エネルギーからビールまで: ソフトウェア資産管理プログラムによって企業の成功を支援【8/20 更新】


(この記事は 2017  年 6 月 30 日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 From Energy to Beer: Software Asset Management Programs Help Businesses Thrive の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

5 月の SAM とコンプライアンス監査に関する誤解について取り上げた記事 (英語) では、デジタル トランスフォーメーションの時代に成長を目指す企業が SAM (ソフトウェア資産管理) プロジェクトを実施するメリットをいくつかご紹介しました。

しかしマイクロソフトは、説明だけに終始するのではなく、実例に基づいて具体的にメリットをお伝えしたいと考えています。そこで、私のチームが現場でさまざまなお客様から SAM の事例 (英語) を集め、SAM プロジェクトがお客様にもたらすプラスの影響を実証しました。

 

エネルギー業界におけるソフトウェア資産管理の成功事例

 

まず皆様にご紹介したいのは、カナダのエネルギー企業 Alectra の事例です。

Alectra は、地元の配電会社 4 社が合併して設立された新しい企業であり、現在は地方自治体が運営するカナダ第 2 位の地域配電会社 (LDC) として 100 万人以上の顧客を抱え、カナダのエネルギー分野におけるイノベーションに取り組んでいます。Alectra のクラウド移行の詳細については、こちらの動画 (英語) をご覧ください。

企業の合併は 2 社の場合でも十分に複雑であるというのに、このときは 4 つの事業体がそれぞれ異なる IT インフラストラクチャ、プロセス、ツールを所有していました。そこで、マイクロソフトと SAM パートナーの Inviso がサポートして計画を作成し、その結果さまざまなレベルで良い結果を出すことができました。

 

1.資産の把握

合併にあたって、私たちは Alectra 内の資産の有無を把握できるように支援し、今後のビジネスを発展させるためにはどのような IT 資産が必要であるかを提案しました。資産の照合という手間のかかる作業が軽減されたことで、Alectra のチームは、将来の成長を見据えた最適なインフラストラクチャの計画に専念することができました。

 

2.ライセンスに関するトレーニング

SAM プロジェクトの一環として、Alectra のチームがマイクロソフトの製品やサービスのライセンスのしくみをすべて理解するためのトレーニングの機会が設けられました。この結果、需要や予算を十二分に最適化することができました。

 

3.戦略的な計画

マイクロソフトと協力して実施した SAM プロジェクトの成果と今後の計画は、Alectra が合併を進めるうえでとても役に立ちました。SAM プロジェクトは非常に戦略的な意思決定であると同時に、リソースを投入するにはちょうど良い機会でもあり、同社は今後の成長を確実なものにするための道筋を整えることができました。

 

「SAM プロジェクトでは、今後の成長に必要となる戦略的なクラウドベース ソリューションに焦点を当てて、総合的に在庫を把握することができました」

– Alectra、情報サービス担当 VP、William Schmidt 氏

 

4.継続的な資産ガバナンス

SAM の実践で手腕を振るった Alectra はこの経験から、今後は IT 管理を戦略的に行うこと、連続性のある資産ガバナンス ポリシーを作成して投資を把握すること、ビジネスの推進に集中できるように複雑な部分を解消してチームのストレスを軽減することの必要性を感じています。

 

「構築中のアーキテクチャ、所有しているアーキテクチャ、そしてその両方の組み合わせによって得られる相乗効果を理解することができました」

– Alectra、情報サービス担当 VP、William Schmidt 氏

 

この事例では、マイクロソフトとの SAM プロジェクトにより、Alectra 全体に価値がもたらされました。株主や顧客の期待にはすばやく応える必要があるため、バックエンドの IT インフラストラクチャを簡素化して顧客に優れたサービスをシームレスに提供することは欠かせない要素です。

マイクロソフトと SAM プロジェクトを実施することで、Alectra はソフトウェア資産管理を通じてコスト (およびストレス) の削減や、ビジネスの生産性とセキュリティの向上がどれほど実現できるのかということを十分に理解することができました。これは今後、非常に複雑な合併に伴う IT 関連の問題を解決していくだけでなく、迅速な成長を遂げるうえで役に立つでしょう。

 

ビール業界におけるソフトウェア資産管理の成功事例

 

もう 1 つ、最近ロシアのチームから報告された Baltika Breweries の成功事例をご紹介します。同社は、世界的な Carlsberg Group の一員です。

 

「SAM は非常に効果的な最適化ツールでした。当社は今後、既存のソフトウェアをどう活用し、それをクラウド技術によってどう補完し、どのようなソフトウェアを購入すべきかを把握するために、SAM プロジェクトを定期的に実施する予定です」

– Carlsberg Group、Baltika Breweries、東欧地域 IT 担当 VP、Herman Epstein 氏

 

7,000 人以上の従業員を抱える同社は、ビジネスを発展させるうえで IT インフラストラクチャの課題に直面していました。競争力を維持し、親会社と効果的に提携するために、サーバーを最適化する必要があったのです。同社の事例については、こちらの動画 (英語) をご覧ください。

マイクロソフトの SAM パートナーである Softline と協力して実施した SAM プロジェクトの目標は、ソフトウェア資産を正確に把握し、サーバー インフラストラクチャを最適化すると共に、クラウドを最も効果的に活用する方法、ライセンスを整理し標準化する方法、定期的にソフトウェア資産管理に取り組む方法を理解することでした。

Softline は Baltika Breweries のチームの意見を汲み取り、同社の IT 戦略に沿った計画を策定しました。この計画には、サーバー インフラストラクチャのクラウド移行に関するコスト削減の予測も含まれていました。

 

「当社の発展のためには、信頼性、拡張性、セキュリティの向上は欠かせません。Softline が率いてくれた SAM プロジェクトにより、ワークステーション、ソフトウェア、サーバーのコストを大幅に節約できました」

– Carlsberg Group、Baltika Breweries、東欧地域 IT 担当 VP、Herman Epstein 氏

 

デジタル トランスフォーメーションに取り組んでいる多くの企業と同様に、Baltika Breweries もまた、マイクロソフトおよび Softline との SAM プロジェクトのメリットをさまざまなレベルで実感しています。このプロジェクトが効果的だったのは、短期から中期的な処理能力の問題を解決しただけでなく、課題に正面から立ち向かい、IT に関する規律をビジネスの中心に据えることができたためです。このプロジェクトで同社が構築したロードマップは、効率性の向上とビジネス チャンスの拡大に役立ち、親会社、従業員、最終顧客との関係にプラスの影響を与えました。

 

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