顧客価値を高めるマイクロソフトのソフトウェア資産管理【10/28 更新】


(この記事は 2017 年 9 月 7 日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 Increase Customer Value with Microsoft Software Asset Management の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

ホリデー シーズンに向けた目まぐるしい季節が始まろうとしています。この機会に、大いに盛り上がり多くの成果を残した 7 月の Microsoft Inspire を振り返りたいと思います。マイクロソフトは、ソフトウェア資産管理 (SAM: Software Asset Management) を通じて企業が IT への投資価値を最大化し、リスクを最小化し、より多くのことを達成できるように支援するというミッションを実現するために日々邁進しています。

デジタル トランスフォーメーションを加速する SAM

Microsoft Inspire の私の基調講演では、単なるソフトウェア資産の管理にとどまらない SAM エンゲージメントがビジネスにもたらすメリットについて話をしました。お客様が資産の価値を高め、コストを抑え、生産性を向上できるように支援するというマイクロソフトの取り組みについても、繰り返しお伝えしました。

デジタル トランスフォーメーションを進める企業の多くが、企業文化の変化を実感しています。実際に、SAM エンゲージメントによって経営を最適化したケースや従業員の生産性を向上したケースなどの成功事例 (英語) が続々と寄せられており、マイクロソフトの SAM パートナー様にも、私たちの共通のお客様にも、メリットが生まれています。先日発表された SAM マネージド サービス プログラム (英語) では、すべてのソフトウェアおよび関連資産のライフサイクル管理を通じて、お客様が IT に関して適切な意思決定を行えるように支援します。

さまざまな SAM のメリットのほかに、このプログラムに参加するお客様には特別な特典が提供されます。たとえば、クラウド対応やサイバー セキュリティなどの IT 戦略の必須項目に関する価値重視のコンサルティング、監査リスクの軽減、ライセンス最適化ソリューションの柔軟性や権利などです。認定プロバイダーに関心をお持ちのパートナー様は、こちらのページをご覧ください。

 

 

私のセッションのもう 1 つのポイントは、新しいプラットフォーム「Intelligent Asset Manager (I-AM)」の発表です。

マイクロソフトの SAM パートナー様は、年間に 8 ~ 15 件の SAM エンゲージメントを行っています。マイクロソフトでは、パートナー様のビジネスをさらに円滑にしたいと考え、新たに SAM WorkSpace に代わるこのプラットフォームを導入しました。パートナー様は、ビジネス要件を明確化し、企業の可能性を引き出し、デジタル トランスフォーメーションを推進して ROI を向上させることができます。

 

 

SAM パートナー オブ ザ イヤーを発表

今回のすばらしいパートナー イベントでは、未来に向けたくさんの刺激を受けましたが、パートナー様のこれまでの成果を称えることも忘れてはなりません。私が基調講演の中で 世界 SAM パートナー オブ ザ イヤー 2017 (英語) を発表すると、場内は大いに盛り上がりました。

選ばれた Civica (英語) は、世界 13 か国で 4,000 人の従業員を抱えるグローバル企業です。同社のミッションは、業界をリードするテクノロジ、オートメーション、人、プロセスを集約し、クライアントのビジネスに成果をもたらすことです。

同社では、企業が IT 資産をもっと戦略的に把握できるように支援するソリューション「SAM 2.0」の開発に力を注いでいます。SAM データは情報の宝庫であると考える Civica は、「ビジネスの生産性を高めるにはどうすればよいか」「パブリック クラウドへビジネスを移行するにはどうすればよいか」といった、今日の企業が直面する難しい課題も、SAM データから解決の糸口を見つけられると説明します。

Civica をはじめ、他の受賞企業、最終選考に残った企業の皆様、おめでとうございました。

「当社の資産管理プロジェクトでは、企業のデジタル トランスフォーメーションを、初期段階のエンゲージメントの 100 倍以上の規模にまで発展させることが可能です」

– Civica、ソフトウェア & インフラストラクチャ サービス担当ディレクター、Stewart Mcluskey

 

 

課題の発見にとどまらない、さらなる価値の実現

Microsoft Inspire で 1 つの目玉となったのが、NASA のエージェンシー ソフトウェア マネージャーを務める Darryl A. Smith 博士の講演です。SAM のベスト プラクティスへの時間と労力の投資により 100 万ドルのコスト節減を達成したという内容でした。

博士は詳細なインサイトや背景情報を交えながら、組織全体でのアプローチの欠如、ビジネス全体の不透明性、内部計画の非効率性など、ライセンス管理を行う際に組織が直面する典型的な課題を取り上げました。

NASA では、以下のアプローチによって課題を克服しました。

  • Coordination (調整) – 戦略的なベンダー分析とベンダー計画
  • Communication (コミュニケーション) – ベンダー エンゲージメント フレームワーク
  • Cooperation (連携) – 獲得と戦略の実施
  • Collaboration (協働) – 継続的なベンダーの管理とエンゲージメント– NASA、エージェンシー ソフトウェア マネージャー、Darryl A. Smith 博士

 

「マイクロソフトがパートナー企業と共に達成しようとしている戦略目標には、共感できる点がいくつもあります。大手ソフトウェア ベンダーが、新しい製品をアップセルする代わりに、SAM ソリューションを検討し、提案するということは、非常に喜ばしいことだと思います」

– NASA、エージェンシー ソフトウェア マネージャー、Darryl A. Smith 博士

 

体系的な SAM ベスト プラクティス フレームワークを持たない組織では、まず機能、数量、ソフトウェアの価格、メンテナンスといった、表面的に把握できるところから対処すべきであると Smith 博士は言います。「ソフトウェア ベンダーやツール プロバイダーは、戦略的パートナーシップを組み、お客様にさらに優れた価値を提供する環境を構築するとよいでしょう。そうすることで、単に問題点を見つけるだけにとどまらず、お客様のインフラストラクチャの管理、保護をサポートできるようになります」

現在 NASA では、エンタープライズ ライセンス管理チームを通じて新しいエンタープライズ ソフトウェア エンゲージメントを確立しています。一元的な契約管理、財務の透明性、徹底的な資産管理を実現したことで、最適な資産調達によって費用を節約し、十分な情報に基づいて意思決定を行っています。

セッションを視聴したマイクロソフトのチームや他のパートナー様を代表して、これまでの経験から得たインサイトや知識を快く共有してくださった Smith 博士と NASA に感謝の意を表したいと思います。このセッションは、現在オンデマンドで視聴 (英語) することができます。

 

 

世界的に認知されている SAM の効果

Microsoft Inspire の振り返りを通して、SAM エンゲージメントはまさに世界的な取り組みであり、企業の変革を支援するプログラムであることをご理解いただけたと思います。Microsoft Inspire で発表されたインサイトや話題について、ブログで取り上げてくださったパートナー様もいらっしゃいます。Software Optimisation Services (2016 年の SAM パートナー オブ ザ イヤー) の「My MSInspire Epiphany – Using SAM for Cyber Defence (MSInspire でのひらめき – サイバー セキュリティでの SAM の活用、英語)」や、Axians の「Software Asset Management as a strategic instrument (戦略的手段としてのソフトウェア資産管理、英語)」をぜひご覧ください。

Microsoft Inspire でもお伝えしましたが、マイクロソフトは SAM の向上と SAM パートナー様の発展に向けてこれまで以上に力を入れてまいります。皆様と共に明日のビジネスを築いていくことを楽しみにしています。

 

皆様は SAM プログラムをどのように活用していますか。皆様の考えをマイクロソフト パートナー コミュニティ (英語) の SAM コミュニティでご紹介ください。

 

 

 

 

 

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