四半期ごとの Exchange の更新: 2017 年 6 月の更新プログラムをリリース


(この記事は 2017 6 27 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Released: June 2017 Quarterly Exchange Updates の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

Exchange Server 2016 と Exchange Server 2013 の最新の累積更新プログラムは、現在 Microsoft ダウンロード センターで入手可能です。これらのリリースには、ユーザーから報告のあった問題の修正、過去に報告されたセキュリティと品質に関する問題の修正、最新の機能が含まれます。

累積更新プログラム 6 の最新機能

累積更新プログラム 6 では、ユーザーから特に要望の多かった、送信済みアイテムの動作の制御元のフォルダーのアイテムの回復 (英語) の 2 つの機能を追加しています。これらの機能は Exchange Server 2016 のみを対象としており、Exchange Server 2013 には追加されません。Exchange Server 2013 には既に送信済みアイテムの動作制御機能が独自に実装されており、それは今回リリースされたバージョンとは異なるものです。累積更新プログラム 6 に含まれる機能は、Exchange Server 2010 での動作により近い動きをします。アーキテクチャの違いにより、この機能の構成はバージョン間で維持されません。Exchange Server 2010 と Exchange Server 2016 間、または Exchange Server 2013 と Exchange Server 2016 間でメールボックスを移動する場合などはご注意ください。

タイム ゾーンが最新に

今回リリースされるすべてのパッケージで、2017 年 5 月までにマイクロソフトが公開している最新のタイム ゾーンがサポートされています。

TLS 1.2 のサポートの更新

以前、累積更新プログラム 6 に TLS 1.2 のサポート強化が含まれるとお知らせしました。お約束どおり、今回リリースされる更新プログラムでは TLS 1.2 のサポートが強化されますが、現時点では、TLS 1.2 のみの環境へ移行することはお勧めしていません。現在 Exchange チームでは、Windows チームおよび .NET チームと協力し、TLS 1.2 の構成を効率的なエクスペリエンスにするべく取り組んでいます。ユーザーの皆様には、引き続きこのブログをチェックして、近い将来の TLS 1.0 および 1.1 の廃止に向けて準備されることをお勧めします。

.NET Framework 4.7 と今回のリリースの互換性

Exchange チームは、.NET Framework 4.7 に関して、この 6 月の更新プログラムの検証作業を現在も続けています。現時点では互換性の問題は確認されていませんが、検証が完了するまでは .NET Framework 4.7 の使用はお待ちいただきますようお願いいたします。検証が完了しましたら、追って .NET Framework 4.7 と Exchange Server に関するガイドラインを提供いたします。

リリースの詳細

各リリースの詳細については、以下のサポート技術情報の記事を参照してください。

Exchange Server 2016 の累積更新プログラム 6 には、最新の Active Directory のスキーマが含まれています。古いバージョンの Exchange からアップグレードする場合や新規サーバーをインストールする場合は、Active Directory の更新が必要となる場合があります。ログオンしているユーザーが必要なアクセス許可を所有している場合、これらの更新はセットアップ中に自動的に適用されます。Exchange 管理者が Active Directory のスキーマを更新するアクセス許可を所有していない場合、初めて Exchange Server をインストールまたはアップグレードする前にスキーマ管理者が SETUP/PrepareSchema コマンドを実行する必要があります。Exchange 管理者は現在 RBAC の役割を所有しているかどうか SETUP/PrepareAD コマンドを実行して確認する必要があります。

Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 17 には、Active Directory に関する更新は含まれていませんが、既存の構成に RBAC の定義が追加される可能性があります。そのため、サーバーを累積更新プログラム 17 にアップグレードする前に PrepareAD を実行する必要があります。Exchange のセットアップ処理によって PrepareAD を実行する必要性が検出され、ログオン ユーザーに十分なアクセス許可が付与されている場合には、サーバーの初回アップグレード中に PrepareAD が自動的に実行されます。

追加情報

マイクロソフトでは、更新プログラムをテスト環境で展開し、運用環境でインストール プロセスが適切に動作するかどうかを確認していただくことをすべてのお客様に推奨しています。Active Directory のスキーマ拡張と構成の詳細については、TechNet で該当するドキュメントを参照してください。

また、インストールに関する問題を回避するために、アップグレードまたはインストール対象のサーバー上で Windows PowerShell スクリプトの実行ポリシーを "Unrestricted" に設定してください。ポリシー設定を確認するには、アップグレード対象のコンピューターで PowerShell から Get-ExecutionPolicy コマンドレットを実行します。ポリシーが Unrestricted に設定されていない場合は、KB981474 (機械翻訳) に記載されている回避策に従って設定を行ってください。

要確認: ハイブリッド展開 (オンプレミスとクラウドの両方で Exchange を展開) でご利用のお客様、および Exchange Online Archiving (EOA) をオンプレミスの Exchange 展開でご利用のお客様は、最新 (2013 CU17 や 2016 CU6 など) または前バージョン (2013 CU16 や 2016 CU5 など) の累積更新プログラムを展開する必要があります

Exchange Server 2016 に関する最新の情報および発表内容については、「Exchange 2016 の新機能」および「Exchange 2016 のリリース ノート (機械翻訳)」の記事をご覧ください。また、Exchange Server 2013 の更新情報については、TechNet の「Exchange 2013 の新機能」、「Exchange 2013 のリリース ノート」、および製品ドキュメントをご覧ください。

注意: このブログ記事が投稿された時点では、ドキュメントの内容は完全ではない可能性があります。

累積更新プログラム 5 のリリース後の最新情報

一部のお客様から、累積更新プログラム 5 をインストールした後で、ブリック レベルのバックアップや単一のメールボックスの回復が可能なサードパーティ製ソリューションに関して問題が発生しているという報告がありました。累積更新プログラム 5 にはデータベース スキーマの更新が含まれており、これがサードパーティ製品が以前のように動作しない原因となっています。このデータベースの更新は、累積更新プログラム 6 でも引き継がれています。データベース スキーマの更新は、これまで長年 Exchange Server で行われてきたものです。マイクロソフトでは、スキーマは不変なものではないため、それに対するプログラミングは行わないよう開発者の皆様に強くお伝えしています。スキーマの定義は公開されていません。また、スキーマは Exchange Server の運用にかかわる内部の構造体です。ストア レベルのオブジェクトへは、ドキュメントが公開されているインターフェイスおよび構造体からアクセスできます。

Exchange チーム

※ 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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