Office 365 Education に学生や教職員向けのエクスペリエンスを新たに追加


(この記事は 2016 年 4 月 14 日に Office Blogs に投稿された記事 Announcing new experiences for teachers and students in Office 365 Education の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、マイクロソフトのエデュケーション エンジニアリング担当バイス プレジデントを務める Eran Megiddo の記事をご紹介します。

このたび、マイクロソフトのエデュケーション チームは、2016 年夏*に Office 365 Education に新しい独自のエクスペリエンスの追加や更新を行うことを発表 (英語) しました。これにより、教員によるクラス管理、学生による学習、そして IT 管理者によるセットアップ作業が容易になります。

Microsoft Classroom を使用して 1 か所でクラスを管理

Office 365 Education には、すべてのクラスの管理や課題に関するワークフローの管理を 1 か所で行える、教員や学生向けのビューを備えた Microsoft Classroom (英語) が付属しています。

Microsoft Classroom では、教員がクラスごとに OneNote Class Notebook を用意し、課題を作成してその提出期限を設定し、Outlook の予定表のイベントやリマインダーと連動させることができます。課題からは、Class Notebook、Office ドキュメント、インタラクティブなコンテンツなど、さまざまな資料を参照することができます。また、複数のクラスに向けた課題を同時に作成したり、提出されたものを簡単に評価したり、個別にフィードバックを返したり、再提出を指示したりすることも可能です。

学生は Microsoft Classroom アプリを使用して課題を受信し、完成させて提出できます。その際モバイル デバイスも使用できます。この一連のワークフローでは、リアルタイムに Office ドキュメント内でクラスメイトと共同作業を行えます。オンラインでもオフラインでも、書式の崩れを気にする必要はありません。

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OneNote Class Notebook を使用して時間を節約、ノートを整理、共同で作業

Class Notebook は、既に教職員の皆様からご好評いただいています。Microsoft Innovative Educator Expert に寄せられた声を一部ご紹介します。

「従来から教師と学生の間で使用していたルーズリーフ バインダーが、そのままデジタル化されています。教師と学生に必要な機能がすべて備わっており、スムーズに学習を進めることができます」

「これは仮想教室なのです。共同作業スペースはホワイトボードに当たり、コンテンツ ライブラリは本棚に、学生用フォルダーは各自の書類ばさみや机に相当します」

「これまでで最大かつ本質的な変化を巻き起こしました」

「OneNote Class Notebook は、本校の指導のあり方を一変させました」

先月発表された新しい Class Notebook アドインは、教師の皆様のご意見を反映して開発されました。このアドインを使用すると、クラスをまたいで課題を共有、追跡、評価でき、OneNote、Microsoft Classroom、その他の既存のラーニング管理システム (LMS) など、お好みのツールを使用できます。Web サイトとアプリケーションの間で行ったり来たりする必要もありません。

Class Notebook は、onenote.com/classnotebook からすべての教師の方に無料でご利用いただけます。今回の発表や使用に関する詳細については、こちらのブログ記事 をご参照ください。

Microsoft Forms で小テストや調査をスピーディに

このたび、Microsoft Forms (英語) という新たなコンポーネントが Office 365 Education に追加されました。これを使用すると、教師や学生は調査、小テスト、アンケート、登録などのカスタムのフォームをすばやく簡単に作成できます。フォーム作成者は、他のユーザーを招待してフォームへの記入を依頼できます。フォームへの記入は任意の Web ブラウザーから可能です。モバイル デバイスからも記入できます。記入された結果は、組み込み済みの分析機能を使用して確認できます。また、Forms のデータ (小テストの回答など) は Excel にエクスポートできるため、詳細な分析や評価も手軽に行えます。

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School Data Sync で授業の管理を自動化

オンライン授業のセットアップや管理を柔軟に行えるようにしてほしいという管理者の皆様からの声にお応えして、このたび Office 365 Education の一部として、Microsoft Classroom での授業の作成や更新を支援する School Data Sync (SDS) (英語) をリリースしました。SDS では、Azure Active Directory を使用してユーザー プロファイルやクラス名簿を学生情報システム (SIS) から Office 365 Education に同期できるため、授業や教材の管理を自動化し、浮いた時間を授業計画の作成や指導に当てることができます。

学生が Office 365 Education にログインすると自動的に他のサポート対象のクラスルーム アプリケーションにもログインされるため、そのための指示や管理の時間も節約できます。また、同期する学生データの種類やデータへのアクセスを許可するアプリを IT 管理者が設定できるため、基準やポリシーへの準拠も容易です。

School Data Sync の Web サイト (英語) に SIS のパートナー企業が掲載されていますが、プレビュー期間中もさらに追加される予定です。この機能の第一の目的は、Office または OneNote で作成された課題 (および成績) を他の教育用アプリケーションで利用できるようにすることです。リリース時点で既に 25 以上の教育パートナーが、Office 365 Education との統合に対応しています。

次のビデオは、Office 365 Education を利用する Omaha Public Schools で Microsoft Classroom プレビュー (プライベート プレビュー期間中の名称は「Class Dashboard」) と School Data Sync プレビューを活用しているようすを紹介しています。

Omaha Public Schools の Office 365 Education 導入事例の詳細については、こちらのページ (英語) をご覧ください。

教職員が PLC のグループや Staff Notebook を活用して共同で作業

教師の皆様は、授業で Class Notebook を使用するのと同様に、同僚の職員とも同じようなデジタル ノートブックを共用しています。OneNote Staff Notebook は効果的な時間の節約、ノートの整理、共同作業に活用でき、専門能力開発や授業観察などの活動の把握にも利用できます。先日、Office 365 Education アカウントを持たない学校の管理職や教職員の皆様も無料で OneNote Staff Notebook にサインアップしノートブックを作成できるようになったことが発表 (英語) されました。管理職の方は、簡単な手順で職員をスタッフ用ノートブックに追加したり、会議用ノート、共有カリキュラム、各種取り組みなどで使用する共同作業スペースをセットアップしたり、読み取り専用のスタッフ用資料に使用するコンテンツ ライブラリを作成したり、職員ごとに個人用ワークスペースを用意したりできます。

Office 365 Education の Microsoft Classroom では、クラスのグループと同様に、教職員向けに「ティーチャーズ ラウンジ」が Professional Learning Community (PLC) のグループに用意されており、1 か所からタスクの追跡、ファイルの共有、学校内外の会話への参加を行うことができます。PLC とは、専門知識の共有や共同作業を通じて指導スキルと学生の成績向上を目指すために、定期的に会合を開いている教職員のグループです。現在は Office 365 グループ (英語) を使用して、教職員間の共同作業や専門能力開発を促進したり、テクノロジ チームと各教科担当者のコミュニケーションを効率化したり、トレーニングや授業を計画したりすることが可能です。マイクロソフトでは、今後 Office 365 グループをさらに簡単にこの PLC の活動モデルに適合させることができるようにカスタマイズを進めています。

次のステップ

マイクロソフトでは、来年度に教職員や学生の皆様に向けて提供する機能の開発に鋭意取り組んでいます。皆様がマイクロソフトの製品を活用して、最大限に能力を発揮していただけるとことを期待しています。この取り組みの核心は、個々の学生の学習能力に応じた教材を用意できるように教師の皆様を支援することです。現在 Learning Tools for OneNote は、標準でユーザー補助に関する要件に準拠しているため、学生の読み書きのスキル向上に活用することができます。このツールに関しては、今年度に入ってすぐに学生の学習に対する効果が確認されたため、そうした機能も含めて近日中に更新が予定されています。

今後も機能を継続的に配信するために、UserVoice サイト (英語) で皆様のご意見をお待ちしています。また、公開中の Office 365 ロードマップ (英語) に新たに Education フィルター ([Filters] の [Services] から選択) を追加しましたので、皆様のご意見を反映した新機能をここからご確認いただけます。今年夏の更新にご期待ください。

備考

*米国内のみ

 

※ 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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