変わりゆく IoT【6/4 更新】


(この記事は 2017  年 4 月 14 日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 The Changing Landscape of IoT の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

IT 業界は長年にわたってスキル ギャップの解消に取り組んでいます。高い能力を備えた人材を見つけることは、企業にとって常に大きな負担となる作業です。それぞれの業界で起こっている変革のスピードを考えれば、無理もありません。さらに、社内でビッグ データやコネクテッド デバイスが活用されるようになってからというもの、この問題は複雑になる一方です。

多くの企業が、競争力の保持に欠かせないスキルを持った人材を発掘することの難しさを嘆く一方で、多くの従業員は、「モノのインターネット (IoT)」が普及するにつれて自分の仕事が人工知能やコネクテッド デバイス に奪われるのではないかと恐れています。このように双方が懸念を抱いていますが、マイクロソフトの IoT の第一人者である Tom O'Reilly によると、これは IoT の分野でパートナーシップを結び、一線を画するユニークなサービスを提供する大きなチャンスかもしれません。

 

 

IoT の変化

インターネットに接続されたマシンの出現によって、IoT の恩恵を受ける業界で実際の成果を収めるために、これまでと異なるスキルが求められるようになりました。工場で働く皆様にとっては、望ましい変化ではないでしょう。自分たちの仕事がやがて、ロボットやコネクテッド デバイスに完全に奪われてしまうかもしれないのです。だからこそ、スタッフへの投資を強化し、変わりゆく経済の中で成功するためのトレーニングを受けるように奨励する必要があります。

IoT は、相互に関連性のない一連のスキルに対する需要を生み出します。新しいテクノロジが登場したときと同じように、従業員は自分のスキルを更新して、最新の IoT に遅れを取らないようにする必要があります。ここで重要になるスキルとは、データ サイエンス、ソフトウェア開発、ハードウェア エンジニアリング、テスト、オペレーション、マーケティング、セールスなどのスキルです。ガートナーは、これから 1 年の間に、全世界で 84 億の IoT コネクテッド デバイス (英語) が使用されるだろうと予測しています。そのうち 32 億台はビジネスに活用される見込みです。さらに、コンサルタント企業 Centre for Economics and Business Research とテクノロジ企業 SAS は、IoT とビッグ データの導入だけで、2020 年までに英国内で約 20 万の雇用が生み出されると予想 (英語) しています。

IoT 経済に関連する労働市場が大きな変化を迎える中で、この新しい局面に必要な人材の需要が見込まれます。

 

 

IoT 市場の発展

マイクロソフト パートナー ネットワーク ポッドキャストの最新のエピソードで、Tom は「IoT 自体が数年前と現在とでまったく別のものになっている」と話しました。彼によると、IoT は現在進行形で古いテクノロジを新しく生まれ変わらせているのです。IoT はもともと製造プロセスへの活用が注目されていましたが、現在では至る所で IoT デバイスが活用されています。産業用の広範なマシン ネットワークに加え、ウェアラブル デバイス、調理機器、スマート ビルディング、スマート カーにも IoT が使用されており、その数も用途も増える一方です。

 

「ハードウェアの適応性が高まっています。多種多様なデバイスやセンサーがあちこちで使用され、オンラインに接続して情報を得たり、その情報をデータに変換したり、さらにデータからインサイトを引き出せるようになっています。特にクラウドを利用すると、きわめて拡張性に優れたコンピューティング機能や分析機能を利用できます。コネクティビティは広がる一方です」

- マイクロソフト、Tom O'Reilly

 

 

 

IoT におけるパートナーシップのチャンス

IoT に投資しているパートナー様と密接にかかわる立場にある Tom は、IoT こそ無限大の可能性を生み出すテクノロジだと確信しています。「IoT テクノロジの導入によって効率化を達成できるというメリットに魅力を感じ、投資に乗り出す大きな流れができつつあります」と Tom は言います。「この新しい分析機能と、IoT がもたらすインサイトに基づいて行動を起こすことにより、これまで考えもしなかったまったく新しいビジネス モデルが生まれようとしています」

この新しい「as a service (サービスとしての)」ビジネス モデルでは、パートナー様はお客様が抱える問題に応じてデバイスやソフトウェアを提供するので、パートナー様にとって大きな価値があるビジネス モデルだと言えます。お客様が求めているのは具体的な成果です。IoT ベースのビジネス モデルなら、お客様の成功がパートナーの成功に直結します。お客様のニーズに直接応える形で、新しいエコシステムとソリューションを構築することによって、ビジネス チャンスが生まれます。このため、パートナーは考えを明確化し、IoT の変化の中でお客様のビジネスの差別化を支援できるような人材に投資する必要があります。

IoT のトピックについての Tom O'Reilly の意見をもっと知りたい場合は、マイクロソフト パートナー ネットワーク ポッドキャストを購読し、最新エピソードを再生してください。最新エピソードと過去のエピソードは、iTunesSoundCloudiHeartRadioGoogle Play MusicYouTube でダウンロードすることができます。毎週リリースされる最新エピソードに簡単にアクセスするには、ぜひ購読していただくことをお勧めします。

 

 

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