Office 365 Education で次世代イノベーションに向けた包括的な共同学習機能を提供


(この記事は 2018 1 22 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365 Education delivers the next wave of innovation for inclusive and collaborative learning の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Education 担当コーポレート バイス プレジデントを務める Eran Megiddo の記事をご紹介します。

マイクロソフトは、より包括的な共同学習環境を作りだすための取り組みを続けています。今回は、Office 365 Education の強力な機能更新について発表します。OneNote Class Notebook 作成されたノートブックの数は、今年度に入ってから 1,500 万を超えほど急速な広がりを見せ、また Microsoft Teams for Education もリリースされました。これを受けて、生徒、教員、研究機関の皆様の協力の下、Office 365 で引き続き最高の学習成果を挙げられように取り組んできました。今週開催される Bett (教育 ICT に関する展示会) では、Office 365 Education を利用して、教員が生徒一人ひとりと向き合い、学校内の公平性と包括性を保ち、生徒全員が最大の成果を出せるように支援する方法をご紹介します。

今回発表する Office 365 Education の機能更新には、生徒が自分の声を発するだけでレポートを書けるマイクロソフトの学習ツールの最新機能 Dictation in Office や、iPhone/Android 向け Microsoft Teams アプリの課題や共同学習の機能強化のほか、教員の皆様からのご要望が最も多かった、OneNote Class Notebook のページをロックして生徒が読み取り専用でアクセスできる機能などが含まれています。また、英国の Capita SIMS をはじめとする最先端の学習管理システム (LMS) や生徒情報システム (SIS) との課題や成績の統合により、教員の作業時間を短縮することができます。Office 365 Education により、生徒と教員にとって学習の可能性が無限に広がります。この機能を教員と生徒の皆様は無料でご利用になれるのです。

包括的な学習ツールで生徒の成績を向上

クラスは多様化しています。クラスの 73% (英語) で、生徒の読解力の差が 4 学年以上もあり、場合によっては、授業時間の半分がさまざまな支援を必要とする生徒への対応に費やされています。そうした状況で学習ツールが役に立つことは既に実証されており、その成果をたいへん嬉しく思っています。最近の調査によれば、学習ツールの導入によって、能力が異なるすべての生徒の読む速度や読解力が向上し、学習ツールを使用しなかった生徒と比べてテストの成績が 10% 上がった (英語) という結果が出ています。

Word、OneNoteOutlookEdgeOffice Lens 月間アクティブ ユーザー数は合計 700 以上であり、マイクロソフトでは、今後学習ツールの普及が進むことに大きな期待を寄せています。教員、生徒、保護者の皆様からのフィードバックを基に 学習ツールの機能をさらに拡張しました。このたび、いくつかの機能更新について発表します。

  • Dictation in Office (Office でのディクテーション): これはシンプルながらも大きな変化をもたらすツールで、能力が異なる生徒たちが自分の声だけで自由に文字を書けるように支援するものです。Dictation WordWord OnlinePowerPoint、デスクトップ版 OutlookOneNote Windows 10OneNote Online 2 月から 10 以上の言語で提供される予定です。

  • 音声読み上げ: テキストの読み上げ機能です。読み上げられている単語が強調表示されるので、メールの文面を耳で聞き、目で追うことができます。デスクトップ版 Outlook で近日提供開始予定で、30 を超える言語のテキスト読み上げに対応します。
  • イマーシブ リーダー: 出身の異なるさまざまな生徒をさらにサポートするため、イマーシブ リーダーが新たに 10 の言語に対応しました。2018 年に対応プラットフォームを拡大し、間もなく Mac/iPhone/Android Word、デスクトップ版 OutlookiPhone/iPad/Mac OneNote で提供を開始します。

Microsoft Teams の教員および生徒向けの新機能

昨年の Microsoft Teams for Office 365 Education のリリース以来、世界各地の教育者 (英語) Teams をデジタル ハブとして活用し、共同作業を活性化して学習の成果を高めています。最近発表した機能 (英語) に加えて、Teams で教室のセットアップ、共同作業、管理がこれまで以上に簡単になる多数の機能をリリースします。

  • 課題サポート: 生徒は iOS/Android 搭載スマートフォンやタブレットで Teams アプリを利用して次の課題を受け取ったり、新たな課題の通知を受け取ったり、課題を提出したりできます。教員は新しい課題の作成や、内容の確認、編集をどこにいても行えるようになります。また、モバイル検索機能を強化し、生徒と教員の両方が個別の課題をすばやく検索して見つけだせるようになっています。

  • オンデマンド翻訳: 生徒と教員はチャットやチーム チャネルでの会話内容をテナントで設定されている言語に翻訳できるようになります。この強力な機能によって言葉の壁がなくなり、生徒と教員は自分が選んだ言語で不自由なく会話できるようになります。
  • Assignment Analytics (課題の分析): 教員は課題の進行状況をリアルタイムに追跡できます。だれが課題を確認し、だれが提出したのかをひとめで確認できます。
  • Join Codes (受講コード): 生徒を授業に招待できます。教員は貴重な時間を無駄にせずに済みます。この機能を使用すれば同僚と難なく共同作業を始められるので、教職員の間や PLC チームでも役立つでしょう。
  • Reusing a Team as a Template (Team をテンプレートとして再利用): チームを新規作成する際に既存のチームを再利用できます。チャネル、タブ、チーム設定、アプリ、ユーザーなど、再利用する項目を自由に選択できます。
  • Decimal Grading (デシマル グレーディング): 教員は好みの形式で成績をつけることができます。

OneNote の教員向けの新機能

OneNote にも役立つ新機能が追加されました。これは教員の皆様に喜んでいただけることと思います。

  • Capita SIMS: Class Notebook の機能更新の 1 つが課題および成績を LMS および SIS と統合する機能です。英国の Capita SIMS (英語) など、最も広く利用されている 35 を超える LMS SIS と統合されます。この機能統合は OneNote for Windows 10OneNote OnlineiPad OneNote で利用可能で、管理負担を軽減し、教員の時間を節約します。
  • Page Locking (ページのロック): 授業のワークフローをさらにシンプルにするために、教員の皆様からのご要望が最も多かった Class Notebookページのロック機能が搭載されました。生徒にフィードバックした後に、ページを読み取り専用としてロックできます。
  • インタラクティブな電卓: STEM 教員向けの人気アプリケーションが揃ったインタラクティブな電卓 Desmos (英語) OneNote で使えるようになりました。
  • 新しいステッカー: 新しくて楽しい 4 つのステッカー パック (Feathered FriendsScienceCircus AnimalsArrows) も追加しました。

Teams を PowerPointMicrosoft Stream と統合

強化された共同学習機能はこれだけではありません。Teams PowerPoint Microsoft Stream の連携によって、教員と生徒はわずかな作業で手軽にインタラクティブなコンテンツを作成、共有できるようになります。

教員は PowerPoint で没入型の授業コンテンツ (インク、アニメーション、音声/動画のナレーションなどを含む) を作成し、Microsoft Forms で作ったクイズを追加して Stream チャネルに動画として公開し、それを Teams のクラスから生徒に配信できます。Stream は動画に自動で字幕を追加してくれるので、アクセシビリティが向上します。

今回ご紹介した機能だけでなく、その他にも多数の機能を Bett で発表することをとても楽しみにしています。包括的な共同学習環境を通じて、Office 365 Education はあらゆるタイプの生徒が最高の成果を出すのを支援することができると考えています。Microsoft Education の新たな機能更新の詳細については、Windows ブログ (英語) を参照してください。

— Eran Megiddo

提供予定:

  • Dictation in Office: 今月から Office Insider プログラムで提供を開始し、翌月以降 Office 365 のすべてのお客様に提供を開始する予定です。
  • 音声読み上げ (デスクトップ版 Outlook 向け): 今月から Office Insider 向けの提供を開始し、翌月以降 Office 365 のすべてのお客様に提供を開始する予定です。
  • イマーシブ リーダー (Mac/iPhone/Android Word 向け): 今月から Office Insider プログラムで提供を開始し、翌月以降 Office 365 のすべてのお客様に提供を開始する予定です。
  • イマーシブ リーダー (iOS OneNote 向け): 2018 年 2 月初めから Office 365 のお客様に提供を開始し、2018 3 月に提供を終了する予定です。
  • イマーシブ リーダーの音声合成、音節、品詞の新たな言語対応: 本日から開始し、2018 2 月まで提供予定です。
  • iOS/Android 版 Teams の機能更新と Decimal Grading: 本日から全世界で提供を開始します。Assignment AnalyticsJoin CodesReuse a Team as a Template は、本日から Teams for Education ベータ プログラムにご登録の Office 365 Education のお客様に向けて提供を開始します。2018 年春までに全世界で提供を開始する予定です。
  • OneNote の課題および成績 Capita SIMS 統合: 2018 2 月に提供を開始する予定です。OneNote for Windows 10OneNote OnlineOneNote iPad 向けの課題と提供の統合は 2018 2 月に全世界で提供を開始する予定です。
  • OneNote Desmos の統合: 本日から全世界で Office 365 のすべてのお客様に提供を開始します。
  • OneNote Class Notebook Page Locking: 2018 年 2 月にプレビュー テストを開始し、翌月以降に全世界で提供を開始する予定です。
  • PowerPoint を録画して Stream に直接公開する機能: Office 365 のすべてのお客様に提供を開始しています。Forms の統合などその他の機能については今年中に提供を開始する予定です。

今週開催の Bett に参加できず、Microsoft Education のその他の機能更新について詳細が知りたいという方は、こちら (英語) で概略をご覧ください。

※ 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


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