ソーシャル メディアのプロが教えるマーケティングの 9 つのヒント【10/15 更新】


(この記事は 2015 年 9 月 23 日に Microsoft Partner Network Blog に掲載された記事 9 marketing tips from a social media pro の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

2014 年度、Facebook の月間アクティブ ユーザー数は 13 億 5000 万人を記録しました。

Twitter は、2 億 8400 万人を数えます。

LinkedIn は、1 億 8700 万人に達しています。

Adweek SocialTimes (英語) によれば、B2B 分野におけるマーケティング担当者の 10 人中 9 人が、ソーシャル メディアの最大のメリットは露出を増やしてアピールできることだと述べています。

皆様の企業では、膨大な数の閲覧者をビジネスに活用できているでしょうか。ご自身の会社では活用できていないとしても、競合他社ではうまく活用している可能性も大いに考えられます。

ソーシャル メディアの活用に着手するには時間と労力が必要ですし、短期的な ROI を算出するのは難しいかもしれません。この新たな環境に対処するための指針として、今回はソーシャルをいかに活用して成果を上げているのかについて、アイスランドに拠点を置くパートナーである LS Retail 社 (英語) からお話を伺いました。同社は 4 月に Web サイトを刷新しており、この魅力あふれる新たなサイトへのアクセス数を伸ばすことに重点を置いて取り組んでいます。CMO である Eloise Freygang 氏とコンテンツ ライターである Giada Pezzini 氏が、同社で効果を上げている 9 つのヒントについてご紹介くださいました。皆様にとってもソーシャル メディアを使いこなすうえで参考になると思います。

  1. ターゲットとなる読者や接触方法を把握するFreygang 氏は次のように述べています。「当社は幅広い業界とそこに携わるさまざまな人々に働きかけています。パートナーだけでなく、お客様のための取り組みにもさらに注力するようになったことで、戦略や発信内容の見直しが必要になったのです。」チャネルやターゲット層によって、ふさわしい表現方法も異なります。Freygang 氏によれば、Facebook ではリラックスした雰囲気に、LinkedIn では業界固有のコンテンツを多めにすると効果的だそうです。「お客様とつながるチャネルとしては、主に Twitter を使用しています。対話に最適なメディアです。」
  2. ソーシャルを活用して、業界のスペシャリストとしての地位を確立するLS Retail 社では、主にコンテンツを配信するための手段として、ソーシャル メディアを利用しています。Pezzini 氏は次のように述べています。「当社を業界のエキスパートとして認識してもらいたいので、すべてのコンテンツがその目的に関連するものになっています。週に 2 件以上のブログを投稿し、その内容をソーシャル チャネルを通じて拡散させます。」他のユーザーの投稿を共有したりコメントしたりすることも、知名度を高め、Web サイトを繰り返し閲覧してもらうための有効な手段です。
  3. 試行錯誤をいとわない「多くの企業がそうだと思いますが、当社でも、ソーシャル メディアの効果的な活用方法をいまだに模索し続けています。私たちは、ターゲットとなる読者のペルソナ作りから始めました。たとえば、大手食品企業の IT マネージャーや、小規模な小売店のマーケティング マネージャーなどです。そして次に、これらの人物に訴えかける投稿を作成しました。平坦な道のりではありませんでしたが、測定と分析を何度も重ねた結果、有効な方法がようやくわかってきたのです」(Freygang 氏)
  4. 数多く読んで、数多く共有し、独自の解釈を加えるPezzini 氏によれば、繰り返し閲覧してもらうには、新鮮なコンテンツを頻繁に投稿する必要があると言います。そのために彼らは、多種多様な業界のニュースレターや Web サイトなどを購読しています。「その業界で何が重要なのかがわかるようになり、その業界のビジネスについて把握できたように思います」と Pezzini 氏は語っています。ただし、記事をただそのまま共有するのは禁物です。Freygang 氏はこう付け加えます。「私たちは単に "コンテンツの再利用" をしているのではなく、情報に常に新たな解釈を加えるようにしています。既存のコンテンツに何らかの付加価値を加えることが重要です。読者は、さまざまな場所から情報を入手することができるので、当社のコンテンツを選んでもらうにはそれなりの理由が必要なのです。」
  5. 投稿管理カレンダーを活用しつつ、予定外の出来事には柔軟に対応する自社の新製品発表やイベントあるいはキャンペーンと連動しながらコンテンツを配信するのが望ましいですが、投稿管理用のカレンダーを利用すれば、こうした絶好のビジネス チャンスを逃さずに済みます。ただし、Freygang 氏は、読者の興味を引くような出来事が思いがけず発生したときには柔軟に対応する必要があると言います。予定していなかったからといって、盛り上がりが期待されるせっかくの話題をみすみす逃すことのないようにしてください。
  6. お客様事例を取り上げる (自社のことばかり話題にしない)Pezzini 氏はこう述べています。「当社は、お客様事例やホワイト ペーパーを Web サイトに数多く公開しており、ソーシャル メディアでも配信しています。読者の皆様からの感触は良好で、幅広くお役立ていただいているようです。また、お客様事例の紹介ビデオも好評です。」自社のことばかり取り上げていると、すぐに飽きられてしまいますが、示唆に富んだお客様の成功事例を紹介すれば、お客様のために責任をもって積極的に取り組んでいることが伝わります。これにより、Web サイトを繰り返し閲覧してもらえると同時に、自社のソリューションがお客様の成功に役立つことを効果的にアピールできます。
  7. すべての人を巻き込む – "ソーシャル" メディアと呼ばれるのには理由がある「さまざまな声を取り上げるべきです。社員に協力してもらうのは難しいことかもしれません。だれもが『自分は物書きではないから』と断ろうとするのです。しかし、当社のマーケティング チームは優秀で、質の高いブログ記事やコンテンツを Web に公開しています。社内のさまざまなエキスパートの元に出向いてインタビューを行い、その内容を参考にブログ記事を書き上げます。また、数行だけ書いた原稿をエキスパートに渡して、これを基に書き進めてもらうこともあります。ゼロから書き始めるのは非常に骨の折れる仕事ですから」(Freygang 氏)「また、さまざまな方面から寄せられる話題をいつでも受け入れられる態勢を整えておくことが必要です。以前、こんなメールが送られてきたことがあります。『あるお客様が当社の競合他社との間で、問題を抱えているというのです。X を提供していないことが原因なのですが、当社でサポートできないだろうかという相談でした。私はもちろんサポートできると回答し、さらに、この件についてブログ記事を書いてみないかと持ちかけたのです。今では、この人物は、お客様が直面している問題を詳しく把握している立場から、寄稿者として協力してくれています」(Freygang 氏)ブログ運用に参加する方法はコンテンツを寄稿するだけではないと、Pezzini 氏は付け加えます。社員は、投稿を共有したり、コメントを追加したり、リツイートしたり、さらにはイベントの写真を投稿することもできます。また、Freygang 氏も「"ソーシャル" というからには、全員が参加し、共有すべきです」と述べています。
  8. 戦略的にフォロワーを増やすフォロワーを増やすには努力が欠かせません。Freygang 氏は次のように語ります。「やみくもにブログを運用しているわけではありません。業界を知るエキスパートとして立場を確立するために運用しているのです。そのためには、業界を牽引するリーダーと個人的なつながりを結ぶことが重要になります。Twitter は対話に適したメディアなので、その分野で著名な Twitter ユーザーをフォローするようにしています。そうした人たちと情報を共有したり、彼らの発言にコメントしたりして、関係を深めていくのです。当然、さまざまな配慮が必要ですし、時間もかかりますが、質の高いフォロワーを獲得するには、その分野のソート リーダーと有意義な対話をしていることをアピールできると効果的だと思います。」
  9. 人間的な側面に光を当てるFreygang 氏によれば、LS Retail 社の投稿の中でも人気があるのは、人間味あふれる内容のものだそうです。「皆さん、誕生日の写真が好きなんです。いつも、たくさんの "いいね" が付けられています。」あまり頻繁にやりすぎるのは考えものですし、こうした種類のコンテンツはチャネルによって向き不向きがあるでしょう。しかし、企業の温かく人間味ある一面を披露することは、好感度や信頼感を育むことにつながります。

LS Retail 社もソーシャル メディアを活用して自らの存在感を高める方法をいまだ模索している最中だと語っていますが、どうやら同社の戦略は効果を上げているようです。Freygang 氏のコメントを引用します。「当社の潜在顧客数は飛躍的に増加しました。順調に進んでいますが、結果を出すためには積極的な投資が必要です。」

ソーシャル メディアの効果的な活用方法 (その他、マーケティングの適切な進め方) については、マイクロソフトのスマート パートナー マーケティング (英語) のサイトに掲載されているビデオをご覧ください。

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