Power BI for Office 365 の一般提供を開始: Excel によるビジネス分析を強化


マイクロソフトはこのたび Power BI for Office 365 の一般提供を開始 いたしました。この大きなニュースを、10 億を超える Office ユーザーの皆様にお伝えできることを大変嬉しく思います。Power BI for Office 365 の発表、そしてプレビュー版のリリース (英語) 以降、マイクロソフトは継続的に新機能を追加してきました。今回の一般提供版では、Excel でデータを検索、分析、視覚化し、その結果を Power BI for Office 365 で共有できるようになりました。これにより、これまで以上に的確な情報に基づいて意思決定を行うことが可能になります。

今回の一般提供版では、ユーザー エクスペリエンスが刷新されました。たとえば、Excel の Power Query では、社内ソースや一般公開されているソース内のデータに簡単にアクセスしたり、検索したりすることが可能です。また、Excel ワークブックを Power BI にアップロードすると、自然言語によってデータを検索し、即座に対話形式の表やグラフで結果を得ることができます。

プレビュー版では、MediaCom 社をはじめとする複数のお客様にこの BI ツールをご活用いただきました (英語)。4,600 人の従業員を抱えるメディア配信会社の MediaCom (英語) 社は、Excel および Office 365 上に構築されたこの Power BI を、クライアント向けキャンペーンの効果をリアルタイムに把握するための指標として使用しています。これにより、同社は有料と無料の両方のメディア要素から重要な知見を収集し、キャンペーンの効果の最大化に役立てています。MediaCom 社の CIO である Lowell Simpson 氏は次のように述べています。「Power BI が Office 365 に組み込まれていることには、とても大きな意味があります。Excel の使い方は従業員全員が理解しているので、その上に BI が構築されているのであれば、新たなツールの使用方法を修得するためのトレーニングを行う必要がないのです」。Power BI がリリースされる以前、同社は複雑な BI ソフトウェアを使用しており、アカウント マネージャーもその事実をきちんと把握していませんでした。Power BI が導入されたことで、すべての従業員が慣れ親しんでいる Excel を、より幅広い用途に使用できるようになりました。

 

上段は、キャンペーンの効果を把握できるダッシュボードを導入する前の状態。下段は、Power BI for Office 365 を導入し、Excel と併用して Power View を活用できるようになった状態 (MediaCom 社)

MediaCom 社は、従来の Nielsen のテレビ/デジタル視聴率調査、comScore のデジタル メディア視聴率調査、Kantar の市場調査、さらに Twitter や YouTube をはじめとするソーシャル メディアなどのサードパーティから提供される膨大なデータ セットを Excel で容易に検索、統合、視覚化できることに気付き、Power Query for Excel を使用してこれらのデータ ソースを統合しました。これにより、正常性チェックの結果を 1 種類のスコアで表す Power View ダッシュボードを使用して、複数のプラットフォームで展開するメディア キャンペーンが示すさまざまな要素をすばやく把握できるようになりました。この正常性チェックの導入により、同社は各キャンペーンの効果や、他の強力なキャンペーンに対抗するための方法をすばやく判断できるようになりました。

MediaCom 社では、統合型ダッシュボードの正常性チェックでデータを取得した後、リアルタイムでデータ分析のスコアが表示されるこのダッシュボードを Power BI for Office 365 で共有しています。これにより、89 の国に散らばるアカウント マネージャーは、自然言語でデータを検索し、クライアント キャンペーンに関するデータを表やグラフ形式で取得しています。このため、同社とそのクライアントは、データ分析よりもブランド戦略に集中することが可能になり、活動の効果だけでなく、P&G、Dell、Volkswagen といった世界的なクライアント企業の満足度も大幅に向上させることができました。

MediaCom 社は、セルフサービス型のビジネス インテリジェンス機能を Office 365 の機能と組み合わせることで、週単位ではなく、日単位で完全な分析を行えるようになることを期待しています。これが実現されることで、キャンペーンの管理をより迅速かつ効果的に実施したり、レポートの作成頻度と活用機会を増やしたりすることが可能になり、その結果、生産性が向上し、キャンペーンの効果を数億円単位で増加させることができるようになると見込んでいます。

特に生産性という点では、マイクロソフトの右に出るものはいません。Office は将来を見据えて開発が進められており、「サービス」という変化の激しい市場に合わせて、Office そのものも常に変革しています。マイクロソフトは、氾濫するデータの収集に苦慮しているお客様の現状を把握しており、また、絶え間なく増え続けるデータやそこから得られる知見に対処する必要があるということを理解しています。Power BI for Office 365 は、マイクロソフトがお客様の現在のニーズだけでなく将来的なニーズも見据えて取り組みを行っていることを示す良い例です。Power BI for Office 365 を利用することで、お客様は社内に埋もれたデータから重要な知見を引き出し、より的確な意思決定を行えるようになります。

Power BI for Office 365 の詳細について知りたい方、また試用をご希望の方は、Power BI 製品サイト(https://aka.ms/powerbijpn)をご参照ください。

 

 

 

 

Comments (1)

  1. Anonymous より:

    Microsoft Office は今年の 8 月に 25 周年を迎えました 。Office for Windows 1.0 は 1990 年の登場だから、まだ 24 周年では?と思われるかもしれませんが

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