Office Mix が登場


(この記事は 2014 年 5 月 6 日に Office Blog に投稿された記事 Updated: Office Mix customer preview now available at www.Mix.Office.com. の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

最新情報: Office Mix のカスタマー プレビュー版を www.Mix.Office.com (英語) で提供を開始

先ごろ広範に実施された Office Mix のプライベート プレビューにつきましては、ご意見、ご感想をお寄せくださった皆様に心より感謝申し上げます。おかげさまで、このたび、一般プレビューを開始する運びとなりました。Office Mix は、PowerPoint スライドを基に、対話型のオンライン授業やプレゼンテーションの作成を可能にします。

これまで、教師の皆様からは、オンライン授業の作成が難しく、費用もかかるというご意見が寄せられていました。オンライン授業を作成するには、高価なソフトウェアがいくつも必要で、中には、複雑な動画編集やタイムライン設定といった高度なスキルが必要なものもあります。しかも、授業をオンライン対応にするためだけに、こうしたものが必要なのです。

そこで、マイクロソフトでは、オンライン授業やプレゼンテーションを、皆様が使い慣れたもの、つまり PowerPoint を利用して簡単に作成できるようにすることを目標に取り組むことにしたのです。私たちは、こうしたオンライン対応の対話型プレゼンテーションを「ミックス」と呼び、これを作成するためのツールを「Office Mix」と名付けました。

Office Mix は、PowerPoint 2013 に機能を追加するもので、プレゼンテーションを行っている本人の音声や動画を記録したり、説明をしながらスライドに書き込みをしたり、設問やアンケート、オンライン動画などを挿入したりすることができます。全画面をキャプチャしたり、PC 上のあらゆるものを記録したりすることも可能です。プレゼンテーションを作成後、[Upload] をクリックするだけでミックスへと変換できます。いつ、誰と共有するかは、選択することができます。

それでは、Office Mix の機能を詳しく見ていくことにしましょう。

作成する

マイクロソフトは数か月にわたって教師の皆様と対話を重ね、ブレンド型学習といった新たなアプローチやテクノロジを教育にどのように取り入れているかをお聞きしました。そこで明らかになったポイントの 1 つは、教師は新しい方法で生徒とやり取りするためのテクノロジを必要としているが、授業やクラス運営をおろそかにはしたくないため、まったく新しいテクノロジを一から習得するための時間が十分には取れないということです。さらに、教師の皆様は PowerPoint を愛用してくださっているということもわかりました。

Office Mix は、教師の皆様 (あるいは、プレゼンテーションを行うあらゆる方々) が、PowerPoint 資料を基に対話型の再生可能な資料を作成し、こうした資料をインターネット接続されたさまざまな場所、さまざまなデバイスで閲覧できるようにすることを念頭に設計されています。

Office Mix を利用することで、PowerPoint で新たな機能が使えるようになります。複数の機能を搭載した新しいタブが用意されており、プレゼンテーションを行っている自分の姿を録画するといった操作なども、そこから実行できます。記録モードでは、スライドを使って説明する自分の音声や動画を、画面への書き込みも含めてキャプチャすることが可能です。つまり、画像も音声も含めて、授業が行われている状況すべてを録画することができるほか、設問や演習などの対話型コンテンツを利用できるという利点もあります。

さらに、Office Mix では、画面録画機能によって PC 画面上のあらゆるものを記録できます。たとえば、グラフ計算アプリの動画を録画する場合は、[screen recording] をクリックするだけで、そのアプリの動作を録画できます。録画の内容をスライドに挿入すれば、授業の中で画面上での様子を生徒に見せることができます。

PowerPoint なら、ミックスの編集や調整も簡単です。録画の際に誤りがあれば、そのスライドだけをもう一度録画し直すことができます。動画のサイズを変更したり、スライド上の最適な場所に移動したりすることもできます。ミックスはスライドごとに録画されるので、録画の後でプレゼンテーションの順序を変更することも可能です。あらゆる動画や書き込み、コンテンツは、スライドの移動に従ってプレゼンテーションの中の新しい場所に自動的に移動します。録画や編集を行うためにいくつものアプリケーションを併用する必要は、もうありません。

効果的に授業を行う

録画作業は、ビデオ キャプチャ ソフトウェアを使った動画作成と似ていますが、Office Mix で異なる点は、対話型機能と共有機能を備えていることです。

PowerPoint の中で設問や Web ページを挿入したり、対話型アプリを追加したりできます。Office Mix にはいくつかのアプリがあらかじめ組み込まれていますが、その中には、広く知られているカーン アカデミー (英語)CK-12 Foundation (英語) の演習や授業が含まれています。つまり、カーン アカデミーや CK-12 Foundation の対話型演習問題や動画を自分の授業に直接組み込むことができるということです。授業の一環としてこうしたアプリを利用することで、教師はクラス全体の学習の進み具合に目を配ったり、生徒一人ひとりの効果的な指導方法を検討したりすることができるようになります。

Office Mix では、標準形式の設問 (正誤問題、選択問題、複数回答、自由回答、アンケート) を簡単に挿入し、設問を生徒にどのように提示するかをきめ細かく制御できます。何度まで回答をやり直せるかを設定することができるほか、ヒントを与える、タイマーを表示する、選択問題の順序をランダムに変更する、あるいは、生徒が特定の回答を選んだ場合に教師からコメントを提示することも可能です。正しく回答できた場合は、すぐにその旨のメッセージを示したり、また、解説を提示することで生徒の理解を深めたりすることができます。

作成したプレゼンテーションは、[Upload] をクリックすれば、Office Mix の Web サイトに自動的にロードされて、再生可能な対話型のミックスに変換されますが、共有を指定しなければ非公開のままとなります。共有する場合も簡単です。[share] をクリックして、学習管理システム上でリンクを公開するか、授業を受ける生徒にメールで送信するだけです。最新のブラウザーを搭載したデバイスなら、ほぼすべてのデバイスでミックスを閲覧できます。

評価する

マイクロソフトは、ほぼ瞬時に分析を行うことにも力を入れており、生徒が授業を視聴したかどうか、また、挿入した設問に正しく回答できたかどうかをすぐに把握できるようにしています。こうした分析結果は、教師だけが見られるよう保護されています。したがって、生徒がミックスを視聴すれば、設問の正答率がすぐにわかるので、何に重点を置いて教えるべきか、どの生徒に支援が必要かを把握することができます。

また、授業の中で生徒が個々のスライドに合計でどの程度の時間をかけたかといった情報も提供されるので、生徒が苦手とする箇所や、授業を真面目に受けていない生徒などがすぐにわかります。

Office Mix を入手して利用する

Office Mix の初期の試用版は、実にさまざまな方法で利用されています。休んだ生徒のために授業全体を録画することもあれば、生徒が重要な単元を再度学習したり見直ししたりできるように録画する場合もあります。また、Office Mix をブレンド型学習に使用した例もあります。ブレンド型学習は最近注目を集めている学習形態で、講義自体は従来の教室ではなく、たとえば家庭などで視聴し、教室では個々の生徒に合わせた指導に重点を置くというものです。

Office Mix は、授業以外にもさまざまな使い方があります。重要なプレゼンテーションを録画して、会議に出席できなかった人に個別に送信することができます。また、会議自体を録画したり、プレゼンテーションを録画して会議の前に見てもうことで会議の時間を内容の検討に当てるようにしたりすることもできます。

今は、まだ小さな一歩を踏み出したばかりです。皆さんが他にどのような創造力あふれる活用方法を見出してくださるのかを楽しみにしています。また、どのような機能が必要かについてもご意見をお寄せいただければ幸いです。

Office Mix は、www.Mix.Office.com (英語) で入手いただけます。

Office Mix には、Office 2013 SP1 が必要です。マイクロソフトでは、インストールの際にバージョンの適合性についてのチェックを行い、何らかの対応が必要な場合には、その旨をお知らせするとともに、トライアル版を必要とされる場合には、その入手方法についてもお知らせします。

マイクロソフトが目指すのは、PowerPoint 資料を作成するのと同じくらい簡単にオンライン授業を作成できるようにすることです。今すぐ Office Mix をお試しいただき、ご意見、ご感想をぜひお寄せください!

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