Microsoft FastTrack により 3 週間で Google から Office 365 に移行、その他にも多数のメリットを実現


(この記事は 2016 年 2 月 25 日に Office Blogs に投稿された記事 From Google to Office 365 in 3 weeks with Microsoft FastTrack—and that’s just the beginning の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、シュツットガルト・インターナショナル スクールで IT ディレクターを務める Damir Tejic 氏の寄稿記事をご紹介します。

Damir--977x1024幼稚園から 12 年生までの子供を受け持つ学校の IT マネージャーのうち、Global 1000 企業の CEO から注意を向けられている人はあまり多くないでしょう。ドイツのシュツットガルト・インターナショナル スクールで IT ディレクターを務めている私はその数少ない 1 人です。当校の生徒の保護者には、ポルシェ、ダイムラー、ボッシュなど、いずれもこのシュトゥットガルトに本社を置く大企業の経営幹部が多数いらっしゃいます。こういった保護者は、仕事上迅速な対応や最先端のコミュニケーション技術の利用に慣れているため、我が子の通う学校にも同じことを求めています。

また、転勤が多いため、毎年生徒の約 20% が入れ替わります。そのため、転入してきた子供とその家族が短期間で習得でき、任意のデバイスを使用して学校のコミュニティにすぐに参加できるような操作がわかりやすいコミュニケーション ツールが不可欠です。

そこで、当校では教職員、生徒、保護者の間のコミュニケーションおよび共同作業用ツールとして Microsoft Office 365 の標準化を進めることにしました。それまでは教職員用のメールにオンプレミスの Microsoft Exchange Server、生徒用には Google Apps と Google Mail を使用していましたが、オンプレミスのメール環境は旧式のもので、コストを費やしてすぐに更新を実施する必要に迫られていました。Google のセキュリティやプライバシーの面でも懸念がありました。また、Google Drive が当校のファイル共有のニーズにうまく対応していないことや、SharePoint Online、OneDrive for Business、Yammer、Delve のように共同作業およびコミュニケーション用ツールとしての柔軟性がないことも判明しました。

Office 365 を短期間で導入し、その機能を最大限に活用できるように、当校は Microsoft FastTrack* を利用することにしました。当時のスケジュールは非常にタイトでした。私が IT ディレクターとして勤務を開始したのは 2015 年 8 月 1 日のことで、新しい学年度が終わるまでに Office 365 を標準化するためには、幸先の良いスタートを切ることが重要だと判断しました。そこで、わずか 3 週間後に迫った新学期が始まる前に、当校の全教職員 180 名と全校生徒 800 名のうちの半数を Exchange Online に移行する必要があったのです。また、その期間中、400 名の生徒に Office 365 ProPlus を展開し、任意のデバイスから必要な学習用ツールにアクセスできるようにする必要もありました。

この厳しい状況を救ってくれたのが FastTrack です。FastTrack チームは、まず当校のニーズを理解したうえで、導入計画の策定を支援してくれました。その後、FastTrack エンジニアの協力を得て導入を実施し、Active Directory サービスへの生徒のアカウントの移行と Gmail からのメールボックスの移行を行いました。私はドイツ語が話せないので、FastTrack チームはサーバーをホストする現地の ISP との間に入って円滑な意思疎通に力を尽くしてくれたほか、ファイアウォールの設置に関しても助言してくれました。

FastTrack の支援により、わずか 3 週間のうちに、約 600 名の教職員および生徒のメール アカウントを Office 365 のメールに移行し、400 名の生徒を Google Apps から Office 365 ProPlus に移行することができました。他の IT プロジェクトもこれぐらい簡単であればどれほど楽になるかわかりません。

FastTrack チームとは引き続き協力体制を取っており、現在は他の Office 365 サービスやマイクロソフトのクラウド サービスを展開しています。最近では 6 年生から 12 年生の生徒が安全かつ安心できる環境でソーシャル共有ツールの使用方法を習得できるように Yammer を導入し、保護者のコミュニティ用にも Yammer アカウントのセットアップを計画しています。また、教職員、生徒、保護者の共同作業用プラットフォームとして SharePoint Online を、メインのファイル保存場所および共有場所として OneDrive を展開する予定です。校長や学校管理職は Power BI を利用した生徒のデータ分析に意欲的なほか、電話システムに代わって Skype for Business を利用する予定もあります。さらに、Microsoft Azure への移行も計画しており、手始めに Microsoft Azure Active Directory を利用してシングル サインオンやセルフサービス型のパスワード管理を可能にする予定です。

これらすべてを展開するとなると、教職員、生徒、保護者がこれらの多様なサービスの使用方法を習得するのも一苦労です。そこでまたしても FastTrack が大いに役立ちます。FastTrack チームは、さまざまな活用シナリオの実現、プロジェクトの優先順位付け、意欲の向上、導入の迅速化のほか、クラウド環境の管理に関する IT のベスト プラクティスの採用についても支援してくれます。

これらはいずれも、マイクロソフトのクラウドに対する投資から最大限の価値を引き出すことを目的としています。そして実際、私たちが得られる価値はたくさんあります。

FastTrack の詳細については、FastTrack.microsoft.com (英語) をご覧ください。お客様を成功に導くサービスのメリットについてご確認いただけます。

*FastTrack は、Enterprise、Government、Nonprofit、Business の各プランを含む対象プランを 50 シート購入された場合にご利用いただけます。対象となるプランやサービスの詳細については、「Office 365 用 FastTrack センターの特典」をご覧ください。

※ 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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