【パートナー事例】株式会社ティーケーネットサービス~クラウドを入口に、システムの全体最適を提案【10/13 更新】


 株式会社ティーケーネットサービスは、マイクロソフトの最新テクノロジーを積極的に採用し、中堅・中小企業の顧客が導入しやすい価格帯でハイレベルなソリューションを提供しています。高い技術力をもって、お客様ごとの課題に的確な提案を行えるように、7つの専門分野でマイクロソフトが定める審査基準をクリアしたコンピテンシー取得パートナーです。近年では Microsoft Azure Office 365 などのクラウド サービス提案にも積極的に取り組み、顧客満足度の高いサービス メニューを多数のお客様に展開されてきた実績により、マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2015で「Midmarket Solution Provider コンピテンシー アワード」を受賞された同社に、提案時に心がけられているポイントなどを伺いました。

 

 

TK_1

【画面左から順に】

株式会社ティーケーネットサービス アドバンスドソリューション部 主任 柳 卓也 氏
株式会社ティーケーネットサービス 事業開発部 大堀 信幸 氏
株式会社ティーケーネットサービス 代表取締役 武田 勇人 氏
株式会社ティーケーネットサービス シニアコンサルタント 石垣 比呂志 氏

お客様の「漠然としたお悩み」を、システムの「全体最適」で解決

高い技術力を背景に、マイクロソフトのテクノロジーを総合活用

―― 御社は、サーバー / ネットワーク構築から、仮想化基盤の構築、さらにはソフトウェアライセンスの最適化まで、幅広くサービスを展開されています。

近年では、Azure / Office 365 の提案もラインアップされていますが、「技術力」を強みとする御社にとって、Office 365 のようなクラウド サービスに抵抗はありませんでしたか?

武田 氏

いえ、抵抗を感じるようなことはありませんでした。

当社では、お客様のニーズにしっかりとお応えしていくためにも、常にマイクロソフトの最新テクノロジー情報を把握し、研究していますので、Azure も Office 365 も、スムーズに当社のサービス ラインアップに加えています。

―― クラウド サービスがラインアップされたことは、御社のメリットにもつながっていますでしょうか。

武田 氏

やはり、お客様へ提案する「間口」が広がったことが一番のメリットですね。

手軽に、素早く、最新の情報基盤を導入できるクラウド サービスは、お客様にとってもメリットが多いため、新規のお客様を獲得する際にも、非常に良いきっかけになると思っています。

それに、Office 365 は、Exchange Online から Skype for Business まで、最新の情報基盤を構成するサービスが幅広くパッケージされていますので、お客様の課題を解決しやすいということも言えます。

―― それは、具体的にはどのようなことでしょうか?

武田 氏

中小企業の多くは、IT 専任の部署を持っていません。そうしたこともあり、多くのお客様は、日頃から感じられている課題が「どのようなテクノロジー」を、「いかにして活用することで解決できるか」が、判然としないまま悩まれています。

たとえば、「メールも、ポータルサイトも使っているけれど、どうも社内の情報共有が、思ったように進まない」ですとか、「IT への投資をいとわずに、業務上必要だと思えるシステムはすべて導入してきたのに、想定したような効率化が図れない。なぜだろう?」というような状況です。

そうした状況に対し、Office 365 は、メール、ドキュメント共有、ポータルサイト、そしてインスタントメッセージや Web 会議による遠隔コミュニケーションまで、幅広いサービスを活用して解決を図ることができます。

サービスの契約もひとまとめになっているので、お客様への説明もしやすいですよ。

―― お客様が抱えている課題を解決するために、必要なサービスを Office 365 としてまとめて提供できるということですね。

武田 氏

Office 365 を導入するだけでしたらば、お客様が独力でも実現できます。

しかし、最適活用できなければ、意味がありません。

私たちがプロフェッショナルとして貢献できるのは、Office 365 の導入効果をいかにして最大化するか、という点にあります。

その点において、当社で実際にマイクロソフトの製品、サービスを使用してきた経験と技術を、お客様のために活かし、価値のあるサービスを提供できると思います。

 

手軽に導入できるクラウド サービスで、提案の「間口」を拡大

―― 先ほど「間口が広がる」と話されていましたが、それは Office 365 の導入活用をきっかけとして、より大きな提案へと結び付けられるということになりますか?

武田 氏

マイクロソフトの製品・サービスには、OS、ミドルウェアからサーバー / クライアントの運用監視、そしてセキュリティまで、お客様のシステム環境に必要なものがすべて揃っています。

当社では、こうしたマイクロソフトのテクノロジーを駆使して、お客様のシステム全体を最適化する提案を、積極的に行っています。

Office 365 を導入する際にも、最初に「ゴールとなる全体最適の姿」を描くことで、段階を追って、中長期的にシステムの更新・刷新に取り組んでいくことが可能になります。

CRM など、他社が提供するサービスと比較した場合、個別の機能では、それぞれ優劣も生じると思います。しかし、個々の機能差を優先して、「メールはこれ」「CRM はこれ」「ポータルはこれ」と、異なるテクノロジーを個別調達していくと、結局はシステム全体が複雑になり、全体最適の計画を立てにくくなってしまいます。

そうした意味では、Office 365 という、「充実した機能を、手軽に導入できる」ソリューションが、ゴールに向けた、とても良いきっかけになると感じています。

 

―― なるほど。シンプルな構成で、最適化を図ることが可能なのですね。しかしそれも、御社の経験の豊富さと、技術力の高さがあればこそ、と言えるかもしれませんね。

武田 氏

いえいえ (笑)。ただ、当社には今、クラウド事業部門においては 4 人の中核メンバーがいるのですが、それぞれが、専門的な強みを持って提案できるようになってはいます。

―― Microsoft Dynamics CRM Online と Office 365 の連携活用を行っている、株式会社ユウワ様の事例でも、御社のスペシャリティが活かされていると感じました。 

武田 氏

ユウワ様の事例では特に、リフォーム業界に造詣が深い大堀が案件をリードして、CRM のカスタマイズなどを行っています。

大堀 氏

リフォーム業界は、競合が多いため、お客様のロイヤリティを高めていくことが、とても重要になっています。その点をユウワ様でも重視されていて、お客様の情報および案件の管理を円滑にするために、業界に特化した CRM を早くから導入されていました。

しかし、ユウワ様が目指す情報共有には機能が足りず、ちょっとしたカスタマイズにも、かなりの費用が掛かったと伺っています。

そこで、機能の不足を補うために、もう 1 つ別の CRM まで導入し、並行利用されていたのですが、情報入力の工数が増すばかりで、望むような結果が出なかったのです。

そこで、私たちが提案したのが、Microsoft Dynamics CRM Online と Office 365 の連携活用でした。

 

入念なヒアリングで複雑多岐にわたる課題を掘り起し、シンプルなシステム構成で解決

―― CRM について、「どのような機能が必要だ」という、明確なリクエストがあったのでしょうか?

大堀 氏

「明確なリクエスト」、と言うよりは「しっかりと投資してきたにも関わらず、なぜか思うように行っていない」という、非常に漠然とした相談をいただいたところからスタートしています。

ユウワの今井社長が一番気にされていたのは、社員の皆さんが「疲れている」のではないかということでした。

そこで、対面を基本として、じっくりとコミュニケーションさせていただき、埋もれている課題を掘り起し、整理していくところから始めました。

まず、ポイントとなったのは、「移動の多さ」でした。

ユウワ様のショールームは、新潟に 2 店舗あるのですが、車で 40 分の距離があるため、会議や研修のために移動するだけでも、時間と労力を要していたのです。

また、営業の方々など、毎日外を回られています。そのため、モバイル端末を活用するニーズがあるのですが、メールは POP メールであったため、端末間で同期していませんでした。

もう 1 つのポイントが、「社内コミュニケーションの活性化」です。これは、目的が「対お客様」と「対社内」の 2 つに分けられます。 

「お客様との接点」においては、ほんのちょっとした会話の中で気付いた事なども、きちんと CRM 上にメモとして残していき、社内全体がチームとしてお客様に接することができるようにしたい。

担当の営業が不在でも、お客様にご満足いただけるよう、チーム全体で必要な情報をフォローして、接客の質的向上につなげたいという思いがありました。

「社内」についてはまず、円滑な情報共有によって、人材育成のスピードを早めていきたいというニーズがありました。新入社員が仕事のコツを覚えて、1 人前の営業に育つまでには通常で 4 ~ 5 年かかります。しかし、今は変化も早く、競争も激しいですから、1 年でも早く成長してもらえることが理想です。

加えて、上意下達に偏りがちなコミュニケーションをフラットなものにして、現場からも、もっと積極的に発言して欲しいという社長様の想いもありました。

そして、最後のポイントが、「在宅テレワークも可能にする、柔軟な働き方の実現」でした。

女性のニーズに合わせた提案力が求められるリフォーム業界にあって、ユウワ様では、女性社員の採用を積極的にされていましたが、やはり結婚・出産を機に、女性がフルタイムで働くことは難しくなってしまいます。

そこで、今注目されている在宅型のテレワークなどが実践できる環境も、求められていたのです。

 

―― 非常に多くのニーズが存在していたのですね。

大堀 氏

そうですね。お客様は IT の専門家ではありませんから、今述べたような課題を解決できるサービスの存在および、その適切な活用方法はご存知ではありません。

そこで、私たちが 1 つ 1 つの課題に対して有効となる、クラウド サービスの活用を提案していきました。

 

―― 具体的には、どのような提案をされたのでしょうか。

大堀 氏

まず、メールを Exchange Online に切り替え、事務所にあるデスクトップやノート PC、そしてスマートフォンまで、すべてメールとスケジュールを同期できるようにしました。

そして、Skype for Business の Web 会議機能を使って、店舗間を移動しなくても、全社会議などが行える環境を整えました。

最後に、Microsoft Dynamics CRM Online を活用して、ユウワ様が長年求められてきた CRM システムを実現しています。

大きく分けると、この 3 つだけで、先ほどお話した課題の解決に結びついています。

 

―― 非常にシンプルですね。

大堀 氏

そこが、マイクロソフトのクラウド サービスの良いところだと思います。

Office 365 も CRM Online も、マルチ デバイス対応ですから、PC、スマートフォン、タブレットなど、自由に活用して、フレキシブルなワーク スタイルを実践できます。

Skype for Business があれば、インスタント メッセージや音声通話、Web 会議など、複数の手段で気軽にコミュニケーションできます。

遠くにいる相手にも、インスタント メッセージでササッと質問して、回答を得ることができます。この便利さは、使ってみるとすぐに実感いただけます。

これだけ揃えば、自宅に居ても CRM の情報を確認したり、全社会議に参加したり、何の不自由もなく働ける環境が整いますから。

 

―― ユウワ様の案件では、CRM がもっとも重要なポイントとなっているかと思いますが、他社のサービスとも比較はされたのでしょうか。

大堀 氏

はい。実際に Salesforce.com と比較しました。

カスタマイズの細かさやテンプレートの種類などを考えれば、Salesforce.com も有力な選択肢になります。しかし、ランニング コストに大きな差がありました。

機能が多少優れていると言っても、コストが 1 万円違えば、その分、売上にも差が出なければなりません。しかし、CRM の機能差だけで、売上の増加を保証することはできません。

大切なことは、「必要な機能」を「使いやすく整理」して、「より適切なコストで運用する」ということです。

 

―― 機能評価は拮抗しつつ、コストの違いが決め手となったのですね。実際のところ、Dynamics CRM Online について、どのように評価いただいていますでしょうか。

大堀 氏

Dynamics CRM Online は、非常に使いやすいと思います。

基本的な機能は整っていて、そこから、必要な機能やレイアウトを、ブラウザ上で簡単にカスタマイズできます。0 から作り上げる場合、お客様も何をどうしていいのか戸惑いますから、基本形となる画面があると、相談もしやすいですね。

そうやって、相談していくその場で CRM の画面を、ドンドンとレイアウト変更とできますので、お客様にも非常に満足していただけました。

 

―― お客様の目の前で、カスタマイズされたのですね。

大堀 氏

お客様に、いち早くシステムを理解していただき、より深く信頼いただけるように、あえて目の前で、できるだけのカスタマイズを行っていきました。

 

―― 具体的には、どのような工夫をされたのでしょうか。

大堀 氏

いろいろあるのですが、1 つには各営業が受けているお問い合わせなどに、きちんと対応できているかどうかがひと目で把握できるダッシュボードを作成しました。

そして、各案件のシートには、お客様に必ずヒアリングすべき項目を漏れなくレイアウトしていますので、CRM の画面上で、すべての情報項目に入力することができれば、たとえ新人でも、初動時のヒアリング漏れが起きないように工夫しています。

―― そうした工夫が、人材育成の短期化につながっているのですね。

 

社内 SNS や仮想デスクトップの導入で、より充実した環境へ

 

―― ユウワ様においても、今後さらに深く、活用が進められる予定なのでしょうか。

大堀 氏

はい。まずは、OneNote を活用して、営業現場のコミュニケーションを、より充実させていくことになっています。

お客様と対話しているその場で、しっかりと手書きのメモをとり、その場で撮影した写真や、提案資料などをパパッとスクラップして、お客様ごとの資料を作り上げていくことができるようになります。

もう 1 つは、社内 SNS として Yammer をご活用いただくことで、よりフラットな意見交換の場を作り上げていく予定です。

 

武田 氏

そのほか、SharePoint Online と CRM Online を連携させて、ドキュメントやナレッジの共有を、より充実させていくことも、検討いただいています。

加えて、より充実したテレワーク環境を整えるために、Windows の仮想デスクトップ活用も検討いただいています。

 

北陸から、アジアへサービスを拡大。日本企業の海外進出も、包括的にサポート

―― ところで、御社では海外進出も進められていると伺いました。

武田 氏

はい。マレーシア法人であるTK International Sdn. Bhd.(本社:マレーシア クアラルンプール、代表取締役:阿部 慎吾、以下 ティーケーインターナショナル)と 2015 年 7 月 28 日から業務提携し、東南アジア諸国でのICTサービス活用支援事業を開始しています。

 

―― ますます活躍の幅が広がりますね。

武田 氏

東南アジア諸国に進出している日系企業は現地での人材不足やスキル不足、ICT事業者からのサポート体制の不足等、多くの課題があり、ICTサービスの十分なメリットを享受できていない現状が見受けられます。

そうした状況に対して、ティーケーインターナショナルの業務提携によって、東南アジア地域に進出された日系企業がICTサービスの活用を通じて、業務課題を解決することをご支援していきたいと思っています。

また、日本のICT事業者の東南アジア諸国への進出を支援し、日本国内と同様に高品質で安全なICTサービスを活用できるビジネス環境の構築を推進していく方針です。

 

―― 御社の「最適化提案」が、日本国内だけではなく、日本企業のアジア拠点にまで拡張されるのですね。

武田 氏

まずは一歩ずつ、着実に実績を積み重ねていきたいと思います。

アジアでも、もちろん Office 365、CRM Online、Azure などのクラウド サービスを率先して推していきますよ。

―― ありがとうございます。

============================

 

 

TK_2

株式会社ティーケーネットサービス

〒950-1104 新潟市西区寺地611-21

連絡先:TEL.025-201-7545

     FAX.025-201-7546

 



Skip to main content