SharePoint Server 2016: 未来への確かな基盤


(この記事は 2016 年 5 月 4 日に Office Blogs に投稿された記事 SharePoint Server 2016—your foundation for the future の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

「継続的な成長と進歩がなければ、改善、達成、成功といった言葉に意味はない」

—Benjamin Franklin

マイクロソフトはこのたび、SharePoint Server 2016 の一般提供開始を発表しました。SharePoint をご利用のお客様に、最新のインテリジェントなイントラネットとコンテンツに関する共同作業の基盤を提供するものです。SharePoint Server 2016 では、基礎となる機能の強化が行われています。これにより、オンプレミスの SharePoint ソリューションの質を高め、今後 Office 365 と SharePoint Server に導入される技術革新の活用が可能となります。

SharePoint Server 2016 の機能を評価したいとお考えのお客様は、SharePoint Server 2016 の Web サイトから試用版をダウンロードしていただけます。

今回、SharePoint Server 2016 の一般提供開始に加えて、SharePoint の新たなビジョンと、SharePoint Online と OneDrive for Business における新しい重要な技術革新も発表しました。これらの発表の詳細については、ブログ記事「SharePoint の未来」をご覧ください。

SharePoint Server 2016 が提供する価値

SharePoint Server 2016 は、次の 3 つの点で大きな価値を提供します。

  1. クラウドから着想を得たインフラストラクチャ: SharePoint Server 2016 は、Office 365 での大規模な SharePoint の運用経験を活かした新世代の SharePoint です。SharePoint Online の資産をお客様のデータセンターに提供することで、パフォーマンス、信頼性、管理性、スケーラビリティを向上させます。SharePoint Server 2016 では、SharePoint Online と同じコード、つまり何年にもわたって何百万人ものユーザーによって検証されたコードを使用しています。そのため、SharePoint Server 2016 はこれまでで最も包括的にテストされたバージョンとなっています。また、このコード ベースの統一により、Office 365 とオンプレミスの SharePoint Server の両方にわたるサポートと更新を容易に行うことができるほか、オンプレミスとクラウドで API を標準化できるため、お客様やパートナー様はこれまで以上に容易に技術革新を実現できます。
  2. コンプライアンスとレポート作成: データ損失防止 (DLP) は不可欠な機能です。情報を必要以上に公開すると、法的およびコンプライアンス面で悪影響が生じるおそれがあります。SharePoint Server 2016 では、DLP、データ暗号化を可能にする新しいシナリオ、オンプレミスのサーバーと Office 365 に共通したコンプライアンス ツールなど、機密情報を確実に保護するさまざまな機能が提供されます。また、ユーザーによるセルフサービスの実現と、企業ポリシーに準拠したコンテンツの利用を両立させることができます。
  3. ユーザー エクスペリエンスの強化: SharePoint Server 2016 は、Office 365 と一貫性のあるドキュメント ライブラリやナビゲーション構造の強化により、Office 365 のユーザー エクスペリエンスにおける技術革新をオンプレミス環境でも実現します。こうした更新は、Office 365 で導入の促進に有効であることが実証されており、SharePoint Server におけるメリットにもなります。ハイブリッド構成をご利用のお客様にとっては、データセンターからクラウドに及ぶシームレスなユーザー エクスペリエンスが実現します。なお、モバイル アクセスと、チーム サイトにおけるタッチベースの操作性も向上しています。クラウドから着想を得たインフラストラクチャ、そしてコンプライアンスとレポート作成に投資することで、SharePoint Server 2016 はスケーラブルで信頼性が高く、最も高品質なものをリリースすることができました。SharePoint Server 2016 の詳細については、次のビデオをご覧ください。

SharePoint Server 2016 未来への確かな基盤

マイクロソフトは可能な限り SharePoint Online が提供する価値をデータセンターの SharePoint Server でも実現します。これを可能にするのが、統一されたコードベースへの移行です。SharePoint Server により、マイクロソフトは次の 3 つの点で価値の高い技術革新をお届けします。

  1. Office 365 の革新的な機能やエクスペリエンスへのシームレスな接続: SharePoint Server 2016 をご利用いただくと、オンプレミスのサイトと Office 365 のサイトとエクスペリエンスの間でスムーズな移行が可能になります。たとえば、ユーザーはオンプレミスのアプリ起動ツールから Delve を起動して、Office 365 の新しい People Experiences にアクセスできます。さらにそこから、新しいブログ エクスペリエンスの直観的かつ応答性の高い作成機能を利用することも可能です。これらは Office 365 のエクスペリエンスですが、オンプレミスからの移行はスムーズです。また、管理者は OneDrive for Business や Yammer への接続を簡単に構成できます。
  2. 統合統一されたハイブリッド エクスペリエンス: SharePoint Server は、オンプレミス環境と Office 365 に及び、またこれらを統合するハイブリッド機能とエクスペリエンスを通じて、クラウドによる技術革新も提供します。SharePoint の新しいホーム ページには、Office 365 とオンプレミス環境のサイトへのナビゲーション ポータルが用意されています。SharePoint ホーム ページ上のリンク集には、組織が管理するリンクや、ユーザーが明示的にフォローしているサイト、Office Graph のインテリジェンス機能に基づくお勧めのサイトが含まれます。SharePoint の洗練された新しいホーム ページでは、カードベースの UI でサイトが表示され、サイトを表す各カードでは Office Graph を活用したアクティビティ ストリームが利用できます。IT プロフェッショナル向けには、Office 365 と、SharePoint 2016/2013/2010 を実行しているオンプレミス環境にわたるインデックス、クエリ結果、検索機能を統合したハイブリッド検索を実現しました。ハイブリッド検索をご利用いただくと、Delve などの Office Graph を活用したアプリケーションにオンプレミスのコンテンツを表示できます。また、IT プロフェッショナルはハイブリッド構成を活用して、コンプライアンス ポリシー、電子情報開示、監査を統合することも可能です。さらに SharePoint モバイル アプリでは、ハイブリッド構成をご利用のお客様向けに、オンプレミスと Office 365 の両方のサイトがサポートされるようになります。これらの統合されたハイブリッド エクスペリエンスとサービスのそれぞれをご利用いただくことで、Office 365 の技術革新や機能を活用しながら、Office 365 に適していないワークロードは引き続きオンプレミスで実行できます。なお、Office 365 へのワークロードの移行は独自の要件に応じてお客様のペースで行っていただけます。お客様のニーズに最も適している場合に Office 365 を活用していただけるのです。詳細について、またハイブリッド オプションによってクラウドのメリットをすばやく実現する方法やお客様に最適な手法のヒントについては、次のビデオをご覧ください。
  3. オンプレミスのエクスペリエンスと機能: マイクロソフトはオンプレミスのお客様を対象とした取り組みを続けるにあたり、SharePoint Server のエクスペリエンス、パターン、手法を刷新する必要があると考えています。マイクロソフトの技術革新はまず Office 365 で提供されますが、新しいエクスペリエンスやフレームワークの多くは、ソフトウェア アシュアランスに基づき Feature Pack を通じて SharePoint Server 2016 のお客様にも提供されます。つまり、次期バージョンの SharePoint Server のリリースを待たずに、クラウドによる技術革新をデータセンターで活用できるのです。最初の Feature Pack は、2017 年以降にパブリック更新チャネルを通じて提供される予定です。また、お客様はオンプレミス環境で有効にする機能を選択できます。Feature Pack のリリース予定の詳細については、今後数か月以内にお知らせする予定です。さらに SharePoint Server 2016 には、オンプレミスのお客様固有のニーズに応えるための機能も提供する予定です。

SharePoint Server モバイル ファースト、クラウド ファーストの世界への対応を促進

世界中のお客様が共同作業、検索、ビジネス プロセスの自動化、カスタム ビジネス アプリケーションのサポートに SharePoint を利用していますが、ミッション クリティカルなワークロードに SharePoint を利用しているお客様も数多くいらっしゃるかと思います。必ずしも、ビジネスやワークロードをクラウドに簡単に移行できるわけではないでしょう。

そのため、マイクロソフトでは SharePoint Server 2016 への投資を行い、お客様に信頼していただけるような誇るべき品質、管理性、スケーラビリティを実現しました。SharePoint Server 2016 は未来への確かな基盤であり、新たなる一歩です。これにより、Office 365 の新しい革新的なエクスペリエンスに速やかにアクセスしたり、ハイブリッド機能を通じて Office 365 とデータセンターを統合したりすることができるほか、最も重要な技術革新をオンプレミスの SharePoint Server で直接利用できます。

また今回、Office Online Server もリリースされました。これを SharePoint Server 2016 と組み合わせると、ブラウザーベースの Word、PowerPoint、Excel、OneNote や、リストとライブラリにおけるドキュメントのプレビュー機能、固定リンクと Excel Online を含めることができる強力な機能が実現します。詳細については、「Office Online Server の提供開始」をご覧ください。

SharePoint の将来を決めるお客様の声

お客様のチームや組織がシンプルで安全にコンテンツ管理を行ったり、共同作業の機能を活用したりできるように、マイクロソフトでは今後力を注いでいくポイントを検討させていただきます。そのため、皆様からのご意見をお待ちしています。Office 365 ネットワークや SharePoint の UserVoice を通じて、皆様のご意見やご感想をお聞かせください。

SharePoint Server の見通しは明るく、マイクロソフトではビジョンを共有し、次のステップに進めるように皆様と協力し、お客様のチームや組織がより多くのことを実現できるように支援したいと考えています。マイクロソフトが描く SharePoint のビジョンと、今回発表された SharePoint Online と OneDrive for Business にわたる新しい重要な技術革新の詳細については、ブログ記事「SharePoint の未来」をご覧ください。

推奨事項

  • SharePoint Server 2016 を評価する。
  • Office 365 ネットワークに参加し、コミュニティのメンバーや熱心な仲間と交流する。
  • UserVoice (英語) で意見、提案を投稿する。
  • クラウド、オンプレミス、ハイブリッドのすべてにわたる新しい魅力的な発表についての記事を読んだり、それに関連するビデオを視聴したりする。

—Bill Baer (SharePoint チーム、シニア プロダクト マネージャー、Twitter: @williambaer)

よく寄せられる質問

Q. サイト、ページ、リスト、ライブラリの新機能は SharePoint Server 2016 でも提供されますか。

A. マイクロソフトが目指しているのは、オンプレミス、クラウド、ハイブリッドを問わずすべてのお客様に、SharePoint に提供される技術革新を活用していただけるようにすることです。オンプレミスのお客様にも可能な限り、クラウドの場合と同じ技術革新を提供できるように努めます。Office Graph などの一部の技術革新は、パッケージ化してオンプレミス環境に提供することはできません。そのような場合は、ハイブリッド ソリューションを通じてオンプレミスのお客様に提供します。

Q. SharePoint Server 2016 はサーバー製品の最後のリリースになりますか。

A. いいえ、マイクロソフトはオンプレミスのお客様を対象とした取り組みを継続していきます。SharePoint Server 2016 がオンプレミス向けサーバー製品の最後のリリースになることはありません。

Q. SharePoint Server 2016 の更新方法を教えてください。

A. ソフトウェア アシュアランスをご利用のお客様については、新しい技術革新をパブリック更新チャネル経由で提供します。こうしたお客様は、新機能が利用可能になった場合に更新プロセス全体を通じて通知を受け、有効にする機能を選択できます。

 

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