夏休み中に準備していただけるように OneNote を強化。学校管理者や教職員、生徒の各ニーズに対応する新機能をリリース


(この記事は 2015 年 5 月 20 日に Office Blogs に投稿された記事 OneNote gets ready for summer technology planning with updates for everyone の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

「OneNote を導入したことで、私のクラスは本当の意味で変貌を遂げ、進化しています (中略) 1 人ひとりの生徒のニーズにすばやく、きめ細やかに対応できるようになりました」— マンテカ統一学区ウェストン ランチ高校、教員兼テクノロジ推進担当 Michael Williams 氏 (詳細については同氏が作成した Office Mix (英語) をご覧ください)

今回、OneNote Class Notebook (英語)OneNote Staff Notebook、および各プラットフォーム向け OneNote で特に多くのご要望を頂いていた多数の機能が、Office 365 ユーザーの皆様に提供されることとなりました。マイクロソフトの認識では、多くの学校やその IT 担当者の方は、Office 365 Education テナントに OneNote Class Notebook アプリを自動インストールするなどの大規模な変更を実施する際、ある程度の準備期間を必要とされています。そこで今回の更新は 5 月下旬から 6 月中旬にかけて全世界に順次リリースすることにしました。これにより、世界中のほとんどの地域で、夏休み期間中に次年度のテクノロジ活用に向けた準備を整えることができます。

OneNote Class Notebook が教員の皆様にとってさらに使いやすく

幼稚園から 12 年生 (日本の高校 3 年生に相当) までを受け持つ教員は、授業で使用するアプリやサービスを選択する権限を持っている場合が多く、IT 担当者は教員が生徒にとって最適なテクノロジを選択できるように支援したいと考えています。教員の皆様からは「OneNote Class Notebook を活用すると生徒との共同作業や情報の整理が効率化できる」という喜びの声が定期的に寄せられています。このため、OneNote Class Notebook の「ウィザード」を Office 365 Education を使用しているすべての教職員に自動的にご利用いただけるようにしました。また、Class Notebook ではノートブックを見つけやすくするために、アプリ起動ツールの [My Apps] ページに表示し、シンプルな URL からアクセスできるようにしています。OneNote Class Notebook は、複雑なアクセス許可や設定を行わなくても、すべての教職員の方にお使いいただけます。また、お客様からのご意見を参考にして、アプリ名を「OneNote Class Notebook Creator」から「OneNote Class Notebook」に短くしました。

OneNote Staff Notebook の利用がもっと簡単になり、サービス提供地域も拡大

OneNote Staff Notebook もたいへんご好評いただいており、OneNote Class Notebook と同様に、既存および新規のすべての Office 365 Education E1、E3 プランのユーザーにお使いいただけるようになります。これで、Office 365 にログインして [My Apps] ページに移動するときと同じくらい簡単に、OneNote のスタッフ用ノートブックを作成して学校で利用できるようになります。

Staff Notebook のサービス提供地域が拡大され、新たに 45 の言語、60 の市場を対象にリリースされます。対応言語は 1 月 15 日に発表された Class Notebooks の対応言語と同じですので、そちらのリストをご覧ください。この他にも、中東地域のお客様からのご要望を受け、右から左に記述するアラビア語やヘブライ語でも OneNote Class Notebook と Staff Notebook を近日中にリリースする予定です。

現在のサービス提供地域は下図のとおりです。この地図は Excel Power Map を活用して作成しました。

Class Notebook と Staff Notebook の新機能

この数か月間、マイクロソフトでは教育機関の皆様から Class Notebook と Staff Notebook に関するご意見を頂いたり、実際に学校を訪問してお話を伺ったりしました。こうして集められたフィードバックの中で特にご要望の多かった項目が、新機能としてリリースされることになりました。今後数週間以内に、下記の機能が全世界の対象となるお客様に順次適用されます。

  • Active Directory セキュリティ グループのリストを利用して生徒を追加可能に — 教員が授業用ノートブックへのアクセス許可を生徒全員にすばやく付与できるように、ウィザードの [Add Student Names] ページで Active Directory セキュリティ グループ (英語) がサポートされました。クラスのリストを 1 回の入力で追加できるので、時間を節約できます。たとえば、新たに SharePoint グループのエイリアスを Mrs. Smith Period 1 (スミス先生 1 限) という名前の [Student Names] フィールドに入力するとします。このディレクトリが各教員の担当クラスのグループとしてセットアップされている場合、Active Directory セキュリティ グループのリスト上の生徒の情報に基づいて、クラスの生徒全員の個人用スペースが作成されます。次にその例を示します。

  • 授業用ノートブックから生徒や副担当教師を削除可能に — 生徒や副担当教師のアクセス許可を簡単に削除できるようにしてほしいというご要望も数多く寄せられていました。これを受けて、授業または学校から去ることになった副担当教師や生徒を [Remove Student] と [Remove Teacher] から削除できるようにしました。追加操作と同じくらい簡単に実行可能です。ただし、この機能では生徒のアクセス許可のみが削除され、生徒の個人用ノートブックはそのまま残されます。このため、このノートブックを手動で削除するかアーカイブ化する前に、パッケージ化する時間を十分に確保できます。

この機能は Staff Notebook にも追加されており、ノートブックにアクセス可能なメンバーや共同所有者を削除することができます。

本製品に追加してほしい機能などのアイデアをお持ちの方は、ご自身の学校やクラスでのシナリオをお書き添えのうえ、User Voice サイト (英語) にご投稿いただくか OneNoteEDU@microsoft.com までメールをお送りください。今回導入した機能のように、お客様からのご意見やご要望は実際に開発の参考とさせていただきますので、ぜひご協力をお願いいたします。

新しい API と LTI のサポートにより、学習管理システムの自動化と統合を推進

ここまで説明した機能の他に、Class Notebook と Staff Notebook の両ソリューションを既存の学習管理プラットフォームに拡張して自動化を進めたいというご要望も多数寄せられていました。4 月に Office 365 向けの OneNote API (英語) がリリースされましたが、さらに新しい REST API が今後追加され、IT 管理者はクラス名簿の管理や OneNote ページのエクスポートおよびインポートなどといった Class Notebook や Staff Notebook の管理プロセスを自動化できるようになります。また、パートナーも API を使用して Class Notebook や Staff Notebook を自社ソリューションと緊密に統合することができます。この API では、下記の操作をプログラムから実行できます。

  • 授業用またはスタッフ用ノートブックの作成
  • 生徒や教員の追加および削除 (生徒情報システムの名簿と同期)
  • OneNote ページのコピー (学習管理システムの課題配布および収集ワークフローに統合)
  • ノートブックの複製 (年度末のアーカイブ作業に対応)

さらに、今後 Class Notebook は、LTI (学習ツールの相互運用性 (英語)) 標準に準拠します。このため、Class Notebook は Blackboard、Moodle、Canvas、Schoology、Sakai、Desire2Learn などの主要な学習管理システム (LMS) プロバイダー、およびその他のプロバイダーや LTI に準拠する学習プラットフォームとの統合が可能になります。

LTI アプリをインストールしている教員の皆様は、Class Notebook を起動して作成プロセスを実行し、そこで作成したノートブックを自身の LMS コースに追加する作業を、すべて学習環境の中で行うことができます。

各デバイス向け OneNote に生徒のニーズを重視した更新を実施

もちろん、生徒のことも忘れてはなりません。彼らは教育現場において最も重要な存在です。先週、Apple 製品を含む各種デバイスで OneNote を使用している生徒の皆様を主な対象として、更新をいくつかリリースしました。

まず、特にご要望の多かった OneNote for Mac の機能強化 (英語) について説明します。

  • 音声の録音 — 授業や講義を録音して、後から重要なポイントを聴き返せる便利な機能です。
  • 数学の方程式の表示 — 教員が Windows デバイスの OneNote で作成した方程式を、生徒が Mac で表示できるようになります。
  • 削除されたページの復元 — 生徒や教員が誤って削除したアイテムを復元できるようになります。

さらに、すべてのプラットフォームで手書き検索機能 (英語) がサポートされると共に、OneNote for iPad へのページのコピー/貼り付けが可能になります。これは Class Notebook および Staff Notebook の利用時にコンテンツ ライブラリから個人用ノートブックにページを移動するために必須となる重要な機能です。

マイクロソフトでは、皆様と同じように夏休みを心待ちにしていますが、何よりも夏休みの後に学校管理者や教職員、生徒の皆様が OneNote を活用してさらに多くのことを実現できるようになることが楽しみです。ぜひ皆様からのご意見、ご感想、活用事例をお聞かせください。新しい Twitter アカウント @OneNoteEDU でシェアさせていただきます。その際、ツイートにハッシュタグ「#OneNoteClass」または「#OneNoteStaff」を付けていただくようお願いいたします。

また、OneNoteInEducation.com (英語) では無償のトレーニング用資料を公開していますので、お時間に余裕がありましたらご利用いただくことをお勧めいたします。

どうぞ楽しい夏休みをお過ごしください。

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