ビジネス価値を提供すれば展開は進む、そして横展開も可能に【5/4 更新】


(この記事は 2015 年 4 月 27 日に Microsoft Partner Network Blog に掲載された記事 Counting otters - and other unexpected business opportunities の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

クラウド時代に生まれたプロフェッショナル コンサルティング会社の Minttulip は、組織のデジタル時代への変革の道筋を示し支援するミッションを背負っていました。

マイクロソフトのクラウドとモバイルソリューションは、業務のやり方を変革し、より効率的に、コストを抑え、前には不可能だったアイディアを想像して実行する大きな機会を開いてくれています。会社を 5 年前に始めたときは、Office 365 や Azure の展開、データ移行、などの支援を行っていました。しかし、顧客が「単にテクノロジーを実装するだけではなく、これらのプラットフォームを超えてビジネスをドライブする方法を教えてほしい。」と言っている声を常に聴いていました。明らかに、マイクロソフトプラットフォームの価値を見つけ、つなぎ合わせ、証明する良いビジネスがあるとみて取れましたので、我々はこれを自身のビジネスとすることにしました。

我々のプロセスはビジネス価値に始まりビジネス価値で終わります。また、会社全体だけではなくプロセスを受け入れるエンドユーザーに対しても行います。ある会社が最初に Minttulip を呼んだ時に、我々は「このプログラムで何を達成したいですか?」と問いました。これは単純な質問のように見えますが、CIO とエンドユーザーの回答には大きな見解の違いがありました。顧客がお金をかけて作り上げたソリューションを従業員に使ってもらうためには、従業員にとっての価値が明確である必要があります。

 

エンドユーザーに価値を提供する

すべての顧客、つまりすべての解決策が異なるのですが、我々のプロセスはとてもストレートなもので、ビジネス価値の現実化に基づいています。多くの場合、プロセスの一番重要な部分は一番最初です。

  • 最初に、顧客とビジネス ワークショップを行い「候補環境」、つまりマイクロソフトのソリューションとサービスから本当にビジネス価値を引き出せるビジネス環境を見つけ出します。我々は顧客と一緒に彼らの現在の仕事の仕方を変革できるかを紐解いていきます。
  • 次に、概念実証を行います。我々は選択した候補環境の中で検証を行い、ソリューションが本当に価値があるかを証明し、お金を払ったソリューションが従業員に実際に使ってもらえるかを会社に確信を持ってもらいます。
  • 最後に、実装やビジネスメリットの詳細を記載するビジネス ケースを作成します。その後にソリューションの設計と提供を行います。

 

ビジネス課題をとらえ横展開する機会を活用しよう

貴方さえ準備ができていれば、機会はあらゆるところでやってきます。我々は河川、ダムなどの水路における環境インパクトをモニターしている顧客とワークショップを行っていました。対象とする候補環境の選定を行っているときに、彼らは毎日現場研究に多くの人を出していることが分かりました。彼らが働いているエリアではインターネット接続がなく、そのためテクノロジーを与えられる代わりにクリップボード、ペン、デジタルカメラで自然に向き合っていました。彼らはノートを紙に取り、一日の終わりに帰ってくると、レポートを書いたり、フォームを埋めたり、写真をアップロードしたり、発見したことを送信するのに追加の時間をかけていました。

そのため、我々は彼らのためにアプリを開発しました。

現在では、現地調査員が毎日朝起床すると、その日のドキュメント、つまりフォーム、地図、チェックリスト、説明書など、を SharePoint サイトから自分のタブレットにダウンロードします。彼らは、通常の勤務日の日中に直接タブレット上のフォームを埋め、デバイス自身で写真を撮り、事務所に帰ってくると彼らのレポートは自動的に中央サイトにアップロードされます。これにはわずかな時間しかかからず、会社の多くの人々の効率が劇的に上がりました。このアプリは Windows 8 上に構築されており、Office 365 を活用していましたので、ユーザーインターフェイスは馴染みがあり心地よいものでした。

これに対してメリットを感じたのはこの顧客だけではありませんでした。この事例のことをお話ししたほぼすべての顧客は「我々も似たような状況である」といいます。「ネットに接続しないメンバーがいる、コミュニティの中の危険にさらされている子供たちを訪問するケアワーカーがいる、そして彼らにデータを収集してきてほしい。」「保守のため鉄道の線路を見なければならない技術管理職がいる」「現場を訪問する必要がある資産管理者がいて、ドキュメントをダウンロードして埋める必要があり、写真を撮らなければならない。」などです。 我々は最初の顧客から、他の顧客にも機会があることを発見しました。これは多くの顧客や業界に共通して適用できることでした。最初の顧客と同様に、我々はソリューションをエンドユーザーのニーズと働き方ににあわせました。我々はテクノロジーソリューションを明らかにメリットがあり日常業務の中で中心になるようにして、展開が保障されるようにしました。

個人的に、私は Office 365 プラットフォームの展開を積極的に行っており、展開が進まないと聞くと挫折感を味わいます。ビジネス価値があるのであれば、ビジネスケースが書かれていれば、ビジネスメリットを日の当たるところに引き出すプログラムがあれば、展開が進むはずです。人々は必ずこれを展開します。「ライセンスは買ったけど何をやったらいいかわからない」という状態では展開は進みません。それはビジネス価値を引き出せるかということだけなのです。そして、ビジネスメリットを現実的に感じるべきはエンドユーザーなのです。

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