バットマンも手がけたコミック作家 Francis Manipurは Surface Pro 3 を使って創造する

(この記事は 2015 年 9 月 3 日に Surface Blog に投稿された記事 Comic book writer and artist Francis Manapul creates using Surface Pro 3 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください)

クリエイターの創造力や思考がいかに特別な働きかたをするか、という記事を最近読みました。溢れ出るアイデア、我を忘れて止まらない作業。その時クリエイターの集中力は、限界を超えて"ゾーン(極度の集中状態)"にまで到達します。そう、私はとても幸運なのです。多くの素晴らしい作品を創りだすクリエイターたちと会うことができたから。

中でも最も印象に残っているのが、デジタルとリアルの両方を使用してアートを作り出す人たちです。およそ2年前、 Francis Manapul と出会えたことは、今でも光栄に思っています。当時、彼は DC コミックが出版するアメコミ雑誌「 New 52 THE FLASH 」の作家兼アーティストでした。彼は最初、小さな出版社で下積みを重ねていましたが、今や誰もが知っているバットマンを手がけるまでになりました。偶然にも DC Comics の DC は DETECTIVE COMICS (探偵コミック)の頭文字をとっています。

彼は最近、また新しいことを始めました。新しいキャラクターを作り始めたのです。彼の作り出すものは、常に私たちチーム全員をわくわくさせてくれます。なぜなら、彼のスタイル、作業の仕方、そして作品に心底惚れ込んでいるからです。手前味噌ではありますが、 Francis は Surface Pro 3 を使って作業しています。私たちを一番興奮させたのは、 Surface Pro 3 が完全に作業の一部になっているのを見たときです。誰もが彼の制作風景を見たらきっと驚くでしょう。彼はデジタルとリアルを、まるで流れるように行ったり来たりしているのです。デジタルでスケッチし、出力。リアルでインクと水彩で着色し、最後はデジタルで調整します。出来上がった作品は震えるほど感動的です。

この一連の流れの中で、私が最もわくわくするところ、それは Surface が僅かながらも重要な部分を担っていることです。 Francis の言葉によれば、"ぼくのすること全てにおいて、テクノロジーが境界線を押し広げてくれるんだ"。ということ。もちろん、テクノロジーが完全に彼の作業を変えるわけではありません。 Surface は彼が必要な時に助け、重要な役割を担っていますが、一連の作業の中で古くからのやり方を用いるタイミングでは裏方に回ります。彼が Surface で使用しているアプリは Adobe Photoshop です。ご存知の方もいると思いますが、私たちは Surface 上で Adobe Creative Cloud を快適に使用してもらうために、 Adobe と密接に協力しあっています。 UI の調整、ジェスチャー対応、 Surface Pen を最大限に活用できるようにしたことなど、様々な機能改善を行うことで、ゾーン状態になった Francis を妨げないのです。 Francis のスタイル、作品、そして Surface についてはこちらを見てください。

[View:https://www.youtube.com/watch?v=euXE5OKlC-k:0:0]

もし Francis に興味を持ったなら、ぜひ彼の Web サイト もチェックしてみてください。

Markus - Surface Manager

Microsoft Surface