[パートナー事例] パートナー様と共に「Win-Win」のクラウド エコシステムを目指す~マイクロソフト インダイレクト CSP を手掛けるソフトバンクC&S が「パートナー様向けに提供しているサポート内容」とは【2/7 更新】


クラウドがもたらす新たな価値を、パートナー様と連携しながら提供したい。このような想いから、マイクロソフト クラウドのインダイレクト CSP をいち早く手掛けてきたのが、ソフトバンク コマース&サービス株式会社 (以下、ソフトバンクC&S) です。それでは販売パートナー様に対し、具体的にどのようなサポートを提供しているのでしょうか。そして同社の強みとは。ソフトバンクC&S でクラウド ビジネスを推進している五味 愛子 氏と中村 真実 氏に、お話をお聞きしました。

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写真左より、ソフトバンク コマース&サービス株式会社 ICT事業本部 MD本部 ビジネスソフトウェア統括部 クラウド推進室 五味 愛子 氏、ソフトバンク コマース&サービス株式会社 ICT事業本部 EM本部 ビジネス企画室 中村 真実 氏

 

会社概要とインダイレクト CSP について

 

―― まず御社の概要についてお教えください。

 

sb2五味 当社はソフトバンクBB株式会社のコマース&サービス事業を分社独立させる形で、2014 年 4 月に設立された会社です。ソフトバンク創業時の中核事業であるソフトウェア卸売業を引き継いでおり、ICT 事業を中核とした価値提案を、パートナー様と共に行い続けています。販売パートナー様は全国約 10,000 社/約 40,000 拠点に上っており、取り扱い商材は約 4,000 社/400,000 点以上となっています。

 

―― 御社の最大の強みはどこにあると思いますか。

 

五味 幅広い技術力を誇るプロフェッショナル集団が、お客様の ICT ビジネスを包括的に支援している点です。IT ディストリビューターとしての経験は既に 35 年に及んでおり、課題発見から提案、導入、運用まで、一貫した支援を行える体制を整えています。特にマイクロソフトとその関連サービスには特に注力しており、ソフトバンクグループの関連ソリューションはもちろんのこと、サード パーティ ソリューションの提供も幅広く手掛けています。

 

―― マイクロソフトのクラウド サービスに関して、インダイレクト CSP も手掛けていますね。

 

中村 はい、2015 年 9 月から開始しています。もともと当社はマイクロソフトのサブスクリプション ビジネスの創成期から、マイクロソフト様とともに市場を開拓してまいりました。「SmaBiz! Office 365」というサービス名称で、シンジケーション プログラムでの Office 365 ライセンスの販売を手掛けておりましたが、インダイレクト CSP はこの後継に位置付けられる販売プログラムです。インダイレクト CSP でも、今までの経験と実績を活かして、パートナー様に最大のメリットをご提供できるように努めております。

 

―― なぜシンジケーションからインダイレクト CSP へと移行することにしたのですか。

 

sb3中村 当社はパートナー様経由のビジネスを重視しており、サブスクリプション ビジネスにおいても、パートナー様が主役であるべきだと考えているからです。そこでマイクロソフト様からインダイレクト CSP が発表された時に、できるだけ早くこちらにスイッチしようと考えました。その結果、日本で 最もインダイレクト CSP を取り扱うパートナーになっています。なおシンジケーション プログラムでの Office 365 の販売は 2016 11 月末で終了しています。

 

 

年間 65 万ビューを超える Office 365 Azure の「相談センター」

 

―― パートナー様やお客様にとって、ソフトバンクC&S のインダイレクト CSP の利用価値は、どこにあると思いますか。

 

中村 第 1 に、従来の受発注ベースでのお取引ではなく、電気や水道のように月額での自動請求になることです。そのため経費としての扱いが容易になります。第 2 は充実したサポート体制です。1 次窓口としてソフトバンクC&S、2 次窓口としてマイクロソフト様のプレミア サポートを利用できます。

 

―― ソフトバンクC&S からは、具体的にどのようなサポートが提供されていますか。

 

五味 まずご紹介したいのが「Office 365 相談センター」です。これはインターネット経由で利用できる法人向け相談窓口で、Office 365 がまだ BPOS だったころから行っています。このサイトでは、具体的には Office 365 導入にお困りの法人のお客様に対して、Office 365 とは何か、どのような活用が可能なのか、導入プラン、料金シミュレーターなどをご用意するほか、お客様やパートナー様からの Q&A 対応、パートナー様向けの各種支援メニューのご紹介も行っています。Office 365 に関しては既に 5 年以上のポスト サポートの経験もあり、豊富なノウハウを蓄積しています。これらと共に、ホットな情報もいち早くお届けするようにしています。

 

中村 実は五味は、「Office 365 伝道師」として、Office 365 相談センターのキャラクターにもなっているんですよ。

 

五味 下の名前は変えていますが、Office 365 (や Azure) 関連のトピックスについて、分かりやすく解説するマンガ コンテンツを作成するにあたって、週刊アスキーなどでお仕事をされているイラストレーターさんにお願いして、キャラクターを作っていただきました。

 

中村 Azure に関しても、「Azure 相談センター」を 3 4 年前から開設しています。Azure は使い方が多彩で、導入時の見積もりが難しいので、見積もり支援のしくみも提供しています。またホワイト ペーパーもご用意し、ダウンロードできるようにしています。

 

五味 ホワイト ペーパーの中には他社クラウドとの比較資料もあります。このような資料は、当社のような会社だからこそ出せるものだと思っています。ダウンロード可能なホワイト ペーパーの数は、Office 365 と Azure を合わせて 10 種類以上あります。また Office 365 のほうは、パートナー様向けのマニュアルも、30 種類ほどご用意しています。

 

―― 相談センターにはどの程度のアクセスがあるのですか。

 

五味 Office 365 相談センターは年間約 530,000 ビュー、これまでの累計では 10,000 件近くのご相談に対応しています。Facebook でも情報発信しており、こちらは年間約 80,000 ビューとなっています。

 

中村 Azure 相談センターは年間で 123,000 ビューあります。

 

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▲年間 53 万ビューを超える五味 氏がキャラクターを務める「Office 365 相談センター

 

 

ソフトバンクC&S が提供するその他のパートナー向けサポート

 

―― その他のサポートは。

 

sb5五味 2016 年 9 月に「Cloudix」というサービスを開始しました。これはオンラインで、抱えているユーザーの契約や課金請求の管理、ペーパーレスの注文手続きなどの機能を提供するもので、当社のパートナー様であれば無料でご利用いただけます。また、マイクロソフト様のシステムと API 連携しているのも特徴の一つです。Office 365 お申込時に、利用したいドメインが使用可能かどうかを瞬時に判別しますし、その後 Office 365 のテナントを構築するのも最大 48 時間以内に行われますので、発注がスムーズに行なえます。Cloudix によって、ご発注いただいてからサービスインまでの時間を迅速化できると期待しています。

 

中村 Azure に関しては、モニタリング サービスも Cloudix で提供しています。Azure の利用量をほぼリアルタイムにグラフで確認できるため、料金の予測が行いやすくなります。現在提供しているのはまだ基本機能に限られていますが、今後さらに機能を拡充していく計画です。

 

五味 この他に、イベント支援なども行っています。たとえばパートナー様主催のイベントやフェアなどの Office 365 Azure のブースで、来場されたお客様に製品を説明してほしいといったご要望や、セッションに立ってほしいといったご要望にも、出来る限りお応えしています。

 

中村 パートナー様向けの Azure、Office 365 の勉強会も全国で実施しています。また、「クラウド ビジネスを行いたいが、具体的に何を商材にしたらいいのかわからない」というパートナー様には、お客様がマイクロソフト様のサービスをより便利にご活用いただけるような、サード パーティのアドオンソリューションの提案も行っています。

 

―― 先程 400,000 点以上の取り扱い商材があるというお話をお聞きしましたが、特に注力している商材は何ですか。

 

五味 最近提供を始めたものとしては、「NetEnrich」と「MyCloudIT」があります。NetEnrich は、既存のオンプレのシステムをクラウド環境に「リフト&シフト」するためのもので、既存環境のアセスメントやマイグレーションなどのサービスを提供します。これを活用することで、クラウド化の投資効果を可視化でき、Azure へのマイグレーションも短期間で行えるようになります。一方、MyCloudIT は、Azure 上に簡単に DaaS 環境をデプロイできる DaaS (Desktop as a Service) のソリューションです。これらはホワイトラベルで提供いたしますので、パートナー様はこれらを組み込んだソリューションを、自社ブランドで展開することが可能です。

 

―― 御社のインダイレクト CSP モデルに参加するには何が必要になりますか。

 

sb6中村 まず当社のパートナー (加盟店) としてご登録していただく必要があります。当社の加盟店登録の条件を満たしていれば、お申し込みから 3 週間から 1 か月程度で当社の与信を取ることができます。もしここでわからないことがあれば、先程紹介した相談センターにご質問ください。既に当社のパートナーになっている場合には、インダイレクト CSP への参加を申し込んでいただければ、すぐに参加できます。当社とお取引があれば当社の担当営業がついているはずなので、遠慮なくご相談いただければと思います。

 

 

今後の展望について

 

―― 最後に、今後の展望についてお教えください。

 

五味 サード パーティのソリューションをどんどん開拓し、パートナー様のビジネス拡大に貢献したいと考えています。日本はまだオンプレミス志向が強く残っていますが、世界に目を向けて見れば、特に米国ではクラウド シフトが進んでおり、クラウド ソリューションも良いものが揃っています。これらの中から「キラリと光るもの」を探し出して、日本市場向けに出していきます。

 

中村 ソフトバンクC&S にはモバイル回線もあり、400,000 点以上に上る取り扱い商材もあります。これらも含めれば、お客様の悩みにお応えできる最適なソリューションが、必ず提案できるのではないかと思います。

 

五味 もちろん日本のソリューション開発会社にも、積極的にアプローチしていきます。当社がコネクターになることで、パートナー様と「Win-Win」のエコシステムを作り上げ、お客様にきちんと価値を提供し続けていきたいと考えています。この考え方にご賛同いただけるパートナー様には、ぜひ参加していただきたいと思います。

 

―― そのようなエコシステムを、今後もぜひ拡大し続けてください。本日はありがとうございました。

 

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ソフトバンク コマース&サービス株式会社

ソフトバンクBB株式会社のコマース&サービス事業を分社独立させる形で、2014 年 4 月に設立。ソフトバンク創業時の中核事業であるソフトウェア卸売業を引き継いでおり、ICT 事業を中核とした価値提案をパートナーと共に行い続けています。販売パートナーの数は全国約 10,000 社に上り、取り扱い商材は 400,000 点以上。Office 365 や Azure も早い時期から取り扱っており、インダイレクト CSP 2015 9 月から手掛けています。

 

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