de:code 2016 のハイライト~アナログとデジタルの融合から最新技術のコーディングデモまで 【 6/3 更新】


先月 24 日、25 日の 2 日間、ザ・プリンス パークタワー東京にて、今年 3 回目となる開発者向けイベント「de:code 2016」が行われました。Microsoft Corporation CEO のサティア・ナデラが登壇したキーノートセッションや 200 を超えるブレークアウトセッションなどを通して、米国サンフランシスコで開催された開発者向けイベント Build 2016 の情報をはじめ、様々なマイクロソフト テクノロジーの最新情報をお知らせする内容となりました。

この記事では、de:code 2016 で提供された情報のハイライトや関連記事の情報をお知らせします。

 

Keynote セッション

アナログとデジタルの融合

場所と時間の制約を取り払うインターネットに加えて、アナログの世界とデジタルの世界が融合することで、さらに便利な世の中が実現できることが示されました。

  • 会話プラットフォーム (Conversation as a Platform) の構築: アイコンを操作するような、いままでのインターフェイスからの解放の手段として自然言語によるコミュニケーションができるようになることで、誰でも簡単にソフトウェアにアクセスできるようになります。Bot と呼ばれる技術でビジネスでもプライベートでもソフトウェアと会話ができるようになります。Slag、Skype、Line などのアプリも Conversation Canvas 対応により自然なやり取りができるようになります。(自然言語認識、音声認識、画像認識)
    • 自然言語によるデジタルアシスタントとの会話: コルタナやりんなといった Bot と自然言語で会話することで、ソフトウェアに様々な指令を下したり情報を入手したりすることができます。カスタム Bot を作成することも可能です。
    • ロボティクス: Bot をロボットとつなげることで、ロボットと会話することで必要な情報を引き出したり指令をだしたりできます。ロボットのジェスチャーやアクションも加わり、より自然なコミュニケーションになります。
    • 自動運転: マイクロソフトの Connected Car の IoT 技術、ダッシュボードにコルタナや Skype が組み込まれた車のプロトタイプも登場してきています。車と都市インフラやほかの車と通信ができるようになり、様々な情報を取り入れ、空港に行く途中に「航空機が遅れているので替わりのチケットを予約しましょうか?」などの提案をできるようになります。自動車企業もいまやソフトウェア企業なのです。
    • Connected テーブル: レストランのテーブルでスマホを使って注文が可能に。Skype および Skype Translator を活用。2020 年の東京オリンピックにあわせて様々な国籍の方が自国の言語で注文ができるような仕組みを用意しようという取り組みも進んでいます。
  • 仮想現実、拡張現実: カメラでカタログを覗くと、カタログの上に東京タワーなどの構造物を表示させることができるガイドブックや、名刺をのぞくと本人の写真などの追加情報が表示される UWP アプリ (Unity で開発) も簡単に作れるようになってきています。また、ホログラフィック コンピューティング (または Mixed Reality) といわれる技術と、プレゼンスという考え方を導入することで、実際にその仮想現実の中に行くことが可能になります。HoroLens を利用することで自分たちの視野の中に無限のデジタルの世界を取り入れることができるようになります。ゲーム、エンターテイメント以外にも、教育、医療、産業機械などあらゆる業界で抜本的な変革が訪れます。

最新の開発テクノロジー

以下のようなテクノロジーがキーワードとして登場しました。

  • Xamarin: クロスプラットフォームのモバイル開発。UWP アプリのみならず、Linux、Android および iOS の開発環境も Visual Studio ユーザーに無償提供されます。(iOS アプリのビルドには Mac OS X と Xcode が必要)
  • Visual Studio Code: Windows、Mac OS X、Linux 上で動かすことができるオープンソースになっている開発用のエディター。クロスプラットフォーム開発が可能に。
  • オープンソースへの傾注: Windows 10 上で利用可能な Bash シェル (Ubuntsu サブシステム ベース) を提供。「マイクロソフトの技術」か「オープンソースか」ではなく、世の中の役に立つ技術であれば、マイクロソフトはどんどん取り入れていきます。
  • Desktop App Converter: Win32 アプリケーションを UWP アプリに自動的に変換してくれます。Anniversary Update および最新の Windows Insider Preview で利用可能です。
  • Office Graph と の連携: Office 365 の中にたまっている予定表などのデータをアプリから活用することができます。
  • Power BI によるデータの可視化: 地図の上でデータをわかりやすく可視化することも可能です。たとえば、Twitter で特定のハッシュタグ付きでつぶやかれている情報がどのような地点から発信されているのかを時系列を追いながら確認できます。
  • 22 のコグニティブ API サービス: 自然言語認識、音声認識、画像認識などを開発者のアプリの中で簡単に実現するためのマイクロサービス。

 

▼ その他の de:code 2016 動画

 

関連記事

 

 

Breakout セッション、展示会場など

200 を超えるブレークアウトセッションについては、そのすべてをお伝えすることはできませんが、ハイライトは記事になっていますので、関連記事をまとめてみました。

 

▼ビジネス ユーザー必見! 2016 年 5 月 23 日 (月) から 5 月 29 日 (日) のマイクロソフト トピックまとめ (7 選)

 

▼ de:code 2016 動画と資料コレクション (docs.com)

 

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