Office 365 ガレージ シリーズ: PowerShell の基本、およびスペース シャトルとの競争


(この記事は 2014 年 10 月 15 日に Office Blogs に投稿された記事 Garage Series for Office 365: PowerShell basics and the space race の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は Jeremy Chapman が、Scripting Guy の Greg Stemp をゲストに迎え、PowerShell による Office 365 の管理についてご紹介します。まず、通常のユーザー インターフェイスと比較して PowerShell がどのようなときに威力を発揮するか、および PowerShell が動作する基本的なしくみについて 2 人からご説明した後、Jeremy がヒューストンの NASA で、スペース シャトルが軌道に到達するまでのわずか 8 分 30 秒の間に PowerShell を使用して 150 名のユーザーを Office 365 に追加できるかチャレンジしたときのようすをご覧に入れます。

今回は、PowerShell を Office 365 の管理に導入する方法についてご紹介する全 2 回のシリーズの 1 回目です。ガレージ シリーズを企画しているときに、Yammer の Office 365 テクニカル コミュニティや Microsoft MVP の皆様から取り上げてほしいトピックとして最も多くのご要望を頂いたのが、PowerShell でした。これは、Office 365 への移行作業を行った IT 担当者 (英語) や、Exchange および SharePoint の大規模なインフラストラクチャを自身の手で運用している IT 担当者との議論からある程度予想されていたことで、PowerShell をメインの管理ツールとして使用するために活用方法の習得を希望される方や、既に使用を開始している方が多数いらっしゃいます。

PowerShell のメリットは、時間を節約できること、そして、ユーザー インターフェイスからは実行しにくい操作や、そもそも実行できない操作を実行できることです。これまで PowerShell について学習するきっかけがなかった方は、この機会にぜひ始めてみてください。

今回は、Hey, Scripting Guy! チームの発足メンバーである Greg Stemp と共にお送りします。彼は多数のスクリプト言語に精通しており、PowerShell を使用するのに最適なケースをわかりやすく説明してくれます。

Office 365 のグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) は単体でも強力ですが、以下に挙げるような Office 365 の日常的な管理業務に PowerShell を活用すると、さらなる価値を実現できます。

  1. 一括処理タスクを自動化する
  2. 複数のフィルターや事前定義済みのレポートを使用して必要な情報を取得する
  3. クエリされたリストやレポート データをファイルに保存する
  4. Office 365 Message Encryption などの GUI では表示されない操作を実行する

PowerShell は Office 365 のブラウザー ベースのエクスペリエンスの基盤となるもので、その機能を使用すると Exchange、SharePoint、Lync、Active Directory のプライベート環境を拡張することができます。ここでは、PowerShell の基本的な構文について扱うほか、使用されている各種の動詞や名詞が他のコマンドライン ツールよりも高い整合性を持っていること、および複数のコマンド (「コマンドレット」) を併用することで強力なタスクを実行できることについて取り上げます。また、PowerShell のモジュール的な使用方法、および Office 365 のサービスの管理に役立つダウンロード可能なモジュールもご紹介します。

基本事項の説明の後は、テキサス州ヒューストンで行った PowerShell の実験のようすをお見せします。この実験では、スペース シャトルが軌道に到達するまでの 8 分 30 秒の間に、電子メールや Office 365 ProPlus などのサービスへのアクセス権を付与した状態で 150 人のユーザーを Office 365 環境に追加できるかどうかチャレンジしました。

チャレンジの結果は、ぜひビデオをご確認ください。ちなみに、ブラウザーの Office 365 管理センターから手動で情報を入力すると、5 ~ 6 時間ほどを要します。次回はこのトピックについてもう少し詳しく説明すると共に、PowerShell を日常的な管理タスクやレポート生成タスクに使用するようすをデモでご紹介します。

来週の記事もご期待ください。

Jeremy Chapman

参考情報

Windows PowerShell による Office 365 の管理 (TechNet)

ガレージ シリーズのビデオ チャンネル (英語)

ガレージ シリーズ第 1 期のブログ記事のアーカイブ (英語)

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ガレージ シリーズの司会者について

Jeremy Chapman はマイクロソフトの社員で、今後の Office のクライアントおよびサービス配信の最適化を担当するシニア開発リードを務めています。Chapman はアプリケーションの互換性、およびデプロイ自動化ツールとインフラストラクチャの参照アーキテクチャの構築に携わってきており、こうした経験が、最新のクイック実行インストールなど、Office の新しいエンタープライズ機能における優先順位決定の基礎となっています。プライベートでは、自動車改造マニアであると同時に、さまざまな言語に通じています。Greg Stemp は太平洋岸北西部の出身で、スクリプト作成の豊富な経験を持ち、TechNet のスクリプト センターの解説に携わった実績があります。これまでに TechNet で多数の PowerShell 関連の記事や技術的なドキュメントを執筆しており、また主要なテクニカル イベントやカンファレンスで積極的に講演や指導を行っています。

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