指名パートナーとは? ~クラウド時代の新しいパートナーの関係~【2/9 更新】


 Office 365、Azure、Intune、Dynamics CRM Online などのマイクロソフトのクラウドサービスをお客様が購入する際に、お客様のアカウントにマイクロソフトのパートナー企業を「紐づける」もしくは「繋げる」ことができます。この制度のことをマイクロソフト用語で「指名パートナー (Partner of Record, POR)」と呼びます。指名パートナーは、サービスの販売者 (オンライン購入ではマイクロソフトから、もしくは Enterprise Agreement や Open などのボリュームライセンスでは、販売代理店から)とは別に、管理ポータル上などで指定を行います。

この記事ではまず、指名パートナーの指定に関するよくある誤解についていくつか挙げさせていただきます。

 

  1. 指名パートナーの指定を行うことで、お客様がご利用されるサブスクリプションに追加のコストが発生することはありません。また、マイクロソフトからお客様に提供するサポートやサービスの内容も影響を受けません。
  2. 指名パートナーはお客様のデータやアカウントを見たり触ったりすることはできません。(見たり触ったりするには、追加で代理管理権限をパートナーに与える作業が必要です。これは指名パートナーとは別物です。)
  3. 指名パートナーに思ったような働きをしてもらえなかった場合でも、お客様がそのパートナーに環境を縛られるわけではありません。
  4. 指名パートナーはサブスクリプションごとに設定できますので、Office 365にはパートナーA、Dynamics CRM OnlineにはパートナーBといった指定も可能です。

 

指名パートナー制度の目的

指名パートナーを販売代理店と別に (場合によっては一致することもある)設定する目的ですが、指名パートナーの指定によりお客様は、クラウドサービスについての簡単なアドバイスを指名パートナーから受けることができるようになります。(簡単なアドバイスの程度はパートナーによって異なることがあります) 簡単なアドバイスに相当するパートナーの稼働はマイクロソフトにより補てんされるため、お客様側ではコスト負担をする必要がありません。これにより、お客様は購入したクラウドサービスをきちんと使い始めやすくなります。

一方、パートナー側からすると、指名パートナーに指定される数によってコンピテンシーやインセンティブの取得の可否にかかわってきます。そのため、パートナー企業が指名パートナーの指定を受けることはとても重要です。もしあなたがお客様である場合、クラウドサービスの導入または運用でかかわったパートナーが「ここはとても良かった」と感じられた場合、ぜひそのパートナーを指名パートナーにご指定ください。指定は管理ポータルから簡単に行うことができます。その際には、パートナーの「マイクロソフト パートナーID」が必要となります。この ID はパートナーにお問い合わせください。

指名パートナーの指定方法 (Office 365, オンラインまたはOpenの場合)

ここでは例として、Office 365で指名パートナーを指定する手順をご紹介します。オンラインまたはOpenでご購入いただいた場合の手順になります。

注: この画面は最新版ではありません。最新版の画面についてはこちらからダウンロードできる設定ガイドを参照してください。

1. Office 365 管理センターで [課金]-[サブスクリプション]を開き、指名パートナーを変更したいサブスクリプションを選択後、右側の [サブスクリプションの修正]をクリックします。

2. サブスクリプションの詳細画面で、[パートナー情報]の[追加]をクリックします。

3. [Microsoft パートナー ID]に、あらかじめパートナーから聞いておいた ID を入力し、[ID の確認]をクリックします。

パートナーが見つかると、以下のような表示になります。[OK] をクリックしてください。

4. パートナー情報の欄にパートナーが指定されたことが確認できます。

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