イノベーションとインクルージョン カルチャーとテクノロジで世界を変える 【12/17 更新】


(この記事は2017年10月25日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事  Innovation and inclusion: Changing lives through culture and technology の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

世界銀行 (英語) の調査によれば、世界全体でおよそ 10 億人もの人々が何らかのハンディキャップを負っており、重大な障害を抱えている人は、世界人口の 5 分の 1 を占めています。たとえ障害があっても、人はだれでも有意義ですばらしい人生を送れるはずです。それを支援するために、マイクロソフトとパートナー様はさまざまな活動に取り組んでいます。

10 月は「全米障害者雇用認識月間」です。それにちなんで今回の記事では、世界中のすべての人がより多くのことを達成できるように、マイクロソフトとパートナー様がどのような支援を行っているのかご紹介します。

 

テクノロジでより良い世界を作る

Microsoft Inspire では、Lianna という少女にまつわる印象的な話を聞くことができました。Lianna は、未熟児網膜症という珍しい眼の病を患っています。これは、未熟児で生まれた赤ん坊が、眼球の成長が未熟なことから発症する病気で、失明を引き起こすおそれもあります。アメリカではほぼ 100% 治療可能な病気ですが、Lianna が生まれたアルメニアでは、必要な専門治療を受ける手段が限られていました。

 

Lianna を救いたいという熱意から、マイクロソフト パートナーである SADA Systems (英語) は、ロサンゼルスこども病院とアルメニア アイケア プロジェクト (英語) と連携し、イノベーションの力で最先端の遠隔治療ソリューションを実現しました。Polycom 製デバイスとマイクロソフトの Skype for Business を使用して、手術室から忠実度の高い映像を送ることで、Lianna の病院の医師は 10,000 km 以上も離れた場所にいる専門医と共に手術を行うことができたのです。

 

 

テクノロジですべての人に可能性を

Satya Nadella は先日の Good Housekeeping 誌のインタビュー (英語) の中で、だれでも利用できる革新的なテクノロジを通じて、自身の息子と同じく障害を抱えている人々に機会を提供することがいかに重要かについて、自身の家庭ならではの考えを語っています。マイクロソフトでは、従業員 1 人ひとりの貢献を最大化することを目標に、多様な考え方を取り入れながらイノベーションを起こし、チームを作り上げています。多様性と受容を重視した職場環境が、より優れた製品やソリューションを生み出し、当社の従業員にとって、ひいては世界中の働く人々にとって、より良い働き方を実現する土壌になると確信しています。

 

ここで、「プロジェクト エマ」という特にインパクトのある取り組みをご紹介しましょう。デザイナーの Emma Lawton 氏は、パーキンソン病を発症し、手の震えにより筆記が困難になっていました。彼女の友人であるマイクロソフトの研究者 Haiyan Zhang は、彼女を助けるテクノロジを生み出したいという思いから、内蔵の小型モーターを振動させることで手の震えを相殺する腕時計型のデバイスを考案し、試作品を完成させました。現在、パーキンソン病を完治させる方法は確立されておらず、患者は世界で 1,000 万人以上にも上ります。それでも、Emma Lawton 氏は Zhang の作り出した腕時計型デバイスのおかげで、再び文字が書けるようになりました。

 

 

インクルージョンがイノベーションを生む

今年の「全米障害者雇用認識月間」のテーマは、「Inclusion Drives Innovation (インクルージョンがイノベーションを生む、英語)」です。このメッセージが表すのは、イノベーションを起こし従業員が成功するうえで考え方の多様性は重要な役割を果たすということです。

前述の 2 つのエピソードからもわかるように、テクノロジとビジネスには、あらゆる人々の生活をより良いものにする力があります。そこに個人の能力は関係ありません。排除される人のいないカルチャーを育てることと、テクノロジのイノベーションをいかに活用するかをクリエイティブに考えることが大切なのです。

マイクロソフトは障害を持つ人々を歓迎し、ビジネス環境の多様性を高めるよう努めています。その一環として、インクルーシブ雇用プログラム (英語)援助付き雇用プログラム (英語)、国内外のさまざまな組織との提携を行っています。従業員の多様性こそが、企業の成長とイノベーションのエンジンを動かす燃料になるのです。

 

 

インクルージョンとイノベーションでビジネスが変わったという経験をお持ちではないですか。ぜひマイクロソフト パートナー コミュニティ (英語) でご紹介ください。

 

 

 

 

 

 

 

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