Excel Power Map に更新を実施 - 9 月


(この記事は 2014 年 9 月 9 日に Office Blogs に投稿された記事 Excel Power Map September update の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

マイクロソフトでは毎月、ユーザーの皆様にさらにリッチで表現豊かなストーリーを作成いただけるよう、Excel Power Map の機能追加に取り組んでいます。今月は、Power Map のフィルタリング機能とカスタム マップという、2 つの重要な機能を順次リリースします。これにより、Power Map のエクスペリエンスがより簡単で楽しいものになります。

Office 365 サブスクリプションを所有しているお客様は、自動更新を有効にしている場合、近日この更新が適用されます。Excel で自動更新が有効になっていない場合は、[File]、[Account]、[Update Options]、[Update Now] の順に選択してください。

Power Map は、強力かつインタラクティブな Excel 内の視覚化機能です。この機能は、データから得た洞察を分析、視覚化し、共有するためのクラウドベース ソリューションである Power BI for Office 365 (英語) にて拡張されました。

Power Map のフィルタリング機能の強化

皆様からの強いご要望にお応えして、今回、Power Map ツアーを調整するためのフィルタリング機能が追加されました。フィルターを使用して、データ セットの各部分を個別に確認したり、さまざまな要因によるデータの変化を比較したりすることで、より詳しい分析が可能になります。

Power Map では、以下の 3 種類のオプションを使用してデータに対するフィルタリングを実行できます。

    • リスト フィルター: 個々のカテゴリを選択または除外することができます。データは英数字順に並べ替えられ、最初の 50 項目のみが表示されます。検索ボックスを使用すれば、結果を絞り込んで残りのデータを表示することができます。フィルターをすべて解除するには、[All] チェック ボックスを選択します。
    • 範囲フィルター: スライダーで最小値と最大値を指定して、数値フィールドにフィルターをかけることができます。最小値と最大値は共に指定範囲内に含まれます。
    • 高度なフィルター: 「1000 より大きい」や「2014 年 8 月 1 日以降」といった述語ステートメントを使用して、精度の高いフィルタリングを実行できます。

フィルターは、シーンやレイヤーごとに適用されるので、あるシーンに対して作成および設定したフィルターは、他のどのシーンにも影響しません (また、シーン内の各レイヤーについても同様です)。そのため、シーンごとに異なるフィルターをデータに適用したツアーを作成することができます。

また、フィルタリングで使用する集計方法を選択することで、フィルタリング コントロールをさらにカスタマイズすることが可能です。たとえば、数値のフィールドで範囲フィルター コントロールを使用したい場合、集計方法を変更すれば、マップ上のポイントごとに、合計値、平均値、データ個数、最小値、最大値のいずれかのフィルターを選択できます。

カスタム マップで任意のマップのデータを分析

マイクロソフトでは、カスタム マップの導入によって、まったく新しいレベルでデータを視覚化できるようになりました。これにより Power Map の既存の機能がすべて拡張され、いかなるマップでもリッチでインタラクティブなストーリーを作成することが可能になります。建物の平面図、公共交通機関の路線図、システム アーキテクチャ図といった画像を選択するだけで、そのデータはたちまち迫力のある動的な視覚的ストーリーに変わります。

実際のカスタム マップについては、次のビデオをご覧ください。

Power Map は地理空間データに最適です。たとえば、東京やニューヨークでの売上を球状マップや平面マップにすばやく表示することは可能ですが、1 つの店舗内での売上は表示できるでしょうか。あるいは、カフェ店内を利用する顧客が具体的にどの位置を利用しているかを表示したいとしたらどうでしょう。今回、カスタム マップによってこうしたことが実現されました。

カスタム マップでは、データの x 座標と y 座標を利用して、任意の画像ファイルにデータをプロットします。また、カスタム マップのオプションを使用して、画像ファイルに合わせて思いどおりにデータを調整することも可能です。[Scale] オプションでは画像上のデータを拡大/縮小します。[Offset] オプションでは任意の方向へデータを移動します。データと画像の位置を合わせた後は、複数のシーンやツアーにも使用することができます。

カスタム マップは、標準の Power Map による視覚化と同様に動的なデータ分析を実施できるほか、棒グラフ、円グラフ、ヒート マップを使用してデータ ポイントの状況を表したりするなど、多くの使用法が考えられます。また、凡例や注釈、さらには時間のパラメーターを追加できるので、ストーリーが生き生きとしたものになります。ビデオを作成して、同僚、同級生、友人などとツアーを共有することも可能です。

今回ご紹介した新機能をお試しいただき、ご意見やご感想をお聞かせください。コメント欄にお寄せいただくか、Excel の Power Map ツアーにある    ([Send a Smile]) ボタンをクリックしていただければ幸いです。詳細については、Power Map の詳細情報 (英語)Power BI for Office 365 (英語) をご覧ください。

—シニア プログラム マネージャー Igor Peev、プログラム マネージャー Jim Sun、Power Map チーム (執筆協力)

Comments (0)

Skip to main content