Office Delve - 必要な情報を、必要なタイミングで入手


(この記事は 2015 年 3 月 16 日に Office Blogs に投稿された記事 Office Delve—discover exactly what you need, when you need it の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、Office 365 チームのゼネラル マネージャーを務める Julia White が執筆した Delve に関する記事をご紹介します。

マイクロソフト CEO の Satya Nadella は、Convergence カンファレンス (英語) の基調講演の中で、マイクロソフトが提案するまったく新しい生産性のかたちについて語り、人々や情報とのつながりを活用して新しい作業スタイルを実現する最もわかりやすい例として、Office Delve を紹介しました。Delve は、それぞれのユーザーに関連性の高いコンテンツやインサイトを提供する Office 365 の新しいエクスペリエンスです。Delve の基盤には、インテリジェントなファブリックである Office Graph が採用されています。Office Graph は、機械学習を適用することによって Office 365 全体で発生するユーザー、コンテンツ、対話のつながりをマッピングする技術です。

本日は、要件を満たす世界中のあらゆる Office 365 企業ユーザーの皆様が Delve をご利用いただけるようになったこと、また、Delve の対象コンテンツに Office 365 内のメールやソーシャル フィードが追加されたことをお知らせします。

Delve は機械学習を活用して、作業内容や仕事上の交流が多い同僚などの情報から各ユーザーにとって関連性の高い情報を事前に判断し、提示します。


新しい手法で働き方が変わる

オープンで透明性の高い情報のやり取りによってスピーディな意思決定とイノベーションの加速が実現することは、多くの企業が理解しています。Delve を導入することで、組織のメンバー 1 人ひとりが蓄積している貴重な情報を共有し、他者の実績や技術をだれもが簡単に探索し活用できるようになります。

Delve の検索機能や探索機能があれば、ミーティング前に同僚の情報をチェックしたり、新たな業務をスムーズに開始するために情報を収集したり、チームの最新情報を入手したりといったことを簡単に実行できます。Delve によって関連性のある情報を事前に入手できるため、いくつもの電子メール スレッドを探したり、同僚に聞きまわったり、ドキュメントを探したりといった手間を省き、その分の時間を他の作業に有効利用することができます。

ドキュメントを送信、作成、共有する際に、自分の作業と関連する作業をしている同僚を Delve から見つけることができます。

カードを並べたような Delve のインターフェイスでは、表示が動的に更新されることで、自分と同僚にとって最も関連性の高いコンテンツが常に表示されます。ビュー、プロファイル、ボードといったおなじみの機能を使用すれば、直観的に操作できるだけでなく、関連する情報を目の前に呼び出し、簡単に発見し、手軽に共有することができます。また、Delve では権限の変更が行われることはないため、表示されるのはアクセスが許可されている情報のみに制限されます。

 

Office 365 のコンテンツを幅広く抽出

Office Graph は、ユーザーにとって重要な人物や項目を自動で学習し、その学習したインサイトに基づいて Office 365 全体からコンテンツを自動的に選出し、1 つのビューにまとめて表示します。このため、アプリをわざわざ切り替えなくても、欲しい情報がいつでも手元にあることになります。さらに本日、検索の対象に以下のアプリが追加されたことによって、各種の Office 365 アプリやアプリのエクスペリエンスに格納されているあらゆるコンテンツを検索できるようになりました。

  • SharePoint および OneDrive for Business - SharePoint Online チーム サイトや OneDrive for Business クラウド ストレージに保存されているコンテンツが Delve の解析対象となりました。
  • Office 365 Video コンテンツ - Delve の対象に Office 365 Video ポータルのコンテンツが追加され、自分と関連性のある話題の動画を視聴できるようになりました。
  • Yammer - Yammer 内の共有リンクが Delve の対象に追加され、探索できる Office 365 のコンテンツがさらに増えました。インラインの会話にもまもなく対応する予定で、それにより Yammer のすべてのコンテンツを Delve で共有し、引用できるようになります。

近日実現される Yammer との統合強化によって、Delve でより有用な情報を探索できるようになります。

  • メール添付ファイル – メールは職場のコミュニケーション手段として、今も最も広く活用されています。今回 Delve の対象に、メール添付ファイルとして共有されたコンテンツが追加されたことで、保存されている場所にかかわらず過去の重要な情報にアクセスできるようになりました。

Delve が対象とするコンテンツに、メール添付ファイル、Yammer の共有リンク、Office 365 VideoSharePoint Online OneDrive for Business のコンテンツが新たに加わりました。


今後の予定について

Office Graph は今後も進化を続け、さらに詳細なインサイトを Office 365 から抽出できるようになる予定です。また、拡張性のサポートも充実させ、対象範囲を Office 365 からさらに広げる予定です。

Office Graph は、Office 365 全体のコンテンツや対話関係に機械学習を適用し、各ユーザーにとって最も関連性のある情報を抽出する「インテリジェント ファブリック」です。

Office Graph がこれまでにマッピングした Office 365 内の操作や対話関係は、この 6 か月間で 60 億件に達しました。これは、ビジネス バリューを生み出す宝の山がこれまで手つかずの状態で放置されてきたということでもあります。さまざまな関係性の解析が進み、日常業務で使われる各種ツールから提供されるインサイトが蓄積されることによって、単なる検索や探索を超えたエクスペリエンスが実現されることが期待されます。マイクロソフトでは、ユーザー、チーム、組織が大きな成果を達成するためのインテリジェントなツールや新しいコラボレーション シナリオが、この空間から数多く生み出されていくと考えています。

Delve に関するさらに詳しい情報については、2015 年 5 月 4 日 ~ 5 日にイリノイ州シカゴで開催される Microsoft Ignite にて発表することを予定しています。それまでにはさらに大規模な展開がなされていると思いますので、ぜひお試しいただき、ご感想をお寄せください。

 

YamJam の質疑応答にご参加ください

Office 365 ネットワークでは、3 月 18 日 (水) 午前 9 時~午前 10 時 (太平洋夏時間) / 3 月 19 日 (木) 午前 1 時~午前 2 時 (日本時間) に、Office 365 Video YamJam を開催します。YamJam とは、Twitter の "TweetJam" や Reddit の "Ask Me Anything (AMA)" の Yammer 版とお考えください。YamJam では、お客様とパートナー企業様が Delve および Office Graph 製品チームに対して直接質問を投げかけたり、発表の詳しい内容について説明を受けることができます。ぜひ Delve グループに登録してご参加ください。

 

よく寄せられる質問

Q. Office Graph Delve の違いは何ですか。

A. Delve は、Office 365 で利用できる最新の Web エクスペリエンスであり、マイクロソフト全体を対象としたユーザーと情報の閲覧、探索、検索を可能にするソリューションです。Office Graph は、Delve の基盤となっているインテリジェントなファブリックで、機械学習を適用することによって Office 365 全体で発生するユーザー、コンテンツ、対話のつながりをマッピングする技術です。

Q. Delve の機能に関する詳しい情報はどこで入手できますか。

A. Office 365 ラーニング センター (こちら) をご覧ください。

Q. Delve はどの Office 365 プランに含まれていますか。

A. Delve は、Office 365 Enterprise E1 ~ E4 サブスクリプション プラン (教育機関向けの A2 ~ A4 プランと政府機関向け E1 ~ E4 プランを含む) でご利用いただけます。今後数か月で、Office 365 Business Essentials プランと Business Premium プランでもご利用いただけるようになる予定です。Delve は、上記のサブスクリプション (新しいサブスクリプションおよび既存のサブスクリプション) のいずれかをお持ちのすべてのお客様に順次展開されます。

Q. Office 365 を担当する IT 管理者は、Delve の詳細情報や Delve の展開準備に必要な情報をどこで入手できますか。また、個々のユーザーやテナント管理者が Delve をオプトアウトすることは可能ですか。

A. 詳しい情報は、Office Delve の Office 365 管理者向けページをご覧ください。

Q. 現在のテナントで Delve はいつ利用できるようになりますか。

A. 本日より、全世界の Office 365 の企業ユーザーの皆様に向けて Delve の展開が開始されます。Office 365 Business Essentials プランと Business Premium プランへの展開は今後数か月で完了する予定です。

Q. Delve におけるプライバシーの取り扱いについて教えてください。

A. Delve はすべてのドキュメントに対して、いかなる権限の変更も行いません。Delve に表示される情報は個人情報であるため、そのユーザーがアクセスを許可されているコンテンツ以外は表示されません。また、ドキュメントの閲覧、メールの送受信、Skype for Business (以前の Lync) での会話など、自分の行動が別のユーザーに閲覧されることもありません。Delve のプライバシーの取り扱いに関する詳細については、こちらをご覧ください。

Q. Office Graph をさらに拡張する予定はありますか。ある場合は、その時期を教えてください。

A. マイクロソフトは、外部コンテンツ ソースへの接続と今後開発予定の Office Graph API を経由したアクティビティ ストリームによって、Office Graph はさらに大きな進化を遂げることができると信じています。開発者とパートナー様のコミュニティでこれらのシナリオをご利用いただけるようにするために現在力を入れて作業を進めております。近日の発表をお待ちください。

Comments (0)

Skip to main content