【パートナー事例】 Office 365 に対応して急成長し、100 万ユーザー以上が利用しているクラウド セキュリティ HDE One の魅力とは【10/20 更新】


株式会社HDE (以下、HDE) は、1995 年に Linux に向けたソフトウェアを開発するベンチャー企業として設立され、2011年からはクラウド ビジネスを始め、ここ数年でマイクロソフトとのパートナーシップを急速に進めている会社です。同社では、クラウド セキュリティ サービスの HDE One を各社のクラウド サービスに向けて提供しており、この HDE One を Microsoft Office 365 に対応させることによって、大阪オフィスを設立するほどの急成長を遂げてきました。

2015 年 9 月 2 日~ 4 日の 3 日間開催された日本マイクロソフト最大の新フラッグシップ イベント「FEST 2015」では、HDE の執行役員である汾陽 祥太氏が参加し、マイクロソフトのクラウド パートナーが本音を語るパネル ディスカッションや HDE One を紹介するセッションに登壇しました。

今回は、これらのセッションから、HDE One の魅力と、HDE がマイクロソフトとのパートナーシップをどのように考えているのかを探っていきます。

株式会社HDE
執行役員
マイクロソフト担当
汾陽 祥太氏



クラウド サービスのセキュリティを強化する HDE One

 HDE One は、1,300 社以上、100 万ユーザー以上が利用でしているクラウド セキュリティ サービスです。Office 365 と連携して、メールの情報漏えい対策/スマートフォン紛失対策/不正ログイン対策をクラウド上で実現することができます。

 各社がクラウド サービスの導入に踏み込めない理由の 1 つとして、社外にデータを置くことへの不安や情報漏えいなどのセキュリティに対する不安をあげられる場合があります。しかし、2014 年の調査でも、日経 225 銘柄の 70% が Office 365 を既に活用しています。そして、汾陽氏も「現在では、80% を超えているのではないか」と話します。実際、さまざまな場所で Office 365 と HDE One に関する講演を行っている汾陽氏は、毎回の講演の冒頭で Office 365 を導入しているかを聴講者に聞いており、ここ数年で導入が非常に進んでいることを実感していると言います。このようなクラウドに不安を持って、移行に踏み込めない企業に対して有効なのが、クラウド サービスのセキュリティを強化しながら利便性を向上する HDE One です。



アクセス制御やデバイス保護だけでなく、メール セキュリティも提供

 HDE One には、アクセス セキュリティ、デバイス セキュリティ、メッセージング セキュリティの 3 つの機能があります。

 アクセス セキュリティでは、IP 制限や二要素認証機能などのアクセス制御機能を提供し、不正アクセスによる情報漏えいのリスクからクラウド サービスを安全に守ります。いつでも、どのようなデバイスからでも簡単にアクセスが行えることがクラウド サービスの長所ですが、企業にとっては、アルバイトや派遣社員が自宅やインターネット カフェから企業のデータにアクセスしたり、営業社員が自分のデバイスでアクセスしたりしては困る場合もあります。HDE One では、デバイス セキュリティによって、メンバーごとにアクセスできる PC やデバイスを制限し、端末にデータを残さないようにクラウド サービスにアクセスできるブラウザーを提供することで、デバイスの紛失やウイルス感染などによる情報漏えいを防ぐことができます。クラウド サービスと共に BYOD なども検討している企業にとって、非常に有効な機能が搭載されていると言えます。

 HDE One のメッセージング セキュリティでは、メール誤送信対策、情報漏えい対策、メール監査、メール暗号化、大容量ファイル転送などの高度なメール セキュリティをクラウド上で実現しています。送信先違いや添付間違い、誤字や失礼な表現のメールを誤って送信するのを防ぐため、HDE One では決められた一定期間送信を一時保留し、ユーザーが気付けば、送信を取り消すことが可能です。また、To や Cc などの宛先が多い、添付ファイル内に社外秘などの文字がある、都道府県名が多い、などの情報漏えいにつながると思われるメールを自動監視する機能や、第三者の承認後に送信する機能、添付ファイル次号暗号化機能なども搭載しています。

 導入時にリモート コンサルティング サービスを無償で受けられることも、HDE One の大きな特長の 1 つです。企業のセキュリティ ポリシーに合わせて、クラウドでのセキュリティ ポリシーを策定する支援を行い、効果的に HDE One の設定を行うことが可能となります。



マイクロソフトのパートナーとして急速に成長

 以前は他社のクラウド サービスに向けてクラウド セキュリティのサービスを展開していた HDE でしたが、BPOS (Microsoft Business Productivity Online Services) から Office 365 にサービス名が変わり、新機能や機能改善のスピードが非常に早くなったころに Office 365 に注目し、マイクロソフトのパートナーとなることを検討し始めたと汾陽氏は説明します。「Office 365 が目に見えて成長している中で、今のうちにやっておかないといけないと感じました。今振り返れば、その時点で Office 365 のビジネスを始めて本当によかったと思っています。」と話す汾陽氏は、Office 365 が多くの企業に受け入れられている理由の 1 つとして、コミュニティの存在をあげています。「公式の Office 365 サポート コミュニティに加え、Facebook にもOffice 365  コミュニティがあり、多くの人が参加して活発な意見交換していることは非常に良いと思います。」

 また、マイクロソフトのパートナーとなることで、クラウド ビジネスが拡大し、全国各地でビジネスを行えるようになったことも大きなメリットと感じていると説明します。「パートナーどうしで協業できる体制が整えられているので、他のパートナーの方からお声がけいただき、全国各地の案件にかかわることができるようになっています。特に、最近 Office 365 の導入が急速に進んでいる大阪に新たにオフィスを開設しましたが、他社のクラウド サービスだけをやっていたのであれば、東京以外にオフィスを構えることはありえなかったと思います。」

 「マイクロソフトのクラウド サービスの強みは、日本でビジネスを 20 年以上行った経験を活かし、日本企業に向けた開発やサービス提供を考えていることです。」と話す汾陽氏は、今後もクラウド ビジネスが大きく成長することを確信しており、マイクロソフトの担当者とのやり取りの中で、非常に大きな熱意を感じていることを明かします。「クラウドを始めていないのであれば、小さくてもいいから始めてほしいですね。戦国時代の鉄砲、大手コンビニエンス ストアが初めて導入した POS、iPhone、ビッグ データなど、その後はあたり前のように使われているものも、最初は懐疑的に捉えられていました。クラウドも同じだけのインパクトがあるもので、今後はあたり前のように使われていくものだと考えています。クラウドは、単発の売り上げは大きくありませんが、これらを回すことで大きなメリットが出てきます。マイクロソフトは、クラウドに対して本気で取り組んでいるので、ベスト パートナーだと考えており、マイクロソフトと共にクラウドと IT 業界を盛り上げていきたいと考えています。」

 

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