Windows Server 2016 で Exchange Server の Edge ロールのサポートを変更


(この記事は 2017 3 23 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Exchange Server Edge Support on Windows Server 2016 Update の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

このたび、Windows Server 2016 と Exchange Server 2016 のサポート ポリシーの変更が発表されました。現時点で、Windows Server 2016 では Exchange の Edge ロールをインストールしないことをお勧めします。また、Windows Server 2016 では Exchange の Mailbox ロールでスパム対策エージェントを有効化しないことをお勧めします (「メールボックス サーバーのスパム対策機能を有効にする」の記事を参照)。

ポリシーを変更する理由

以前「Outlook および Exchange での SmartScreen の廃止 (英語)」の記事で、Exchange Server 用コンテンツ フィルターの更新を終了することを発表しました。マイクロソフトでは、Exchange ユーザーがコンテンツのフィルタリングを行う場合、Exchange Online Protection (EOP) を使用した方がよいと考えています。また、Windows、Microsoft Edge、Internet Explorer のそれぞれの SmartScreen フィルターが競合するという理由からも、コンテンツ フィルターの使用はお勧めできません。Windows Server 2016 で Exchange Server 2016 を実行していて KB4013429 をインストールしていない場合、サーバーの使用を停止するときに Exchange をアンインストールできなくなるという不具合が発生します。このエラーは、Exchange と Windows に搭載されているコンテンツ フィルターの間で競合が発生し、そのために Windows レジストリの構成情報が競合することで発生します。実行中の Exchange Server に KB4013429 をインストールしている場合にも競合の影響を受けます。この KB を適用した後に Exchange Server でコンテンツ フィルターを有効化すると、Exchange Transport Service が起動時にクラッシュします。Edge ロールではこのフィルターが既定で有効化されていますが、サポートされている方法では、コンテンツ フィルター エージェントを永続的に削除することはできません。KB4013429 をインストールした場合の挙動と、フィルターの更新を終了する方針により、Windows Server 2016 を使用している場合には Exchange Server 2016 のこの機能を他の OS に先駆けて廃止します。

Exchange Server 2016 でサポートされている他の OS について

Exchange Server 用 SmartScreen フィルターの更新が終了するため、すべてのお客様に、サポート対象のすべての OS でこの機能の使用を中止することをお勧めします。Windows Server 2016 以外の OS で Exchange Server の Edge ロールをインストールしても、今回の発表による変更の影響は受けません。Windows Server 2016 以外の OS では、https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle に示されている OS のサポート期間中は今後も Edge ロールがサポートされます。

既にサービスがクラッシュする現象が発生している場合、または事前にこの問題を回避したい場合

Mailbox ロールで Install-AntiSpamAgents.ps1 を使用してコンテンツ フィルターをインストールしている場合

  1. EOP やサード パーティ製ソリューションなどでメール関連のニーズに対応する。
  2. Exchange のインストール時に Setup コマンドで作成された \Scripts フォルダーで Uninstall-AntiSpamAgents.ps1 コマンドを実行する。

Windows Server 2016 で Edge ロールを実行している場合

  1. Edge ロールでの KB4013429 の展開を延期する。サービスの復元が必要な場合はこの更新をアンインストールする。
  2. Windows Server 2012 または Windows Servers 2012 R2 (推奨) で Edge ロールを展開する。

詳細なサポートが必要な場合は、サポート サービスをぜひご利用ください。

Exchange チーム

※ 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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