SharePoint Server 2016 の Feature Pack 1 をリリース


(この記事は 2016 11 8 日に Office Blogs に投稿された記事 Feature Pack 1 for SharePoint Server 2016 now available の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、SharePoint チームのシニア プロダクト マネージャーを務める Bill Baer の記事をご紹介します。

SharePoint Server 2016 のリリース時に、初期リリースは基礎となり、クラウド発のイノベーションは進化し続けるというビジョンをお伝えしました。このたび Feature Pack 1 のリリースによってこの取り組みが 1 歩前進しました。

2016 年 11 月の SharePoint Server 2016 の更新プログラムでは、皆様からのフィードバックを反映し、ハイブリッド環境のシナリオや開発者のニーズへのサポートを拡大しています。

  • 一般的な SharePoint 管理操作のログを記録
  • MinRole を強化し小規模および中規模のファームをサポート
  • OneDrive for Business のエクスペリエンスを更新
  • SharePoint アプリ起動ツールでタイルのカスタマイズに対応
  • SharePoint のハイブリッド監査機能によりオンプレミスと Office 365 のサイト コレクションが統合
  • ハイブリッド分類機能によりオンプレミスと Office 365 が統合
  • オンプレミスの SharePoint 用 OneDrive API を追加

管理操作のログを記録

SharePoint 管理者は、オンプレミス環境の管理操作により発生したエラーやその他の悪影響のトラブルシューティングに時間を取られています。最近一般的になりつつある複数管理者が存在するケースなど、トラブルシューティングを支援するため、SharePoint Server 2016 の全体管理 サイトまたは SharePoint Server 2016 管理シェルで実行された主な SharePoint 管理操作のログが記録されるようになりました。

MinRole を強化

MinRole とは SharePoint Server 2016 の新しいファーム トポロジで、デプロイメント操作の簡素化、およびパフォーマンスと信頼性の向上に貢献します。事前定義された各種サーバー ロールに基づき、サービスがファーム内の適切なサーバーで実行されているかどうかを MinRole が推定します。どのファームでどのサービスを実行するかを管理者が決定し、MinRole は各サービスを実行する場所の詳細を決定します。

今回のリリースでは、Front-end with Distributed CacheApplication with Search という小規模および中規模のファームに最適化された 2 つのサーバー ロールが MinRole に追加されました。これにより、1 つの MinRole ファームをわずか 2 台のサーバー構成に、1 つの高可用性 (HA) MinRole ファームの場合でもわずか 4 台のサーバー構成にデプロイできます。また、ファーム トポロジのガイダンスも、すべてのサイズの MinRole ファームに対応するように更新されています。

OneDrive for Business のエクスペリエンスを更新

新たに、すっきりと直観的な美しいデザインが採用されました。ナビゲーションはシンプルで使いやすく、アップロード、編集、共有などのよく使う操作を、1 回のクリックやタッチ操作で実行できるようになりました。また、PC でのフォルダー管理と同じように、簡単な選択やドラッグ アンド ドロップ操作でファイルを整理しやすくなりました。パワー ユーザーの皆様は、使い慣れたキーボード コマンドや右クリック オプションで、ファイルをさらにすばやく操作できます。OneDrive for Business の最新エクスペリエンスは、ソフトウェア アシュアランス ユーザーの方にご利用いただけます。

タイルのカスタマイズに対応

アプリ起動ツールを使用すると、SharePoint と Office 365 のすべてのワークロードにすばやく簡単にアクセスできます。今回のリリースでは、他の SharePoint サイト、外部サイト、従来型のアプリなどをリンク先とする独自のカスタマイズされたタイルを追加できるようになりました。これにより、作業時に関連サイトやアプリ、リソースを見つけやすくなります。

OneDrive API

OneDrive とすばやく統合し、アプリから OneDrive のファイルに簡単にアクセスできるようになりました。OneDrive for Business がサポートされたため、基幹業務に対応した堅牢なファイル管理およびワークフロー アプリを作成できます。

OneDrive API では、アプリから個人用 OneDriveOneDrive for Business のファイルやフォルダー、SharePoint Online のドキュメント ライブラリへの接続時に使用する HTTP サービス一式が提供されます。OneDrive API を使用すると、Office 365 内のユーザー ファイルへのアプリからの接続や、OneDrive や SharePoint のファイルの高度な機能へのアクセスが容易になります。

上記の更新に加えて、SharePoint と Office でのハイブリッド シナリオのサポートがさらに拡張される予定です。ハイブリッド機能は既存のオンプレミスの SharePoint 環境と Office 365 をつなぐ役割を果たすもので、今回リリースされる Feature Pack 1 では監査と分類の 2 つのハイブリッド シナリオが新たに追加されます。

SharePoint のハイブリッド監査機能 (プレビュー)

Microsoft SharePoint Insights は、SharePoint インフラストラクチャの管理者が Office 365 の各種レポートやダッシュボードにアクセスできるようにする、管理者支援用の新しいハイブリッド機能です。レポートは、SharePoint 2016 プレビューのオンプレミス環境の診断ログや利用状況ログから生成されます。

このサービスを使用すると、監査ログが収集され定期的に Office 365 にアップロードされます。監査レポートやアクティビティ レポートには Office 365 のダッシュボードからアクセス可能で、SharePoint Server ファームの使用状況や信頼性に関するパターンを確認できます。

ハイブリッド分類機能 (プレビュー)

分類機能は、検索性を向上させ、適切な情報に適切なタイミングでアクセスするための鍵となります。SharePoint Server 2016 のハイブリッド分類機能では、分類ストアを Office 365 に統合し、単一の管理されたメタデータ サービスから単一ソースで用語や用語セット、グループの作成と管理を行うことができます。

Feature Pack 1 の内容および使用開始の詳細については、TechNet のドキュメント (英語) を参照してください。また、詳細情報については「将来性を考慮したクラウド発の SharePoint Server 2016 用 Feature Pack 1 のご案内」をお読みください。

—Bill Baer

※ 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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