ワークプレースの変化: 柔軟なワーク スタイルの実現に向けて【8/21更新】


(この記事は 2016 年 7 月27 日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 Workplace changes: flexibility is the future の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

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今日、ワークスペースは大きな変化を遂げつつあります。リモート勤務や個人所有デバイスの業務利用 (BYOD) が一般的になる中、Intuit 2020 Report (英語) によると 2020 年までに米国の労働者の 40% をフリーランサーが占めるようになると見られています。

このようにワーク スタイルの柔軟性が高まることは、従業員にとって大きなメリットになります。時間や場所にとらわれず、自分のお気に入りのデバイスで作業を進められるようになるからです。

一方、企業にとっては、そうした変化にある程度順応するための努力が必要になります。具体的には、モバイル デバイスのセキュリティの強化、以前とは異なる新しいワーク モデルへの対応などが求められるでしょう。

 

ワークプレースの変化に対応するには

このような必然的な変化を踏まえて将来のワークプレースについて考えると、2 つの重要なテーマに気が付きます。リモート勤務の増加、そして複数のプロジェクトにかかわる従業員の増加です。企業がこれらのトレンドに対応し、強みとして活用するために準備を整えておけば、優秀な人材を確保し、事業を安全に継続し、競合他社を一歩リードすることができます。

 

リモート勤務を取り入れる

特にミレニアル世代以降の従業員は、ワークスタイルを柔軟に選べることを期待しています (英語)。彼らが求める柔軟性を実現するには、適切なテクノロジを導入する必要があります。たとえば、Skype for BusinessMicrosoft Planner のような共同作業のためのソリューションを利用すると、都合の良いときに自分のデバイスからすばやくコミュニケーションを取ったり、ファイルを共有したり、メッセージに返信したりといったことを行えます。これにより、柔軟なワークスタイルが実現され、場合によっては実際のオフィスすら必要なくなります。

オフィスの中ではなく、リモートでも対応できる作業が増えれば、共同作業への物理的な障壁は解消されます。

メリット: オフィスの外にいるほうが作業効率が高くなる従業員が一定数存在します。彼らは、オフィスで顔を合わせてミーティングをするよりも、メールやチャットでフィードバックを受け取るのを好みます。自宅で快適に作業したり、または自宅以外にも生産性が高まり力を発揮できる場所があるなら、そちらで作業したほうが効率も上がるでしょう。コーヒー ショップやコワーキング スペース、もしかしたらビーチで仕事することもあるかもしれません。

 

問題点: リモート勤務が浸透していく中で、雇用者は従業員が成果を上げ続けているかどうかに気を配る必要があります。雇用者にとって最大の問題は、従業員が業務外のことに注意をそがれて基準以上の成果を上げられなくなることです。

 

雇用者と従業員は会社の機密情報に関するセキュリティ ポリシーを定める必要があります。たとえば従業員が携帯電話を紛失したときに、第三者が Outlook、Slack、Dropbox などのアプリを使用して業務に関する重要なデータにアクセスしてしまわないよう、対策を講じておきましょう。

 

ビジネス チャンス: 企業がこのようなリスクに備えるためには、従業員に支給する業務用携帯電話に十分なセキュリティ機能を搭載する必要がありますが、これには相当のコストがかかります。お客様がこのようなニーズを抱えているなら、Microsoft Enterprise Mobility Suite (EMS、英語) のようなクラウド ベースのアプリケーションをお勧めするチャンスです。EMS を導入すれば、従業員はモバイル環境でもデスクトップ環境でも、会社のデータを危険にさらすことなく、さまざまな共同作業ツールを利用できるようになります。

 

いつでも、どこでも、どのデバイスからでも利用できる作業環境を従業員に提供するには、クラウドに適応する必要があります。そのとき、お客様は信頼できる技術パートナーである皆様に協力を求めるはずです。お客様のセキュリティの問題について話し合うことを前提に、Microsoft Secure Blog (英語)Microsoft Secure のサイト (英語) で、脅威やセキュリティ ソリューションに関する最新情報を仕入れておくことをお勧めします。

 

複数の役割を持つ従業員をサポートする

柔軟なワーク スタイルが実現されると、働く人々は短期間に複数の仕事をこなそうとします。1 つの業界にとどまらず、複数の業界で短期的なポジションに就くことによって、自分が持っているすべてのスキルを活用すると同時に、新たなスキルの獲得も目指します。たとえばコンピューター プログラマは、ソフトウェア開発会社のためだけに働くわけではありません。オンライン プレゼンスを構築したいと考えている農家のために Web サイトを開発することもあるでしょう。

 

メリット: 1 つの業界に縛られずに働いていると、さまざまな分野で自分のスキルをどう活用したらよいかよくわかるようになります。従業員がこうした多様な知識とスキル セットを身に付けていることは、企業にとって大きなメリットです。たとえば、農家、メディア企業、スポーツ チーム向けのコンピューター プログラム開発に精通した 1 人のソフトウェア エンジニアがいるとします。コアとなる基本スキルは同じであっても、プログラムの用途やコンテキストが大きく異なるため、新しいビジネス チャンスにつなげられる可能性があります。

 

問題点: 働く人々が労働市場で優位に立つためには、専門スキルの学習に多くの時間と費用を投じる必要があります。フリーランサーが増加している原因の 1 つは、人間に代わってオートメーション システムやボットが活用されるようになったこと (英語) です。しかもその傾向は加速の一途をたどっています。

 

ビジネス チャンス: プロジェクトを初めから終わりまでやり遂げるために、きわめて専門性の高いスキル セットを持つ人材を求めている場合、企業は柔軟な短期契約によって人材を雇用する必要があります。さらに言えば、報酬、手当、物理的な作業スペースなどについても検討しなければなりません。

 

しかしこれが、パートナーの皆様にとっては、お客様の雇用に関する負担を取り除くべくソリューションを提供するチャンスになります。社内の専門知識に加え、他の MPN パートナーとの戦略的パートナーシップも活かしてください。MPN メンバーは、お客様に幅広いクラウド ソリューションを提供するうえで後押ししてくれるクラウド ソリューション プロバイダーとつながることができます。また、Dynasource では、サービス拡充を支援する補完パートナーが見つかります。こうして、お客様にとっての負担を軽減しつつ、お客様が必要とする総合的なソリューションを提供することができます。

 

未来のワークプレースがどんなものなのか、現段階で思い描くのは容易ではありません。職場が 1 か所に限定されなくなれば、「ワークプレース」という言葉自体を再定義する必要が生じる可能性もあります。ただ 1 つだけ確実なのは、デジタル改革によって私たちの眼前で世界が大きく変化すると共に、未来の仕事はより魅力的に進化するだろうということです。

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