Office 365 管理機能更新のお知らせ: 新しい管理センターの一般提供開始とサービス正常性ダッシュボードについて


(この記事は 2016 年 9 月 27 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365 administration announcements: new admin center reaches general availability and introducing the Service health dashboard の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

この記事では、新しい Office 365 管理センターのプレビュー期間が終了し、いよいよ一般提供が開始となることについてお知らせします。2015 年 9 月に最初のプレビュー (英語) が開始されて以来、新しい管理センターはさまざまな新機能や分析データを提供し、Office 365 の管理を従来よりもすばやく簡単に行えるようにすることで管理者の皆様をサポートしてきました。

新しい Office 365 管理センターの一般提供を開始

Office 365 は過去数年間に急速な進化を遂げ、ほぼ毎日のペースでユーザーと管理者の皆様に向けて新機能をお届けしてきました。昨年 1 年間だけでも、350 を超える新サービスや新機能が導入されています。今後も Office 365 の機能をさらに充実させていくにあたり、マイクロソフトでは、サービスをあらゆる側面から効率的に管理できるツールを提供し、管理者の皆様の利便性と快適性を最高レベルに高めることに力を注いでいます。新しい管理センターは、このように急速な発展に対応し、サービスのさらなる進化に合わせて刷新できるように設計されています。

新しい管理センターについてご意見をお寄せいただいた皆様には、改めて感謝申し上げます。過去 1 年間にお寄せいただいた 49,000 通を超えるご意見は、現在不足している機能を把握し、不具合を修正し、新しい管理センターをさらに進化させ、企業規模を問わず快適に管理を行えるツールを開発するにあたり、たいへん貴重な情報として活用させていただいています。お客様の管理作業がどのような点で既に楽になっているかをお聞かせいただけましたら幸いです。

「Office 365 for Business をビジネスの管理や効率化のためのツールとしてさらに充実させていくマイクロソフトの取り組みは、どれもたいへんすばらしいと思います。以前の方式では更新に手間がかかり、社内ユーザーからいつも不満の声が寄せられていました。ついにこれが解消されることには、とても感謝しています」
–新しい管理センターに対するお客様からのご意見

以下に、主な改善点をまとめます。

新しい管理センターの登場により Office 365 の管理がさらに簡単で効率的に

新しくなったホーム ページから必要な情報や機能にすばやくアクセス: ユーザーの追加やパスワードのリセットなど、管理者が頻繁に行う作業を念頭に置いて、ホーム ページのデザインを一新しました。新しい管理センターでは、これらの機能にホーム ページから直接アクセスできるようになりました。また、メッセージ センターからの通知など、重要な情報が自動で判定され、ホーム ページに表示されるようになりました。

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管理環境をカスタマイズ: 頻繁に行う作業は管理者ごとに異なるため、一人ひとりのニーズに合わせてカスタマイズできるようにホーム ページの機能を強化しました。たとえば、不要なカードを削除したり、最も重要なカードが一番上に来るように並べ替えたり、ホーム ページから直接作業を開始できるように新しいカードを追加したりすることができるようになりました。

ナビゲーション機能と検索機能の強化により、必要な機能や情報へすばやくアクセス: 必要な情報を簡単に見つけられるようにナビゲーション メニューが整理され、特定の設定や機能をすばやく見つけられるようになりました。たとえば、すべてのサービスの設定を 1 箇所で見ることができます。また、画面上部にある検索バーを使用すると、管理センター内で利用可能なほぼすべての機能を検索してすばやく移動することができます。

ライセンス管理がさらに容易に: 新しい管理センターでは、ライセンスの購入や割り当てを従来よりも簡単に行えます。新しいユーザーを追加する場合は、ライセンスの購入と割り当てをわずか 1 ステップで行えます。

便利なその他の新機能

新しい管理センターでは、従来の管理センターの操作性や外観が更新されただけでなく、新しい管理機能や実用的な情報を提供する機能も追加されています。

管理できるユーザーの詳細が増加: ユーザーの一覧に表示されるユーザー数に上限がなくなり、全ユーザーを 1 ページに表示できるようになりました。また、特定のユーザーに割り当てられているライセンスも確認できるようになりました。ユーザー名をクリックすると別ウィンドウに主要なプロパティが表示され、電子メールの転送先、自動返信、電子メール アプリなどの設定を編集できます。

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同時に編集できるユーザーの詳細が増加: 新しい管理センターでは、製品のライセンス、ドメイン、ユーザー ロールなど、一括で編集できるユーザー詳細の種類が増えました。また、一括で編集できるユーザー数も増え、最大 100 人のユーザーを同時に編集できるようになりました。

すべてのグループを 1 箇所で編集: 新しい管理センターでは、配布リスト、セキュリティ グループ、メールが有効なセキュリティ グループ、Office 365 グループなど、すべての種類のグループが完全にサポートされます。そのため、すべてのグループを同じ場所で管理できます。

メッセージ センターの機能を強化: メッセージ センターが全面的に刷新され、さまざまな新機能が追加されました。たとえば、種類を絞り込んでメッセージを表示したり、メッセージを非表示にしたり、既読や未読のフラグを付けたり、同僚とメッセージを共有したりする機能が追加されています。また、機械翻訳を使用してメッセージ センターのメッセージを好きな言語で表示することもできるようになりました。

対応に役立つレポート

新しい管理センターに表示されるレポートは従来よりも内容が充実しているため、サービスを積極的に管理するために役立つさまざまな情報を入手できます。

新しい使用状況レポート ダッシュボード: 新しい使用状況レポート ダッシュボード (英語) には Office 365 サービスの使用状況に関する有益な情報が表示され、各ユーザー レベルの詳細情報までドリルダウンすることができます。使用状況レポートには、レポートを共有したり、地域や部署などの属性に基づいてピボット テーブルを作成したりするための Power BI コンテンツ パックが付属します。詳細については来週中にお伝えする予定です。

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エクスポート可能な情報の種類が増加: UI から CSV ファイルに直接エクスポートできる情報の種類が増え、ユーザーの一覧や使用状況レポートもエクスポートすることが可能になりました。

ディレクトリ同期 (DirSync) のステータスを監視して問題をすばやく検出: ホーム ページの DirSync カードと新しいサブサイトで DirSync のステータスを確認することで、エラーをすばやく検出できるようになりました。

マイクロソフトは今後も引き続き、お客様の管理業務がより快適で効率的なものとなるように、新しい管理センターの機能強化を継続してまいります。現在は、新しいレポート機能の追加と、製品管理センターの刷新に取り組んでいます。

従来の管理センターは今年 12 月末をもって廃止されます。

新しいサービス正常性ダッシュボードについて

Office 365 への移行は多くのお客様に大きな変化をもたらしたことと思います。オンプレミスの世界では、サービス インシデントが発生した場合、管理者が自ら原因を調査して問題を解決する必要がありましたが、Office 365 では、サービスの実施とサービス インシデントの迅速な解決をマイクロソフトがお引き受けします。しかし、クラウド サービスへ移行したことにより、何が起きているかを把握できなくなるのは望ましくありません。このことを念頭に置き、マイクロソフトは新しいサービス正常性ダッシュボードを導入しました。このダッシュボードは組織のニーズに合わせてカスタマイズすることができ、管理者向けにサービスの正常性に関する新たな次元の分析データを提供します。これにより、サービス インシデントの状況を管理者自身で詳しく把握できるようになるため、社内サポートがスムーズになり、社内ユーザーがより安心して Office 365 を利用できるようになります。

2011 年に Office 365 がリリースされて以来、マイクロソフトはサービス インシデントが発生した場合にタイムリーかつ的確に正しい情報をお伝えすることを一貫してお約束しています。また、お客様側でもサービスを監視したり、問題を追跡したり、可用性の変遷を把握できるよう、サービス運用の透明性強化にも取り組んでいます。サービスの正常性はすべてのお客様にとってきわめて重要な問題であり、昨年 1 年間を通じてサービスの正常性とは何かを再考するにあたり、お客様から貴重なご意見を数多くお寄せいただきました。

今回、サービス正常性ダッシュボードに追加された新機能を以下にまとめます。

内容豊富で実用的なインシデント情報: 新しいサービス正常性ダッシュボードには、インシデントに関する実用的な情報が表示されます。また、ビジネス クリティカルな大規模障害とその他の問題を区別し、インシデントとアドバイザリの 2 つのカテゴリに分類する新しいビューも追加されています。このビューを使用すると、すぐに対処する必要がある問題を簡単に識別することができます。

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インシデントの詳細をすばやく把握: 新しい概要ビューは、最も重要な詳細がすぐにわかるように、わずか 2 文の簡潔な表示になっています。その他の詳細を確認したい場合は、詳細ビューに移動して、回避策やメッセージの履歴などを含むすべての情報を表示できます。

組織への影響をすばやく確認: 新しいダッシュボードにはサービス インシデントの発生により影響を受けたユーザーの数が表示されるため、組織全体への影響をすばやく把握することができます。

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プレビュー プログラムへのサインアップ

本日より全世界を通じて Office 365 をご利用のユーザー様向けに新しいサービス正常性ダッシュボードのプレビュー プログラムが開始されます。この新しいダッシュボードを使用するには、件名に「I want to be part of the preview」と入力して shdpreviewsignup@service.microsoft.com 宛てに電子メールをお送りください。その際、テナント ID とテナント ドメイン (contoso.com など) をご記入ください。お客様のテナントに対してプレビューが有効になると (1 ~ 2 週間ほどかかる場合があります)、アクセス方法に関するご案内の電子メールが届きます。

今後について

取り組みはまだ始まったばかりです。マイクロソフトの目標は、インシデントの状況をすばやく把握し、サポートのコストを削減し、エンド ユーザーの皆様がより快適にサービスを利用できるように、サービスの正常性に関してさらにわかりやすく、実用的な情報を管理者の皆様にご提供することです。

今後数か月以内に次の新機能も追加される予定です。

マイクロソフトに問題を報告: サービス正常性ダッシュボードに表示されない問題が発生してビジネスに影響が生じた場合は、報告機能を使用してマイクロソフトにすばやく簡単に報告することが可能になります。

好きなチャネルを通じて通知を受信: 新しいサービス正常性ダッシュボードでテキスト メッセージや電子メールを通じて通知を受け取るサービスにサインアップすることが可能になり、好きなチャネルを通じてサービスを監視したり問題を追跡したりできるようになります。

ユーザー レベルの詳細にアクセス: より的確な連絡やサポートを行えるように、インシデントの影響を受けたユーザーの人数に加え、影響を受けたユーザーの一覧も確認できるようになります。

サービス正常性をユーザーごとに確認: 新しいサービス正常性ダッシュボードに、各エンド ユーザーのエクスペリエンスを向上させるための新機能も追加されます。たとえば、必要に応じてユーザーごとにマイクロソフトのサービスに対するテストを実行してサービスの正常性を確認することができるようになります。また、ユーザー モニタリング機能では、特定のユーザーに対するサービスの正常性を積極的に監視し、ユーザー自身が問題に気付く前に、そのユーザーに影響する可能性がある問題をすばやく発見することが可能になります。

皆様からのたくさんのご意見をお待ちしています

ぜひこれらの新機能をお試しいただき、管理センターの右下にある [Feedback] リンクよりご意見をお寄せください。直接ご返信をさせていただく場合もございます。マイクロソフトではすべてのご意見に目を通し、Office 365 の管理環境がお客様のニーズにそったものとなるよう日々取り組んでいます。

–Anne Michels (@Anne_Michels、Office 365 マーケティング チーム、シニア プロダクト マーケティング マネージャー)

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