アイデアから次なる大きなトレンドを生み出すには【7/14 更新】


(この記事は 2017 年 7 月 12 日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 Turn Your Great Idea Into the Next Big Thing の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

今週開催されている Microsoft Inspire では、ビジネスの成功の裏には「何」があるのかという視点で多くのセッションが行われています。Satya Nadella (英語) はセッションの中で、地球上のあらゆる人々とあらゆる組織がより多くの成果を達成できるようにマイクロソフトが「何」を開発しているのかを説明しました。また、Judson Althoff (英語) は、世界中のあらゆる業界でデジタル改革を推進するために、パートナー様とお客様が協力して「何」を行っているのかについてご紹介しました。

 

私がここで注目したいのは、「どうすれば」という点です。「どうすれば」それを実現できるのか、「どうすれば」優れたアイデアをビジネスの発展につなげられるかという点についてご説明していきたいと思います。

優れたアイデアを思い付くことは、始まりに過ぎません。アイデアを思い付いたら、それを実現するための持続可能で収益性の高いビジネス モデルを定義し、お客様にリーチするための市場投入計画を策定する必要があります。優れたアイデアを思い付きで終わらせないためには、それ以上に頭を使って行動に移すことが重要なのです。

効果的なアプローチは 1 つだけではなく、パートナー様ごとに違っているものです。サービス事業の構築に注力しようとするパートナー様もいれば、チャネルの開発を重視するパートナー様もいます。また、従来の ISV のアプローチを採用しようとするパートナー様もいます。しかし、どのビジネス モデルが効果的だと考えるかはパートナー様ごとに違っても、心がけるべきポイントというのはある程度共通している考えています。それでは、私が考えるポイントをここでご紹介します。

 

ターゲットとなるお客様と市場についてよく理解する

技術的な知識を持つだけでは限界があります。それよりも重要なのは、お客様の状況を十分に理解することです。信頼できるアドバイザーとして認識されるためには、お客様が重視していること、解決したいと考えている課題、お客様の業界に間もなく登場するであろうイノベーションを把握することが重要です。マイクロソフト パートナーの一社である日立コンサルティング様では、そうした実際のニーズに沿ってアドバイスを提供できる業界エキスパートを迎え入れました。その分野に精通したエキスパートの力を借りることで、ターゲットとなるお客様に非常に説得力のある提案を行うことが可能になります。以下の動画をご覧ください。

 

また、お客様の本当のニーズを知るために、そのお客様の諮問委員会や地域の業界団体とのつながりをうまく利用しているパートナー様もいます。数か月前にお会いしたあるパートナー様は、地域のビジネス界とつながり、人脈を構築するために、近所の動物園や美術館の委員を務めていました。このようなパートナー様こそが、IT 分野にとどまらずお客様の市場をよく理解して、緊密な関係を築くことができるのです。

 

技術スキルを磨く

アイデアからビジョンを描いてもまだ不十分です。重要なのは、それを実現することです。ビジョンを実現し、変革をもたらすプロジェクトの進行に立ちはだかる課題を解決するためには、技術的なスキルと能力を備えた適切な人材を見つける必要があります。そのような人材プールは、一度で構築し切れるものではありません。継続的なトレーニングを可能にすることをビジネス上の優先事項とする必要があります。なぜなら、イノベーションは以前よりもずっと早いペースで進んでおり、それに確実について行けるようにする必要があるからです。

専門知識を得る 1 つの術として、パートナーシップを活用する方法があります。たとえば、マイクロソフト パートナー コミュニティ、IAMCP (英語)Dynasource (英語) などのリソースを利用して、特定のプロジェクトやニーズに合ったパートナー様を見つけることができます。そうしたリソースと共同で市場投入に取り組むことによって、新たな市場や業種でパートナー様自身のビジネスも拡大することができます。今日ではさまざまなお客様が存在し、そのお客様ごとにニーズも異なります。そのすべてに単独で対応できる企業はほとんど存在しません。しかし、それぞれの分野の専門知識を持ついくつものパートナーと協力することで、独自のパートナー エコシステムを構築することができるのです。

 

反復可能でスケーラブルなソリューションを構築する

提供モデルと運用モデルはスケーラブルなものを作成するようにします。クラウド テクノロジを活用するメリットの 1 つは提供コストを削減できることですが、お客様ごとにそのお客様しか使えないカスタム ソリューションを構築してしまっては、コスト メリットを活かすことはできません。ソリューションが反復可能なものであれば、プロジェクトを提供するたびに販売コストの削減と負担の軽減を実現し、収益性を高めることができます。

反復可能にすることを必ず組み込むようにするのが重要です。たとえば、パッケージ アプリをマーケットプレイスに公開することもそうですが、反復可能なサービス内容のプラクティスを開発したり、マネージド サービスに関するセンター オブ エクセレンスを構築したり、ソリューションをスケーリングできる独自のチャネルを構築したりすることもそれに該当します。

 

イノベーションを推し進める

月曜日の Satya Nadella のセッション (英語) では、今日のテクノロジ関連のパラダイム シフトについて説明がありました。時代は急速に変化しています。3 年前に私がパートナー様に話していたのは、クラウド テクノロジとは何かということでしたが、今ではクラウドがビジネス プランの一部であることがほぼ当たり前になりました。昨年、Satya は次のトレンドとして、AI、ボット、IoT (モノのインターネット) を挙げました。これらのテクノロジをいち早く取り入れた企業は、もう既に次のビッグ プロジェクトに取り組み始めています。

来年には、量子コンピューティングや DNA ストレージがトレンドになっていてもおかしくありません。

つまり、ビジネスの中にイノベーションと学習を行うための余裕を確保しておくことが、今後さらに重要になってくるということです。

これからの 1 年で、パートナー様は大きな成功をつかむことができると思います。その過程ではさまざまな問題に直面することもあるでしょう。パートナー様とマイクロソフトは互いに学び合い、広い視野をもって考えを巡らせる必要があります。今日のパラダイム シフトによって、企業が販売するデジタル製品のあらゆるところにテクノロジが組み込まれるようになりました。そのため、私たちには、IT 分野を超えてビジネス チャンスをつかめる可能性が生まれています。

このビジネス チャンスを活かすには、私たちは共に協力し合って大きなアイデアを生み出す必要があるのです。

これを実践しているのが、Dodo Pizza というパートナー様です。以下の動画をご覧ください。

皆様の素晴らしいアイデアをぜひシェアしてください。また、他のパートナー様とつながるために、マイクロソフト パートナー コミュニティを存分にご活用ください。

 

 

 

 

 

 

 

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