Microsoft Inspire: デジタル改革に不可欠なパートナー様の存在【7/13 更新】


(この記事は 2017 年 7  月11日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 Microsoft Inspire: Partner-driven Digital Transformation の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

私たちはこれまでさまざまな時代を生きてきました。古くは蒸気の時代から、電気の時代、電子機器の時代、IT の時代、そして今、これに続く第 4 の産業革命の時代を、医療 (英語)、政府、小売教育 (英語)製造、金融といった各業界のお客様が経験しています。このことを非常に深く理解しているのが、マイクロソフト パートナーの皆様です。パートナーの皆様は、お客様がデジタルにおけるビジネス チャンスをつかみ、時代に乗り遅れないように常にお客様を支えている存在だからです。

 

デジタル改革を支える 4 つの柱

マイクロソフトの使命の 1 つは企業のビジネスを支援することであり、企業の皆様のビジネス モデルを見直して、お客様への対応、従業員の生産性向上、業務の最適化、製品の変革という 4 つの柱を達成できるようにすることを目標としています。本日の基調講演では、この 4 つの柱を支えてくれているパートナー様の成功事例をご紹介しました。この記事では、Microsoft Transform ブログ (英語) でご紹介した Track’em 社の事例を除く 3 つの事例をご紹介したいと思います。

 

強力なインサイトを活用してスマートなお客様対応を実現

化粧品を専門に扱う世界的企業 Sephora (英語) は、現状よりもさらにインテリジェントでデータ駆動型のカスタマー エクスペリエンスを実現したいと考えていました。そうしたことから、マーケティング コンサルタントの SapientRazorfish (英語) 社とパートナーシップを結び、お客様にリーチするための新たなソリューションを開発しました。たとえば、お客様の好みの商品を入荷した際、商品がセール対象となった際、また、お客様が Sephora の店舗の近くを通りかかった際に、電子メール、ダイレクト メール、SMS、モバイル プッシュ通知などの方法でそれらの情報をご案内するものです。Power BI と Adobe Analytics を活用したこの Sephora プラットフォームがあれば、お客様は購入の意思を迅速に決めることができます。また、小売側のメリットとしては、お客様に働きかけるベストな方法やタイミングを知ることができます。

また、Adobe Platform と Microsoft Azure を組み合わせて活用することで、お客様のこれまでの購入情報をあらゆる角度から総合的に把握することが可能になります。そこで得た情報を、環境、季節、製品の購入時期といったコンテキスト データと組み合わせることで、カスタマー エクスペリエンスを個々のお客様に合わせてさらにカスタマイズし、よりスマートなマーケティング キャンペーンを展開できるようになります。

 

南アフリカの従業員の生産性向上と人命救助を強化

BroadReach (英語) 社は、医療サービスが未発展の地域における医療プログラムの管理と提供を強化することを目的とした IT コンサルタント会社で、NGO、ドナー、政府、医療従事者と、適切なテクノロジや人材とを結び付け、医療面と社会面の両方の改善することを推進しています。

 

BroadReach と USAID (英語) は、「90-90-90」という目標を打ち立てました。これは、南アフリカにおける HIV 対策として UNAIDS が考案した革新的なデータ駆動型の戦略で、以下の 3 つの目標の達成を目指すものです。

  1. HIV 陽性者の 90% が、自分が HIV に感染していることを認識する
  2. 感染者の 90% が、抗レトロウイルス治療を受ける
  3. 治療中の患者の 90% が、体内のウイルス量を検出限界以下に抑える今後はこのプラットフォームを Azure に移行して、これまでにないエクスペリエンスを生み出したり、Office 365 と Teams を活用して病院とスタッフの連携を強化したり、機械学習を使用して治療を中止する可能性の高い患者を予測できるようにすることを計画しています。
  4. BroadReach は 5 年にわたってクワズール・ナタール州保健省と提携し、BroadReach Vantage (英語) プラットフォームを実装して医療提供の分析と意思決定のプロセスを合理化し、サービス提供の質を向上させました。このプラットフォームを導入したことに加え、データの収集と報告のプロセスを自動化したことで、「90-90-90」の目標に対し、ウイルス量の達成率は約 3 倍になり、抑制率は 57% から 81% に向上し、55 人年の命を救うことができたという成果が得られました。この新たなアプローチを採用した 5 つの地区では、2017 年末までに 50 万人の命を救うことができると見込んでいます。

 

ドイツの消防システムを変革

マイクロソフト パートナーの ProMX (英語) 社は、消防およびエンジニアリング企業の HHPBerlin 社と協力して One System Dashboard を開発しました。Dynamics を使用したこのダッシュボードは、ワークフロー管理を大幅に簡略化し、プロジェクトをより迅速に推進し、製品のイノベーションを強化するためのものです。完全に Azure 上に構築されたビル情報管理システムでは、進行状況を 3D ビューで確認することができます。プロジェクトの更新情報をリアルタイムで確認したり、クライアントの見積もりの変更を自動で生成することも可能です。これにより、プロジェクトの連携が強化されるだけでなく、より適正な価格を設定したり、詳細な情報やプロジェクトに容易にアクセスできるようになります。

ProMX と HHPBerlin 両社のこうしたデジタル改革への取り組みによって、都市計画部門や許可部門、救急サービス部門にも新たな市場機会がもたらされました。たとえば、FireFramework プログラムでは、3D ビルディング モデルに基づく火災シミュレーション システムによって、燃焼挙動のシミュレーションやモデル化を行うことができます。また、マイクロソフトの Cognitive Services と Vision API を使用して開発された FireBot では、市民がスマートフォンから写真を送信することで、火災などの緊急事態の報告を受けることができます。

 

こうしたパートナー様による優れたデジタル改革事例のさらに詳しい情報については、基調講演のライブ ストリーミング (英語) をご覧ください。

また、今回ご紹介した事例へのご感想は、マイクロソフト パートナー コミュニティ (英語) までお寄せください。

 

 

 

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