ビジネスのお客様向けの Windows 10、本日リリース【7/30 更新】


(この記事は 2015 年 7 月 30 日に Windows Blog for Japan に投稿された記事のクロスポストです。)

 

本ブログは、Windows for Your Business  “Windows 10 – Available for Business Today” の抄訳です。

Terry Myerson の記事に書かれているとおり、本日 Windows 10 が 190 か国でリリースされます。これは、マイクロソフトとご協力いただいた皆様が共に達成した大きな成果です。Windows Insider Program には 500 万を超える方々 (そのうち 30% が IT プロフェッショナル) にご参加いただき、皆様のフィードバックのおかげで、これまでで最も優れた Windows を構築することができました。

本日、すべてのお客様に Windows 10 の提供が開始され、非常に嬉しく思っています。既にお伝えしてきたとおり、法人のお客様には、正規の Windows 7 および Windows 8.1 を搭載した PC やタブレットに対する無償*アップグレードとして、Windows 10 Home と Windows 10 Pro が提供されます。ボリューム ライセンスを所有する企業や組織の皆様は、8 月 1 日以降 Windows 10 Enterprise と Windows 10 Education へのアップグレードが可能です。Windows 10 エディションの詳細については、こちらのページでご確認ください。

昨年 9 月に Windows 10 を発表して以来、お客様には Windows 10 を支持し、期待を寄せていただき、心から感謝しています。IT の第三者コミュニティ「Spiceworks」が実施した最近の調査結果 (英語) によると、調査対象の IT 部門のうち、60% が既に Windows 10 のプレビュー版を評価しており、40% がリリース後 1 年以内に Windows 10 を導入する予定であると回答しました。また、2017 年までの導入を予定している企業は 74% に上ります。この結果から、Windows 10 は Windows 史上最もスピーディに導入が進められるバージョンとなることが予想されます。

 

Windows 10: ビジネスを保護し、従業員の満足度を高め、イノベーションを起こす

  • 最新のサイバー攻撃への対策: マイクロソフトはデータ侵害について詳しく調査し、最新のサイバー攻撃を未然に防止するために Windows 10 にセキュリティ機能を構築してきました。Windows 10 では、パスワードに代わって、生体認証やハードウェア ベースの多要素認証といった、より安全な手法を使用することができます。Microsoft Passport と Windows Hello を利用すれば、Windows 10 搭載デバイスまたは基幹業務アプリにパスワードなしでログインが可能です。Credential Guard では、企業 ID をハードウェア ベースの安全な実行環境に格納して、保護します。Device Guard およびセキュア ブートでは、デバイスに対して信頼できるソフトウェアの実行のみを許可することによって、攻撃をブロックします。さらに、Windows 10 のエンタープライズ データ保護と Microsoft Azure Rights Management (マイクロソフト エンタープライズ モビリティ スイートに含まれる) では、自動データ暗号化とクラウド ベースの著作権管理の機能を提供し、企業の機密データを保護します。
  • 継続的なイノベーションの管理: Windows 10 では、展開とデバイス管理が大幅に改善されました。スマートフォンからデスクトップ PC や IoT デバイスまで、また個人所有の業務利用デバイスから企業システムに至るまで、Windows 10 搭載のあらゆるデバイスに対して、Microsoft Intune やサード パーティのモバイル デバイス管理 (MDM) ソリューションでサポートされた統合 MDM プラットフォームが提供されます。Windows 10 では、従来のような「データを消去して置き換える」展開方法ではなく、合理的なインプレース アップグレードが実行でき、高度なアプリケーション互換性が実現されます。また、Azure AD Join によって Windows 10 搭載デバイスを自社の Azure Active Directory (AD) に組み入れる (英語) ためのシームレスな方法が提供されるので、企業は Azure クラウド サービスによるエンタープライズ クラスのメリットをビジネスに活用できます。Windows 10 では最新のテクノロジを適用して、常に安全かつ最新の環境を利用できるため、企業は社内のイノベーションを促進できると同時に、インフラストラクチャの複雑性を解消し、管理コストを削減することができます。
  • 従業員の満足度を高め、生産性を向上: 多くの IT エグゼクティブから、社内で展開されたテクノロジを従業員が好んで利用するかどうかが重要であるという話をよく伺います。Windows 10 では、IT 部門が従業員の満足度を高められるようになっており、まったく新しいエクスペリエンスであっても、慣れ親しんだ方法で自然に操作できます。広範にわたり新たなイノベーションが施されているため、よりパーソナルな環境を利用でき、生産性が向上します。Windows 10 のデバイスは、ユーザーが自分に合ったスタイルで、マウスやキーボード、タッチ操作、ペン & インク機能、音声を使用して操作できます。また、Continuum などの機能によって、各自のデバイスや作業に合わせて Windows 10 を適応させられるため、画面の大きさを問わず最適なエクスペリエンスが得られます。さらに、Windows 10 のエクスペリエンスは従来の Windows ユーザーにとって馴染みのあるものとなっており、Windows 7、8、8.1 から移行する際に企業がユーザー トレーニングを実施する必要はありません。
  • ビジネスに対応した革新的なデバイス: Windows 10 では、企業が既存の PC に最新のイノベーションを搭載できるだけでなく、基幹業務のさまざまな場面で多様な革新的デバイス (2-in-1 デバイスなど) を活用することができます。マイクロソフトは、作業環境の生産性に対する認識を大きく変える、画期的な新ジャンルのデバイス (HoloLens、Surface Hub など) の導入を進めています。マイクロソフトは Windows 10 が、PC をはじめ、スマートフォン、Surface Hub、HoloLens など、かつてないほど幅広い革新的デバイスに可能性を与える存在になると期待しています。

約 1 年半前に Windows 10 への取り組みを始めたとき、企業のお客様からは、従来 OS のアップグレードに関連する移行コストにも配慮してほしいというご要望がありました。Windows 10 では、インプレース アップグレードのサポート、Windows Update for Business、非常に高いアプリケーション互換性が組み合わさることによって、アプリケーションの評価コストとアップグレードの展開コストの両方に対処できるため、お客様のご要望にお応えできると確信しています。これはほんの一例ですが、マイクロソフトはこのようにお客様のご意見を参考にして今日の企業のニーズに対応しつつ、Windows 10 の優れた価値を提供しています。

 

Windows 10 に対するお客様のご支援

あらゆる規模のお客様から、Windows 10 をビジネスに採用する計画や支持を表明する声を頂いています。たとえば、SkyWest 航空は、今後 Windows 10 搭載デバイスを自社の航空機に導入するのを心待ちにしていらっしゃいます。同社の IT 担当バイス プレジデントを務める Jim Jensen 氏は「Windows 10 は、規制の厳しい環境において当社が求めるセキュリティと管理機能を提供してくれます」と述べています。

Windows Insider Program には数多くの企業にご参加いただきました。米国ニュージャージー州を拠点に、玩具などの子供向け製品を専門に扱う Litzky Public Relations 社もいその 1 社であり、Windows 10 を評価しています。同社のバイス プレジデントを務める Melissa Winston 氏は次のように話しています。「私はクライアントのサポートやイベントの管理でデスクを離れていることが多いのですが、Windows 10 では、いつでもデータにアクセスできるうえ、データは常に保護されています。タブレット、ノート PC、デスクトップ PC を切り替えての作業が本当に簡単になりました」

 

Windows 10 でビジネスを強化し前進するには

法人のお客様には、今すぐ Windows 10 の評価、パイロット導入、展開に取り掛かっていただくことをお勧めします。90 日間無料の Windows 10 Enterprise 評価版が提供されているので、IT 管理者はこれをダウンロードしてインストールし、すぐに業務アプリケーションのテストと展開計画の策定を始めることができます。ソフトウェア アシュアランスをお持ちのお客様は、8 月 1 日以降、マイクロソフト ボリューム ライセンスのサイトから Windows 10 Enterprise をダウンロードしていただけます。

お客様のパイロット導入と展開をサポートするために、System Center 2012 Configuration Manager および System Center 2012 R2 Configuration Manager の最新のサービス パック (英語) では、従来の機能はそのままに Windows 10 がサポートされています。これにより、お客様は、既存の管理インフラストラクチャを使用しながら Windows 10 を導入することができます。また、今年の第 4 四半期にリリース予定の新機能を先にお試しになりたいお客様は、System Center Configuration Manager Technical Preview 2 (英語) をご利用ください。

マイクロソフトは、今後も継続してお客様にイノベーションをお届けしてまいります。すべての新機能はまず Windows Insider Program でリリースされ、将来提供予定の機能として利用することができます。常に最新の機能やセキュリティの更新を適用できるように、お客様のデバイスを Windows Update for Business に登録していただくことをお勧めします。

マイクロソフトが Windows 10 を開発してきたこの 9 か月間、新機能のテストにご協力いただいたすべてのお客様に心から感謝申し上げます。皆様が Windows 10 をどのように展開するのか、マイクロソフトは今後どのようにして皆様のビジネスにとってミッション クリティカルな機能を開発、強化していくべきかについて、ご意見をお待ちしています。さあ今すぐ、Windows 10 の展開を始めましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Jim

*無償のアップグレード サービスは、対象となる Windows 7、Windows 8.1、Windows Phone 8.1 デバイスに対して、リリース後 1 年以内の Windows 10 Home、Windows 10 Pro、Windows 10 Mobile へのアップグレードに適用されます。無賞アップグレード サービスの詳細については、Windows.com でご確認ください。

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