【パートナー事例】 Office 365 とのネイティブ連携でコラボレーションの可能性をさらに拡大 ポリコムとマイクロソフトのパートナーシップと、それが生みだす新たなワーク プレイス[3/29更新]


「人と人のコラボレーションのすばらしさを推進していく」という使命を明確に掲げ、コラボレーション分野の世界的リーダーとしてソリューションを提供し続けているポリコムジャパン株式会社 (以下、ポリコム) 。マイクロソフトとは 12 年におよぶパートナーシップの歴史を持ち、その関係は現在さらに緊密なものになっています。

今回はポリコムとマイクロソフトのパートナーシップと、それによって可能になる新たなワーク スタイルについて、ポリコムの Niko Walraven 氏と James Brennan 氏、ポリコムジャパンの横山 大介 氏にお話をお聞きしました。

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写真左より、James Brennan 氏、Niko Walraven 氏、横山 大介 氏

 

ポリコムの概要とマイクロソフトとのパートナーシップについて

 

まず御社の概要についてお教えください。

 

329_2Niko ポリコムは、スピーカーフォンというシンプルなデバイスをテクノロジーの力でビジネス ツールへと進化させるため 1990 年に設立されたテクノロジー企業です。当社には 3 つの領域での強みがあります。第 1 は音声であり、これは既に 25 年の歴史があります。第 2 は映像です。どんなに離れた所にいる人でも、まるですぐ近くにいるかのような、臨場感のある環境を実現します。そして第 3 がインフラ。コラボレーションに必要な要素をすべて組み合わせ、それらがシームレスに動くようにしています。

 

James 当社にとって最大の差別化要因は、エクスペリエンスだと考えています。つまり、コラボレーションに最適な環境を提供することが、当社の使命なのです。これをオープン スタンダードによって実現し、Skype for Business などの既に存在する環境とも統合できるようにしています。ポリコムを使いたいお客様は、すべてをポリコムに統一する必要はありません。ベンダー ロックインされることなく、お客様にとって最適なものを組み合わせ、最高の環境を構築できます。

 

いま Skype for Business の話が出てきましたが、マイクロソフトとのパートナーシップはどのような状況なのでしょうか。

 

Niko マイクロソフトとのパートナーシップは 12 年の歴史があり、緊密な関係を築いています。実はポリコムにはマイクロソフト出身者が数多く在籍しており、マイクロソフトのコミュニティで名を知られた、マイクロソフト MVP アワード受賞者もいます。このような人々がいるため、マイクロソフトのビジョンも深く理解できるようになっています。

 

昨年 (2015 ) 10 月には設立 25 周年を迎えていますね。

 

James そのとおりです。実は昨年は、日本法人が設立されてから 20 周年の節目にも当たる年でした。

 

設立 25 周年の発表内容と Skype for Business との連携について

 

このタイミングでいくつかの製品発表もされていますが、発表のキー ポイントは何ですか。

 

329_3James 当社がこの業界のリーダーであり、かつイノベーターであり続けていることを強く打ち出しました。ポリコム エクスペリエンスをさらに拡大するため、新製品の発表も行っています。その中でも最も重要な製品が「Polycom RealPresence Trio (以下、RP Trio)」です。これはポリコム 25 年間の歴史の集大成とも言える製品です。

 

具体的にどのような機能を提供する製品なのですか。

 

James 会議室の中核となる、グループ コラボレーション用のスマート ハブです。ポリコムはこれまでにも、象徴的な三角形の音声会議デバイスを提供してきましたが、これを音声だけではなく、ビデオ会議やコンテンツ共有も可能なソリューションへと進化させました。ビデオやコンテンツ共有にも対応した音声会議システムは、これが初めてです。もちろん音声も高い品質を実現しています。

 

Niko Skype for Business のエンド ポイントとして利用できることも大きな特長です。オーディオ機能に関しては、今年 (2016 年) 2 月に Microsoft Office 365 の認定を受けています。ビデオに関しても、近いうちに認定を受けられる見とおしです。

 

James これに加え「Polycom VVX ビジネス メディア フォン (以下、VVX)」が、Office 365 のクラウド ボイス サービスをサポートしたことも発表しています。Office 365 のボイス サービスに関して、マイクロソフトの認定を受けたのは当社が初めてであり、現時点でも唯一の存在です。なおオンプレミスの Skype for Business では、RP Trio と VVX の両方が既にボイスとビデオの認定を受けています。

 

Niko これらのポリコム製品は、マイクロソフトの製品やサービスと、ゲートウェイなどを介すことなく、直接連携できます。これを当社は「ネイティブ インテグレーション」と呼んでいます。このようなことが可能になったのは、ポリコムがマイクロソフトと共同開発を行ってきたからです。オンプレミスの Skype for Business のエンド ポイントとして使える製品としては、以前から「Polycom CX シリーズ」を提供していますが、実はこの中ではマイクロソフトのソフトウェアが動いています。VVX や RP Trio はその延長線上に位置する製品であり、さらに機能を拡張したものなのです。

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音声会議からビデオ会議、小会議室~大会議室までカバーできる

グループ コラボレーション用スマート ハブ「Polycom RealPresence Trio」

 

 

 

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多忙な企業幹部や管理職の生産性を最適化する

高性能なビジネス メディア フォン「Polycom VVX 600」

 

 

ポリコムとマイクロソフトの統合が可能にするワーク スタイルについて

 

このようなネイティブ インテグレーションは、利用企業にどのようなメリットをもたらすのでしょうか。

329_6横山 離れた場所にいる人々が協業しやすい環境を実現できます。日本では「ワーク スタイル変革」と言われていますが、ポリコムではこれを「未来のワークプレース」、「未来の働き方」と呼んでいます。

 

ポリコムと Office 365 の連携で、新しい働き方が可能になると。

 

横山 そうです。離れた場所にいる人々が一緒に働くには、3 つの要件を満たす必要があります。第 1 は、どこででも働ける環境、ワークプレースを作ることです。これは Office 365 を活用することで実現可能です。第 2 はエクスペリエンスです。これは地味な要件ですが、実はとても重要です。単に相手とつながるだけではなく、相手の感情まで伝わる臨場感が必要です。まただれにでもすぐに使い始められる、統一されたインターフェースも欠かせません。これは Skype for Business とポリコムのインテグレーションで可能になります。そして第 3 が、コラボレーションをワークフローに組み込めることです。業務アプリケーションやマイクロソフトの他のツールと連動し、スムーズに会議を始められることが重要になります。これもネイティブ インテグレーションで実現できます。

 

James たとえばポリコムは「Polycom RealConnect for Skype for Business」を提供していますが、これによって Microsoft Outlook のカレンダー機能が活用可能になり、会議のスケジューリング ワークフローを簡略化できます。またリモート デスクトップ プロトコル (RDP) をサポートしているため、Skype for Business のユーザーとの間でコンテンツの送受信を行うことも可能です。

 

横山 コミュニケーションのスタイルは国によって異なります。日本は言葉以外にも、声のトーンやしぐさ、周りの人の反応など、空気を読む文化があります。このような国ではポリコムが提供する臨場感が、重要な役割を果たすはずです。日本により適したツールだといえるのではないでしょうか。

 

 

今後のマイクロソフトとのパートナーシップについて

 

マイクロソフトとのパートナーシップに関して、今後の展望をお聞かせください。

 

Niko 2016 年 3 月 9 日に、マイクロソフトとの新たな協業に関する発表が行われています。その具体的な内容は、当社の主力ビデオ製品である「Polycom RealPresence Group シリーズ」が Office 365 の Skype for Business に対応予定であること、マイクロソフト向けの新製品をリリース予定であること、そしてクラウドベースのビデオ相互接続サービスを共同で提供する予定があることです。このようなことが実現できるのも、両社が共通のビジョンを持っているからです。マイクロソフトとのパートナーシップは、今後さらに緊密なものになっていくはずです。

 

横山 マイクロソフトは昨年 8 月に「テレワーク週間 2015」を開催しましたが、ポリコムはこれにも賛同パートナーとして参加しています。また今年 4 月には、Skype for Business パートナー向けのトレーニングである「Skype for Business Partner Technical Airlift」にもセッションを提供、ポリコムと Office 365 のネイティブ インテグレーションに関する Webinar (双方向の Web セミナー) も開催予定です。

マイクロソフトと私どもが同じ方向を向いて協業を推進することで、お客様にもより大きな成功がもたらされると考えています。

 

James Office 365 は現在も驚異的な成長を続けており、非常にエキサイティングな存在になっています。その中でポリコムのソリューションを提供できるのは、とても喜ばしいことです。日本マイクロソフトの MTC (マイクロソフト テクノロジー センター) にも既に VVX と RP Trio が入っており、デモが行える環境が用意されています。パートナーの皆様にもぜひこれらに直接触れていただき、お客様への提案に活かしていただきたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

※ポリコム主催の各種イベントやセミナー情報の詳細は、下記をご参照ください。

http://www.polycom.co.jp/company/events.html

 

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今回の取材に対応してくださったポリコムの皆さま。

左から、Polycom Asia Pacific Pte Ltd, Sr.Director, APAC Solutions Marketing, James Brennan 氏、ポリコムジャパン株式会社 マーケティング部 パートナー マーケティング マネージャー 横山 大介 氏、Polycom Asia Pacific Pte Ltd, Asia Pacific Director, Voice & UC Solutions, Niko Walraven 氏

 

 

Polycom, Inc.

スピーカーフォンというシンプルなデバイスを、テクノロジーの力でビジネス ツールへと進化させるというビジョンを掲げ、1990 年に設立。その後、25 年以上にわたる革新的なソリューションの提供によって、コラボレーション分野の世界的リーダーへと成長しています。現在も「人と人のコラボレーションのすばらしさを推進していく」という使命を明確に掲げ、人々が直面するさまざまな "距離" の問題を解決し、"コラボレーション" の力を無限大にするため、高品質なユーザー エクスペリエンス、高い相互運用性、高い柔軟性を備えたコラボレーション ソリューションを、パートナー企業と共に開発、提供し続けています。

 

 

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