Office 365 ProPlus: IT の制御と管理に関する更新


(この記事は 2015 年 3 月 19 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365 ProPlus—IT Control and Management update の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Office 365 ProPlus 担当シニア テクニカル プロダクト マネージャーを務める Amesh Mansukhani と、Office 365 展開担当シニア オペレーション プログラム マネージャーを務める Alistair Speirs の記事をご紹介します。

3 月 16 日、Kirk Koenigsbauer が IT プロフェッショナルおよび開発者向けの Office 2016 Preview についてお伝えしました。皆様にはぜひ Office 2016 Preview をダウンロードしてお使いいただきたいと考えていますが、このバージョンはまだすべての機能が含まれていない初期リリースであり、今後数か月の間にプレビュー版の機能がさらに追加される予定ですので、この点にご注意ください。今回の記事では、主にエンタープライズ環境での展開やアップグレードの管理にまつわる IT の制御および管理機能について説明します。

Office 365 ProPlus のリリースにあたっては、従来のソフトウェア展開に伴う負担を軽減し、クラウド サービスの場合と同様に常に最新バージョンを提供できるようにするため、Office の展開を高速かつ容易にすることを重視しました。それと同時に、企業が業務を最適な状態で行うために欠かせないアプリの統合、Office のカスタマイズ、IT の制御などに対して、この新しい展開モデルが影響を与えないようにすることにも細心の注意を払いました。マイクロソフトは Office 365 ProPlus の初回リリース以来これらの機能の改良に継続的に取り組んでおり、選択したアプリのみのインストールに対応し、仮想デスクトップ シナリオまたは共有デスクトップ シナリオのために共有コンピューター ライセンス認証のサポートを追加したほか、グループ ポリシーのサポートを強化し、さらに月例更新プログラムのコンパクト化を行いました。Office 365 ProPlus は Merck (英語)Henkel3M (英語)TE Connectivity (英語) など多数の大企業で、規模に応じて利用されています。それぞれのお客様の経験とフィードバックを参考に製品の改良を進めています。今後も引き続きご協力をお願いいたします。

Office は、多くの企業で生産性ツールとして以外に、非常に重要な基幹業務アプリケーションを実行するためのプラットフォームとしても使用されています。マイクロソフトはこうしたアプリの互換性を維持するために、頻繁に配信される更新プログラムを受信した際に継続性が確保されるようにする機能を多数開発しました。

引き続き、Office をこれまでよりもさらに利用しやすくするというビジョンを推し進めるために、展開および更新の管理に重点を置いた機能を追加してまいります。Office 2016 Preview では、展開および更新の管理について IT 管理者に向けて大幅な機能強化が数多く実施されています。このため、最小限の労力で最良の Office エクスペリエンスを配信し、高い信頼性を確保しながら迅速に展開できるほか、柔軟な更新管理とシンプルな運用を実現できます。

この取り組みの最初のステップとして、まず下記の機能強化についてお伝えします。

ネットワーク トラフィックの管理の改善: 更新が頻繁に配信されるため、帯域幅の管理については必ず考慮する必要があります。この問題は、インターネット接続が制限されている企業、またはインターネットへの直接接続を利用できない企業にとっては特に重要です。これを解決するため、バックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) を統合し、Office による企業ネットワークへの負荷を抑制します。Office の更新は、他の非常に重要なアプリケーションが使用していない余剰の帯域幅があるときにのみ、BITS を使用してユーザーのデバイスに転送されます。BITS と以前導入されたバイナリ差分圧縮を併用することにより、Office の更新ファイルがよりコンパクト化され、ネットワーク効率が向上します。

配信管理の改良: System Center Configuration Manager (SCCM) を使用している IT 管理者向けに、Office および関連する更新のダウンロードと配信を効率化するための機能の統合を進めます。

更新管理の柔軟性向上: 非常に重要な基幹業務ソリューションに使用されているデバイスなどでは、機能強化の配信回数を減らしたいというご要望が寄せられています。このようなデバイス向けに、機能強化の更新を受け取る回数を年 3 回までに制限する機能を導入します。この 3 回の配信とは別に、セキュリティに関する更新は継続的に配信されます。IT 管理者は、この差分更新モデルと従来の常に最新バージョンが提供されるモデルのどちらを適用するかを、システムごとに簡単に定義できるようになります。

ライセンス認証管理の簡素化: 現在、各ユーザーは Office のライセンス認証管理を自分で行えるようになっていますが、各ユーザーに代わって管理者が集中的にライセンス認証を管理できるようにして、ライセンス認証に関する問題のトラブルシューティングに要する時間を短縮したいというご要望をいただいています。これにお応えして、2015 年 4 月から、管理者が Office 365 管理ポータルからユーザーごとの Office ライセンス認証デバイス数を把握、管理できるようになります。

上記のほかにも多数の新機能の導入を予定しています。これらの機能の活用法については、今後数か月の間にさらに詳細な情報を提供いたします。既に Office 365 ProPlus を展開済みのお客様には、これらの機能は月例更新として配信されます。管理された展開で運用されている環境の場合は、新しいパッケージをダウンロードする際に Office 展開ツールを使用できます。更新プログラムを新たにユーザーに配信する際には、SCCM、Microsoft Intune、配布ポイントなど、これまでと同じツールと配布メカニズムを利用することができます。

Ignite のご案内

導入予定の各機能を皆様に活用していただければ幸いです。2015 年 5 月 4 日から 8 日にシカゴで開催される Ignite Conference では、それぞれの機能についての詳細な説明や、その他の新しい発表が予定されています。ぜひご期待ください。

—Amesh Mansukhani、Alistair Speirs

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