以上、42 の Azure リージョンで提供: 今日の顧客は日本だけでなく世界中でビジネスを行っているため、世界中で同じソリューションを展開できることも求められます。マイクロソフトのパートナー企業は数多くの国と地域に存在し、バックエンドとなる Azure のデータセンターも 42 のリージョンに存在するので、世界中どこでもレイテンシーなくグローバルに展開が可能です。日本でも東日本、西日本の2つのリージョンがあり、日本国内で冗長構成を取ることが可能です。

また、マイクロソフトの IoT ソリューションは、デバイスからアクションまでエンドツーエンドで提供可能です。最近話題になっている IoT のセキュリティについても、エンドツーエンドソリューションの脅威モデルがよく研究されています。プラットフォームとなる製品/サービスのサポートも 1 社で一貫したご支援が可能です。モノと人をデジタルにつなぎ、クラウドの力でスケーラブルなサービスとして素早く展開することができます。

 

どのようにビジネスを始めるのか

IoT ビジネスを始める場合の典型的なステップを以下に示します。それぞれのプログラムの詳細はこの記事の後半で紹介しています。

  • IoT について学ぶ: Azure IoT の技術、ビジネス、市場機会
  • コミュニティに参加: MPN、IoT ビジネス共創ラボ
  • 経営陣の承認を得る: 社内のビジネス/技術の意思決定者の巻き込み
  • プラクティス作成: Azure IoT の技術的詳細の学習、Azure IoT ソリューション構築、展開/販売方法の確立、CSPプログラムへの加入
  • 顧客との最初のPOCを成功させる: デザインの完成、想定顧客像を確立、最初の案件獲得、価値提案の提案書作成、POCの事前準備と実施
  • プラクティスを成長させる: MPNカタログに掲載、事例の掲載、Azureビジネスの作法に従い実績を獲得、顧客フィードバック取得と改善、リピータブルソリューションの作成、マーケによる販路拡大

 

すぐに参加しましょう!~活用できるプログラムや特典

今日から IoT ビジネスの検討を始める際に活用できるプログラムやイベント、およびその参加/手続き方法を解説します。

 

Microsoft Partner Network (MPN)

マイクロソフトの製品やサービスを取り扱う際に加入いただくパートナープログラムです。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

▼ マイクロソフトのパートナーになるには

 

社内使用ライセンス特典

有償会員の場合は、Microsoft Azure などの社内使用ライセンス特典が受けられます。パートナー様専用の様々なご支援窓口なども活用でき、会費以上の価値が得られます。

▼ 社内使用ライセンス特典

 

無償トレーニング

IoT 関連や Microsoft Azure のセミナーやイベントを定期的に実施しています。MPN ご加入のパートナー様向けの無償トレーニング MSTEP もオンライン、クラスルーム共に開催中です。

▼ MSTEP トレーニング一覧

 

Azure IoT テクニカル ワークショップ

Microsoft Azureを使って IoTをはじめたい IT担当者、IoTプロジェクト担当者が、IoT 基盤を構築する方法を学ぶ、少人数制テクニカル ワークショップ。PC を使ったハンズオンセッションを含み、Azure を使った IoT 基盤の構築方法、利用する技術やアーキテクチャの全体像が理解できます。

2018 年   1 月 30 日 (火)  

2018 年   1 月 31 日 (水)

2018 年   2 月 20 日 (火)

2018 年   2 月 23 日 (金) 

 

【mstep classroom】 Azure で作る IoT システム -クラウドからエッジまで- 

技術者向けに、IoT ソリューションの構築に使用する主要な Azure IoTサービスを組み合わせたシステムの例をデモを交えて説明します。Microsoft Azure IoT の主要サービスを理解し、IoT Hub と Stream Analytics および 関連する PaaS サービスを活用した IoT ソリューションの提案、構築に着手できるようになるのが目標です。

2018 年   2 月 22 日 (木) 

 

【mstep online】 Azure で作る IoT システムの基礎から応用まで (2017 年 12 月)

技術者向けに、IoT ソリューションの構築に使用する主要な Azure IoTサービスを組み合わせたシステムの例をデモを交えて説明します。Microsoft Azure IoT の主要サービスを理解し、IoT Hub と Stream Analytics および 関連する PaaS サービスを活用した IoT ソリューションの提案、構築に着手できるようになるのが目標です。

オンラインコース

 

IoT 関連セミナー/ウェビナー

2018年2月5日(月):【ウェビナー】デバイス設定からデータ分析まで50分間IoTウェブハンズオン ~Raspberry Pi 3 + Azure PoC KitではじめてのIoT~ (オンラインセミナー)

2018年2月8日(木): 業務効率や顧客体験を高める!IoT/AIのビジネス活用術セミナー~組織作り/プロジェクトの進め方から今すぐ使える画像認識などサービスのご紹介!~  (日本マイクロソフト品川本社)

2018年3月15日(木):【ウェブ セミナー】今から始める  Azure IoT~ Device Provisioning、IoT Edge SDK Ver 2、IoT Centralなど最新情報が満載~  (オンラインセミナー)

 

Cloud Solution Provider (CSP)

貴社のソリューションをマイクロソフトライセンス (Azure など) とワンストップで提供して付加価値をつけるチャネルプログラムです。間接 (インダイレクト) モデルで参加をするには、日本で 7 社いる間接プロバイダーにお問い合わせください。

▼ 日本の間接プロバイダー一覧

 

 

パートナーカタログ

新しいソリューションのPOCをご支援する仕組みを備えたプログラムをはじめとして、お客様向けの露出を増やすための各種カタログへのご登録をお勧めしています。

 

Cloud Everywhere

アセスメント、サービス、検証環境構築、およびトレーニングなど、パートナー様がお持ちのソリューションメニューをCloud Everywhere 対応にすることで、マイクロソフトより支援金をお支払いします。

▼ お客様向け Cloud Everywhere サイト

▼ お申し込み方法詳細

 

Microsoft パートナーソリューションカタログ

日本マイクロソフトで運営する、日本で約 10,000社あるマイクロソフトパートナー企業のソリューションを集めたデジタルカタログです。

パートナー企業のソリューションをお客様に紹介することで、リードにつなげていきます。また、日本マイクロソフト社員もお客様へのご紹介時に参照します。

▼ お客様向け「Microsoft パートナー ソリューション カタログ」サイト

▼ マイクロソフト パートナー ソリューション カタログ掲載ガイド

 

Azure Certified for IoT 認定

Microsoft Azure Certified for IoT プログラムに参加すると、Azure IoT Suite に簡単に接続できる製品を提供するパートナーのエコシステムとつながることができるので、IoT プロジェクトを迅速に立ち上げるうえで役立ちます。Azure Certified for IoT プログラムの一員として紹介されているパートナーは、テスト済みの認定された製品を提供する、信頼できるパートナーであり、IoT デバイスやハードウェアのニーズについてビジネスを支援することができます。

Azure IoTに対応済みのハードウェア一覧を下記サイトから確認することができます。

▼ Azure Certified for IoT パートナー一覧と認定方法

▼ Azure Certified for IoT 認定デバイス検索

 

IoT パートナー ディレクトリ (グローバル)

  1. 以下のラーニングパスとテクニカルアセスメントを完了します。
  2. Azure IoT Hub もしくは Azure IoT Suite で 1 社以上の顧客を展開し、以下の証跡を得てください。
  3. パートナーセンターマーケティングプロファイルの記入 (会社の説明、ロゴ、Azure IoT 関係のソリューション) を完了します。
  4. 上記の 3 つが満たされたらリクエストを送ってください

▼ IoT パートナーディレクトリ

 

コミュニティ

IoT ビジネス共創ラボ

IoT /ビッグデータ領域のエキスパートが集まり Microsoft Azure をプラットフォームとする IoT プロジェクトの共同検証を通じてノウハウを共有するコミュニティです。起業家や開発者、そのほか IoT に関連する企業にとって競争力強化の源泉となりうる IoT /ビッグデータ領域のソリューション検討を具体的に進められるように支援します。

▼ IoT ビジネス共創ラボの詳細

 

  • 一般会員
    • MS Azure IoTに関する情報、IoT共創ラボの勉強会などの情報の提供
    • 全てのマイクロソフト主催IoTイベントではありませんが、無償展示ブース提供(抽選)などがあります。
  • WGへの参
    • 実案件や検証ネタなど実際に活動に起こせる情報を持っている
    • 実案件を持っていなくとも、会の趣旨に賛同する

参加申請方法: メール申請

  • 以下の事務局窓口あてに会社名、部署名、役職、名前、メールアドレスの送付をお願いします
    事務局窓口: iotcomjpadmin@microsoft.com

 

("IoT In Action Tokyo Day 2: パートナー様向けプログラム、IoTビジネス共創ラボ活動紹介" セッションより (アジェンダ参照))

 

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