IoT がマイクロソフト パートナーにもたらすチャンス【5/2更新】


(この記事は 2016 年 2 月 8 日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 The IoT Opportunity for Microsoft Partners の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

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「モノのインターネット (IoT) が経済に与える影響は計り知れない」と、だれもが口をそろえて言います。

 

Gartner は、コンシューマー向けと企業向けを併せて、延べ 208 億個もの「モノ」がつながり合うことになると予測しています (英語)。また IDC は、IoT 関連の支出が世界的に増加し (英語)、2019 年までに 1.3 兆ドルにも達する見込みだと発表しています。さらに長期的な予測として、McKinsey は 2025 年までの潜在的経済効果は 11.1 兆ドル規模にのぼると見ています (英語)

 

切り口がどうであれ、1 つだけはっきりしているのは、IoT、そしてビジネス インテリジェンスといったテクノロジによって切り拓かれる経済的チャンスは、巨大であるということです。

 

IoT は当初、コンシューマー向けテクノロジとして注目が集まっていましたが、企業向けテクノロジとしても急速に認知されはじめ、チャンスが大きく広がってきました。事実、McKinsey は、IoT によって B2B アプリケーションが生み出す価値は、総潜在価値の約 70% を占める可能性があると指摘しています。

 

ここで出番となるのが、パートナーの皆様です。皆様は、IoT の価値を長期的に提供するうえで欠かせない存在です。

 

豊富な専門知識を持ち、互いに協力関係を築いているマイクロソフト パートナーの皆様は、この大きな成長を予感させる市場に今すぐにでも飛び込める最高のポジションにいます。中には既に参入しているパートナー様もいらっしゃいますが、そうでない多くのパートナー様は IoT に関心はあるものの、何から始めてよいかわからずにいるようです。

 

ここで出番となるのが、私たちマイクロソフトです。

 

マイクロソフトは、IoT テクノロジそのものに投資することに加え、高い信頼性を誇るソリューションや認定パートナーをご紹介し、IoT に関する理解向上をサポートすることで、パートナー様の IoT 市場への参入を支援します。私たちのミッションは、皆様を検討の段階から実際の参入へと後押しし、IoT という巨大な市場が与えてくれるビジネス チャンスを最大限に活かせるポジションへと引き上げることです。

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IoT テクノロジの継続的な刷新

マイクロソフトにとって IoT テクノロジは目新しいものではありません。IoT デバイス/ソリューションのインストールと実装のサポートは、過去 20 年以上にわたって行ってきました。

 

マイクロソフトのビジョンはシンプルです。それは、IoT を複雑なものにしてはならず、人々が持つデバイスや資産を適切なテクノロジでつなげ、そこから新たなインサイトを引き出し、ビジネス上の意思決定をより的確に行えるようにすることです。このビジョンを実現するうえで核となるのが、Windows 10 と Microsoft Azure です。

 

昨年 7 月にリリースされた Windows 10 では、接続されたいくつものデバイスの安全性を十分に確保しながら、大量のデータを収集することができます。そして、そのデータからビジネス インサイトを引き出し、お客様に提供するのが、Azure の分析機能です。

 

マイクロソフトでは、IoT テクノロジをよりすばやく簡単に実装できるようにするために、2015 年 9 月に Microsoft Azure IoT Suite をリリースしました。Azure IoT Suite は構成済みのソリューションであり、遠隔監視や資産管理といった一般的な IoT シナリオに対応するよう設計されています。パートナー様およびそのお客様は、このソリューションを活用することで標準的なオペレーションを自動化し、これまで以上に簡単かつ迅速に実装を完了できるようになります。たとえば、パートナー企業の ICONICS 社は、既に自社の IoT ソリューションに Azure を活用しています (英語)。また、Satalyst 社なども Azure IoT Suite を活用して次々と成果を上げています (英語)

 

また、以下の例も参考になるかと思います。

 

「この海洋油田掘削施設には現在 30,000 台のセンサーが設置されていますが、意思決定に役立っているのは、そこで生成されるデータの 1% 未満にすぎません」-『The Internet of Things: Mapping the value beyond the hype』、2015 年 6 月、McKinsey Global Institute (英語)

 

もちろん、わずか 1% のデータであっても、異常を検知してそれに対処できるので、この石油会社にとって大きな価値があります。しかし、さらに多くのデータを集めて、予測や最適化、問題防止に利用することができれば、もっと大きな価値を得られるのではないでしょうか。Azure IoT Suite は昨年 12 月に更新版がリリースされ、予測保守のための構成済みソリューションが追加されました。このソリューションでは、大量のデータから実用的なビジネス インサイトを引き出すことができます。

 

また、デバイス メーカーにとっても Windows 10 IoT サービスが拡大し続けており (英語)、新しい SKU のリリース、プラットフォームの強化、継続的な刷新が進められています。マイクロソフトでも新たなポータルを開発し、パートナーおよびそのお客様がそれを利用してデバイス メーカーとつながり、最新の Windows デバイスを閲覧できるようにしています。この Microsoft Device Partner Connector (英語) は無料でご利用いただけます。ぜひサインアップして、実際にお試しください。

 

Azure Certified for IoT プログラム

Azure IoT Suite のリリースと同時に発表したのが、Microsoft Azure Certified for IoT (英語) プログラムです。IoT が成長すればするほど、異なるテクノロジどうしをうまく連携して機能させることが不可欠になってきます (英語)。Azure Certified for IoT は、グローバル テクノロジ リーダーから提供される IoT ソリューションが、はじめから完全に相互運用可能なものであることを保証するために設計されたプログラムです。

 

つまり、Azure Certified for IoT では、信頼性の高いソリューションと認定パートナーを紹介して、IoT 導入を迅速化することを目指しています。この取り組みは既にスタートしており、Arduino、Beagleboard、Freescale、Intel、Raspberry Pi、Samsung、Texas Instruments といった企業にご協力いただき、Azure 上で稼働するデバイス、プラットフォーム、オペレーティング システムの組み合わせの検証と認定を行っています。

 

Azure Certified for IoT パートナーになると、IoT への対応力や市場でのリーダーシップを実証したり、新たな顧客を開拓したり、信頼できるアドバイザーを求めている顧客のマインドシェアを獲得するなど、他のプログラムにはないユニークなチャンスを得ることができます。プログラムの開始以降、30 社近くの業界大手企業が参加し、そのうちの数社が複数のデバイスの認定を取得しています。どの企業も IoT に対する独自の視点から価値提案を行います。ご興味のある方は、Azure Certified for IoT プログラムの参加方法をご確認ください。

 

Azure IoT Practice Building Portal: 事業開拓のためのリソースを提供

マイクロソフトでは、IoT テクノロジとエコシステムへの投資と並行して、パートナー様の事業開拓も直接的に支援しています。Azure IoT Practice Building Portal (英語) には、MPN パートナー様が IoT 成功のために利用できるさまざまなガイダンスやリソースをご用意しています。

 

このポータルでは以下の 5 つの点を重視しています。

  • オンデマンド コンシェルジェ サービス: マイクロソフトが提供するメリットやリソースに関するガイダンスについては、IoTPartnerConcierge@Microsoft.com まで電子メールにてお問い合わせください。(英語)
  • トレーニングとマーケティング資料: IoT テクノロジの最新情報に関するトレーニングや、お客様向けのホワイトペーパー、プレゼンテーション資料、デモなどのマーケティング資料を用意しています。
  • ベスト プラクティス: パートナーの成功事例をご覧いただけます。
  • P2P とマイクロソフトの取り組み: エンジニアリング部門や現場の IoT テクニカル チームとつながったり、MSDN フォーラム、ブログ、Yammer コミュニティなどを通じて他のパートナーと交流することができます。
  • 閲覧、公開: 自社のソリューションを公開する方法は、お客様向けの新しいサイト www.InternetofYourThings.comAzure IoT パートナー ディレクトリ (英語) でご確認ください。

 

マイクロソフトでは、テクノロジの強化や強力なエコシステムの構築、成長を後押しするさまざまな参考資料の提供を通じて、皆様が IoT とより簡単につながることができるよう (そしてもちろん、利益も得られるように!)、これからも支援させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

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