Office 2010 と Office 2013 の両方の製品がインストールされている場合に SharePoint 2013 で Office ドキュメントを開いたり作成したりすることができない


(この記事は 2014 年 2 月 6 日に Office Deployment Support Team Blog に掲載された記事の翻訳です)

Office 2010 をインストール済みの環境に、Office 2013 の全部または Lync 2013 などの一部の製品も一緒にインストールされている場合、SharePoint ドキュメント ライブラリから Office ドキュメントを開いたり新規作成したりすることはできません。これを実行しようとすると、空白ページが表示され、次の URL のリンクが表示される場合があります。

ms-word:nft|u|http://o15psvr:8080/Shared Documents/Forms/template.dotx|s|http://o15psvr:8080/Shared Documents

Excel ファイルの場合: "ms-excel:ofv|u|http://<SharePoint ドキュメント ライブラリの URL>"

この問題は、新しい Office 2013 用 Microsoft SharePoint Foundation サポートが原因で発生します。Office 2013 にインストールされたこの新しいバージョンは、Office 2010 には認識されません。そのため競合が発生し、1 つのバージョンを削除する必要が出てきます。マイクロソフトでは最新バージョンである 2013 用の SharePoint Foundation サポートを残すことを推奨していますが、お使いの環境に Office 2010 と Lync 2013 がインストールされている場合には、2013 バージョンを削除して 2010 バージョンを使用してください。

この問題を解決するには 2 つの操作が必要です。まず MSP ファイルを作成して 2013 バージョンの SharePoint Foundation サポートを削除し、その後 Office 2010 を修復します。

Office 2013 Office カスタマイズ ツール (OCT) を使用して、SharePoint Foundation サポートを削除する MSP ファイルを作成する

1) 削除したい SharePoint Foundation サポートを含む Office バージョン (今回は Office 2013) の OCT を開きます。

2) 左のウィンドウで [Set Feature installation state] を選択し、[Microsoft Office]、[Office tools] の順に展開します。

3) [Microsoft SharePoint Foundation Support] でドロップダウン ボタンをクリックし、次の層で [Microsoft SharePoint Foundation Support] を [Not Available]、[Hidden]、[Locked] に設定し、[Microsoft Web Access Datasheet Component] は有効のままにします。このように設定すると、下の例のとおり [H]、[L]、および赤い X 印が表示されます。

4) MSP ファイルを保存し、OCT を終了します。

Office でサイレント修復を実行する

1) Office のソース ファイルにアクセスする必要があるため、ネットワーク上に存在する Office のソース ファイルの場所を確認します。

2) ProPlus.WW フォルダーにある config.xml ファイルを開きます。Office Standard などの他の SKU を使用している場合は、構成ファイルは Standard.WW フォルダーにあります。

3) config.xml の編集可能な行のうち最初の行を、下記のように変更します。

<Display Level="none" CompletionNotice="no" SuppressModal="yes" AcceptEula="yes />

4) 構成ファイルを保存して閉じます。

MSP ファイルを適用して SharePoint Foundation サポートを削除した後、次のコマンドを実行して Office を修復します。

“\\my-server\my-Office-2010-source\setup.exe” /repair ProPlus /config “my-Office-2010-source \proplus.ww\config.xml”

環境全体への修復処理を自動化する

環境全体への修復処理を自動化する方法は複数あります。SCCM とタスクのスケジュールを使用した場合、MSP ファイルをプッシュしてから、Office 2010 の修復を実行できます。これは、バッチ ファイルを使用しても実行できます。

以下はバッチ ファイルの例です。最初に MSP ファイルをインストールし、次に Office の修復をトリガーします (デプロイする前に、必ずスクリプトをテストしてください)。

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@echo off

:RUN
%windir%\system32\msiexec.exe /p \\<msp ファイルのパス>\my-file.msp
goto REPAIR

:REPAIR
“\\my-server\my-share\setup.exe” /repair ProPlus /config “\\my-server\my-share\proplus.ww\config.xml”

:END

Exit

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この修正処理を行う方法は他にもありますが、重要なのは、まず SharePoint Foundation サポートを Office 2013 から削除する MSP ファイルを実行し、その後 Office 2010 を修復するようにすることです。

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