Project Online: プロジェクトの最終更新日時の表示


(この記事は 2016 年 3 月 17 日に Project Support Blog に投稿された記事 Project Online:What time did I last modify that project? の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

先日 Project Online への変更がリリースされました。これまで一部のページではプロジェクトの保存日時が PST や UTC で表示されていましたが、ユーザーおよびテナントのタイム ゾーン設定が反映されるようになりました。この更新についてはドキュメントが公開されています。この記事では、設定によってタイムスタンプの表示がどう変わるのか例を挙げて説明します。何よりもまず、タイム ゾーンの設定は可能な限りすべての場所で同じにすることをお勧めします。この点については、後ほど詳しく説明します。

また、入門ガイドの「手順 3: Project Online で店舗をセットアップする」に、以下のセクションを新しく追加していますので、こちらもご覧ください。

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以前ご紹介した記事も再掲します。

この記事の例では、構成の変更をまったく行っていない Office 365 アカウントを使用しています。このアカウントは PC のタイム ゾーンとは一致していません。以降では、このような場合に同じ時刻が表示されるようにする方法について説明します。

一般的にサイトのタイム ゾーンは、普段利用するユーザーの大半が所在するタイム ゾーンに設定します。各ユーザーが自身のタイム ゾーンを変更しない限り、既定では Office 365 のタイム ゾーンが適用され、Project Online の一部 (主にグリッド コンテンツ) にもそれが使用されます。この記事の例では、筆者のサイトはシンガポール、クアラルンプール (UTC+8:00) に設定しています。

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なおこの記事は、2016 年 3 月 16 日 (水) の午後 3 時ごろにシアトルで執筆しています。先日から夏時間に切り替わっているので、タイム ゾーンは太平洋夏時間 (UTC-7:00) です。筆者はコペンハーゲン (UTC+1:00) にいて、ニューヨークの東部夏時間 (UTC-4:00) が設定されている PC にリモート接続しているものとします。

Office 365 の地域設定をまだ変更していないとすると、既定でサイトの設定がそのまま適用されます。Office 365 の自分の写真の下にあるメニューの [About me] をクリックし、次のページで [Edit profile] をクリックし、[Details] の横の省略記号をクリックしてから [Language and Region] をクリックします。この画面の、下図の強調表示されているオプションに注目してください。

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プロジェクトを太平洋夏時間の午後 3 時 19 分に保存した場合、次のような日時が表示されます。

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これは、PC のタイム ゾーン (この場合はシアトルより 3 時間進んでいる東部夏時間) が適用された時間で、ステータス メッセージのタイムスタンプに使用されていることがわかります。

しかし、キューでは下記のように表示されます。

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これらの日時にはサイトの設定 (ここではシンガポール時間) が適用され、翌日の日付になっています。ロケールは英語 (シンガポール) に設定したので、日付の形式は dd/mm/yyyy となっています。サイトの設定が適用されるため、ユーザー個人の地域設定は優先されていません。通常、グリッドの時間にはサイトのタイム ゾーンが適用され、構成内容によってはユーザーのタイム ゾーンが適用されるということです。

では、筆者はコペンハーゲンにいることになっているので、それに合わせて構成しましょう。

前述の [Language and Region] ページで [Always use my personal settings] を選択すると、他の構成オプションが設定できるようになります。ブリュッセル、コペンハーゲン、マドリード、パリ (UTC+1:00) を選択し、言語設定は英語のままロケールをデンマークに変更して、[Save all] をクリックしてからウィンドウを閉じます。その後新たにブラウザーを開き、すぐに変更した結果を確認してみます。

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キューの日時の表示は、下記のようにコペンハーゲン時間 (シアトルよりも 8 時間進んでいる) が適用されています。

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しかし、Project のスケジュール ページのステータス メッセージは異なる表示になっています。

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前のスクリーンショットと同じニューヨーク時間の午後 6 時 18 分ですが、表示形式にはデンマークのロケールが適用され、16-03-2016 18:18 となっています。この日時には、前述のように PC のタイム ゾーンが適用されています。リモート接続先の Windows 10 PC に Office 365 のコペンハーゲンのタイム ゾーンが適用されるようにするには、次のように設定します。

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これでうまくいきそうです。

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これまでの説明をまとめます。

    • PWA サイトのタイム ゾーンをユーザーの大半が所在する地域に設定します。
    • 設定したタイム ゾーン以外の場所に所在するユーザーに、Office 365 のプロファイルのローカル タイム ゾーンを合わせてもらうように依頼します。この設定がグリッドの日時や、DocLib のタイムスタンプなどの他の Office 365 の日時に適用されます。
    • PC のタイム ゾーンもユーザーの Office 365 のタイム ゾーンと一致させます。これで、ステータス メッセージの日時の表示が変わります。

OData からのレポートには、常に UTC が使用されます。上の例のプロジェクトの OData フィードを見ると、コペンハーゲン時間よりも 1 時間遅くなっています。

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補足として申し上げますが、Project 自体では計画にタイム ゾーンの概念はありません。シンガポール時間で計画を開いてもシアトルの日時と変わらず、ユーザーがどこにいても、必ずローカルの時刻が適用されます。異なるタイム ゾーンを適用する場合は、稼働時間を異なるカレンダーで指定し、参照するタイム ゾーンを決定します。

またこの記事の執筆時点では、Outlook Web Access の予定表の「現在時刻」には独自のタイム ゾーンが適用されていたので、必要に応じてご確認ください。PWA には影響はありません。

Project Online の各種ウィンドウで表示される日時を一貫性のある適切なものにできるこの新機能を気に入っていただけますと幸いです。筆者のテスト用テナントでは既にこの機能を使用できます。皆様のサイトでも近日中にご利用いただけるようになりますので、どうぞご活用ください。

 

※ 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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