Power BI で Office 365 導入コンテンツ パックのプレビューを発表


(この記事は 2016 10 10 日に Office Blogs に投稿された記事 Announcing the preview of the Office 365 adoption content pack in Power BI の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

Office 365 管理者は、対象ユーザーの使用状況を改善し、活用を促進するためのトレーニングやコミュニケーションの実施計画を作成する必要があります。そのため、Office 365 が社内ユーザーにどの程度浸透し、実際に使用されているかを把握することが重要です。使用状況の把握を始めるのに便利なのが、新しい Office 365 管理センターの使用状況レポート (英語) です。ただ、ここからさらに踏み込んで「特定の部署や地域での使用状況データを細かく分析したい」、「最も頻繁に使用されているコミュニケーション ツールを判別したい」というご意見を多数頂きました。

使用状況に関して、より詳細でパーソナライズされた情報を得るため、使用状況レポートの情報と Power BI のインタラクティブなレポート機能が組み合わせられました。新たな Office 365 導入コンテンツ パックでは、Office 365 の使用状況データの視覚化や分析、カスタム レポートの作成、社内での情報の共有、場所や部署などの属性に基づいたデータ分析などができます。このたび、Office 365 ユーザーの皆様に向けて導入コンテンツ パックの限定プレビューがリリースされました。

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導入、共同作業、コミュニケーションに関する豊富な情報を提供

Office 365 の目的は、ユーザーの生産性、コミュニケーションや共同作業の効率を向上させることです。導入コンテンツ パックを使用することで、コミュニケーションや共同作業での Office 365 の活用方法、さらにそれが時間経過と共にどのように変化しているかを詳細に把握できるようになります。これは、今後のユーザー向けトレーニングやコミュニケーションの方向性を見極めるために重要な情報です。

導入コンテンツ パックでは、[Adoption]、[Communication]、[Collaboration]、[Activation] の 4 つの領域を持つダッシュボードを使用できます。任意のメトリックをクリックすると、各領域の詳細なダッシュボードが表示されます。

[Adoption] レポート: ユーザーの Office 365 の導入状況、各サービスの使用状況の月ごとの変化を把握できます。ここでは、ライセンスが割り当てられたユーザー数、製品を積極的に使用しているユーザー数、初回使用ユーザー数、再利用ユーザー数を月ごとに参照できます。これらの情報は、導入促進に向け追加トレーニングが必要な製品を判断する際に役立ちます。

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[Communication] レポート: ユーザーがコミュニケーションに Office 365 をどのように使用しているかを把握できます。このダッシュボードに表示される [communication activities] レポートでは、メールや Yammer のメッセージ投稿などの各種コミュニケーション ツールの使用状況が時間経過と共にどのように変化しているかが詳細に示されます。この情報は、新しいコミュニケーション ツールの導入状況を把握する際に役立ちます。また、平均メール送信数、平均 Yammer 投稿既読数、平均 Skype 使用時間などの各メトリックも参照できます。このダッシュボードでは、ユーザーがメールを開く際や Skype を使用する際に使用したクライアント アプリも表示されます。

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[Collaboration] レポート: OneDrive や SharePoint を使用してドキュメントの保存や共同作業を行うなど、社内ユーザーが Office 365 をコミュニケーションにどのように使用しているか、さらにそれがどのように変化しているかを把握できます。また、ドキュメントを共有している内部および外部ユーザー数も把握できます。

[Activation] レポート: Office 365 ProPlus、Project、Visio の各製品のライセンス認証の状況を把握できます。このレポートでは、全体のライセンス認証数、製品ライセンスを使用しているユーザー数、ライセンスを使用しているデバイス数とそのデバイスの種類がわかります。

導入コンテンツ パックでは、サイト下部のタブをクリックすると下記のような詳細レポートを表示できます。

  • [Yammer Usage] レポート: Yammer のロールアウトを進行中、または活用をさらに進めたい企業にとって有用です。このレポートでは、メッセージを投稿したユーザー数、メッセージを読んだり「いいね!」を付けたりして利用されたコンテンツ数、新規ユーザーのライセンス認証数の時間経過による変化など、フォームまたはコミュニケーション手段として Yammer を導入している各組織についての有用な情報が表示されます。
  • [Skype for Business Usage] レポート: Skype でのアクティビティがまとめて表示されます。また、Skype で他のユーザーとピアツーピアのメッセージを送信したユーザー数や、ビデオ会議への参加やビデオ会議の開催によって交わされたアイデア数も表示されます。
  • [OneDrive for Business Usage] レポート: OneDrive を活用して他のユーザーと共同作業を行っているユーザー数を把握できます。このレポートでは、OneDrive でファイルを共有しているユーザー数や、ファイル ストレージとしてどの程度活用されているかがわかります。また、積極的に使用されている OneDrive アカウント数、保存されているファイルの平均数もわかります。
  • [SharePoint Usage] レポート: 共同作業用ファイルの保存に使用されている SharePoint のチーム サイトやグループ サイトの数を把握できます。また、積極的に使用されている SharePoint サイト数や保存されているファイルの平均数がわかります。
  • [Office 365 Top User] レポート: Office 365 のパワー ユーザーとそのユーザーが使用している個別の製品を把握できます。パワー ユーザーは、自身が製品を使用して作業を効率よく短時間でこなせるため、その経験を共有することで、製品の普及に貢献する可能性があります。

レポートの作成、カスタマイズ、共有

ダッシュボードは、導入コンテンツ パックを使用したデータ利用の第一歩です。管理者はデータをクエリして自社に関する特定の疑問を解決したり、パーソナライズされたビューを作成したりして、企業独自のニーズに対応できます。たとえば、フィルターを適用すると、特定の製品や特定期間のみのレポートを表示することができます。ほとんどのレポートでは既定で直近 6 か月間のデータが表示されますが、管理者は詳細なレポートの作成や、特定のビューを表示する新たなダッシュボードの作成が可能です。

導入コンテンツ パックでは、Office 365 管理センターへのアクセス権限がないユーザーにも任意で使用状況レポートを簡単に共有できます。また、導入コンテンツ パックでは、使用状況データとユーザーの Active Directory (AD) の情報を組み合わせて、場所や部署、組織などの AD の属性に基づいてデータを分析できます。

プレビュー プログラムへのサインアップ

導入コンテンツ パックの限定プレビューは Office 365 ユーザーの皆様に本日より提供されます。導入コンテンツ パックの利用をご希望の方は、テナント ID を記載して O365usagePowerBIPreview@service.microsoft.com までメールをお送りください。サインアップの受付期間は 2016 年 10 月 16 日までとなります。受付数が限られていますので、ご希望の方はお早めにサインアップをお願いします。受付後、お客様のデータの準備ができしだい (2 ~ 3 週間)、案内メールをお送りします。

導入コンテンツ パックは、12 月末までにすべてのお客様にご利用いただけるようになります。

ご意見をお待ちしています

ぜひこの新機能をご利用いただき、O365usagePowerBIPreview@service.microsoft.com までご意見をお寄せください。マイクロソフトからご意見に関してご連絡する場合もありますのでご了承ください。Office 365 管理エクスペリエンスに関する皆様のニーズにお応えできるよう、皆様からのご意見はすべて読ませていただきます。

Anne Michels (@Anne_Michels、Office 365 マーケティング チーム、シニア プロダクト マーケティング マネージャー)

 

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