Learning Tools for OneNote ですべての生徒の学習能力を向上


(この記事は 2016 年 1 月 19 日に Office Blogs に投稿された記事 Learning Tools for OneNote improves learning for all の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

「生徒は文字の解読ばかりに労力を費やし、内容に集中できていません。このツールを利用すれば、もっと効果的に学習できるようになります」

—Sammamish High School 教員、Joel Reese 氏

「もし頭の中だけでテクノロジを設計できるなら、こんな夢のようなツールを思い描いたことでしょう」

—Sammamish High School 教員、Haley Heck 氏

 

今日では、学習能力の異なる (英語) さまざまな生徒が同じ教室で学んでいます。教師には、個々の生徒に合った内容を指導することが求められます。中には、学習障害を持っていて、学習支援にテクノロジが活用されていても、そのテクノロジの利用が困難な生徒もいます。多くの教師は、学習障害を持つ生徒への支援技術を見出し、吟味し、展開し、管理していくために、学校で貴重な時間を費やしています。今回、この課題を解決するために、Learning Tools for OneNote がリリースされました。Microsoft ハッカソンの優秀作品 (英語) である Learning Tools for OneNote は、OneNote 2013 および 2016 向けのツールバー アドインで、失読症などの学習障害を持つ生徒を含むすべての生徒が、快適に読み書きを行えるように支援するものです。

Learning Tools for OneNote のパブリック プレビュー版は、onenote.com/learningtools からダウンロードしていただけます。

読み書き支援ソリューションの設計にあたり、学習障害を持つユーザーとその他のユーザーのどちらにも有用となる機能の研究がなされました。その結果、すべての生徒に役立つ支援ツールのご提供が可能となりました。学習障害を持つユーザー向けのソリューションをベースとしながらも、すべてのユーザーにとって有用で、どのユーザーも抵抗なく使用できるように設計されているため、インクルーシブ デザインの優れた例と言えるでしょう。こうした設計は、以下のような理由から、生徒と教師の両方にとって重要です。

  1. 生徒の読解力は学習能力に影響し (英語)、さらには生涯にわたる所得能力にまで影響を及ぼします。
  2. OneNote の普及は拡大しつつあり、教育現場でも生徒による整理や自立を促すために活用されています。
  3. 最も重要なのは、マイクロソフトが強化された読み書き用のツールを通じて、学習成果の向上を支援するという点です。

それでは、シンプルながらも強力なこのツールの機能を詳しくご紹介しましょう。

OneNote [Learning Tools] ツールバー アドイン

Learning Tools for OneNote Immersive Reader では、
テキストが読み上げられると同時に強調表示され、
ユーザーの集中力と読解スピードを高めることができます。

 

Learning Tools for OneNote のすべての機能について、研究に裏付けられた効果 (英語) が確認されています。

機能 実証済みの効果
Enhanced dictation (音声入力の強化) 文章作成能力の向上
Focus mode (集中モード) 注意力の維持と読解スピードの向上
Immersive reader (読解支援) 読解力の向上と注意力の維持
Font spacing and short lines (文字間隔の拡大と行の長さの短縮) 「見えづらさ」に対応する読解スピードの向上
Parts of speech (品詞分解) 指導の支援と作文能力の向上
Syllabification (音節化) 単語認識能力の向上
Comprehension mode (読解力モード) 読解力の向上 (平均 10%)

 

この新しいツールを導入してご利用いただけるように、Learning Tools for OneNote の FAQ (英語) ページもご用意しています。

教育現場におけるインクルーシブ デザインを実現するマイクロソフトの取り組みは、まだ始まったばかりです。言語の壁や識字能力に関連した課題は多種多様ですが、テクノロジによって生徒がこれらの障害を乗り越え、学校で自立できるように支援することが可能です。その一例が、Office Lens (英語) を使用して課題プリントや配布物などの写真を撮り、そのテキストをすばやく取り込む機能です。写真を撮り、そのコンテンツを OneNote に直接送信すると、Office Lens の OCR (光学式文字認識) 機能によってテキストが認識されると共に、OneNote ページに代替テキストが挿入されます。取り込んだ写真に Learning Tools の Immersive Reader を使用すれば、音声テキスト変換技術を使用して読み上げられるテキストを復唱することができるほか、写真から認識されたテキストに Parts of Speech 機能を使用することもできます。

Office Lens を使用して取り込んだコンテンツを
 OneNote に直接送信し、Learning Tools を適用できます。

マイクロソフトは、地球上のあらゆる人々、あらゆる組織がより多くの成果を達成できるように支援するというミッション (英語) を掲げ、OneNote だけでなく、Windows や Office 365 全体で Learning Tools for OneNote やその他のユーザー補助機能をご利用いただけるように取り組んでいます。

この取り組みの詳細については、新しい『教師向けユーザー補助ガイド (英語)』をご覧ください。

 

※ 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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