Word および PowerPoint のグラフのデータ グリッド機能が向上


(この記事は Excel ブログ 2013年 4 月 25 日に投稿された記事 Improved data grid for charts in Word and PowerPoint の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

この記事はグラフィックスおよびデータ ビジュアル化担当チームのプログラム マネージャーである Kevin Donovanが担当しました。

新しい Office アプリケーションのグラフ機能に追加されたものの、見過ごされそうな機能改善の 1 つが、Excel と PowerPoint/Word との共同作業である「データ グリッド」です。

「データ グリッド」については、ブログ記事の「Charting Overview for 2013」でご紹介しましたが、この記事ではその詳細と利点をもう少しご説明したいと思います。Office 2013 でのこの機能の主眼は、グリッドを使いやすくし、ユーザーが PowerPoint や Word でグラフを扱うときに必要な Excel のユーザー インターフェイスを適切な量だけバランスよく公開することに置かれています。新しい Office では、グリッドをコンパクトにし、使いやすくすることを重視しました。では、これをどのように実現したかについて詳しくお話ししましょう。

わかりやすくなったデータ グリッド機能

新しい Office のデータ グリッドでは、グラフと Excel がサポートするデータとの間を行き来する操作が簡潔になり、シンプルに統合されました。以前のバージョンと同様に、グラフにデータを入力するには 2 通りの方法があります。アプリケーション内からグラフを挿入する場合は、そのデータをグラフの近く (アプリケーションとモニターの端の位置関係に応じて上または下) に表示される小さなウィンドウで編集できます。これがデータ グリッドです。または、実際に Excel を開いて、もっと複雑な操作をすることもできます。

PowerPoint や Word にグラフを挿入すると、グリッドが自動的に表示されます。グリッドを閉じた場合に再度表示するには、次の 2 つの方法があります。

1. グラフ エリアの任意の場所を右クリックする (上のスクリーン ショットを参照)。

2. リボンのボタンを使用する。これは次の図に示します。

データ グリッドが表示されるときには、クロムやアドインを使用せず、Excel がバックグラウンド プロセスとして起動するようになりました。これが非常に速くロードされる理由です。Word や PowerPoint でグラフのデータを編集するときに既に Excel が実行されている場合でも、データ グリッドは別のプロセスとして実行されます。なお [Excel 2013 でデータを編集] オプションを選択した場合は、グラフのデータが挿入された Excel の新しいウィンドウが開きますが、別の Excel プロセスが起動されるわけではありません。新しいアプリケーション ウィンドウが開くだけです。この方が Excel の豊富な機能、たとえばワークブック間で式をコピーして貼り付けるなどが利用できるためです。

[データの編集] オプションを選択した場合は、データと操作用のメニュー オプションがいくつか表示されるだけの非常にシンプルなウィンドウが表示されます。

また、色分けされた外枠 (カラー フォイルと呼ぶこともあります) が現れて、グラフに表示されるデータを識別できることにもお気づきになるでしょう。このようなフォイルは必ずしも Office 2013 の新機能ではありませんが、これらをデータ グリッドと組み合わせると、系列の変更やカテゴリの選択が非常に容易になります。必要に応じて隅をドラッグしたり、選択または選択解除したりすることができます。

もちろん、Excel に戻らなくても、データ グリッドを使用して値、系列、カテゴリをグラフに追加したり、グラフから削除したりすることができます。データを直接操作するために (式を作成するなど) Excel を使用する必要がある場合は、データ グリッドの上部にある Excel のアイコンを選択してください。このアイコンを選択すると Excel が開き、データを細かく編集または作成できます。

Excel での値の操作が終了したら、その Excel インスタンスを閉じるだけで、入力した値がグラフに反映されます。そして再度グリッドに戻ることも非常に簡単です。グラフ内を右クリックして [データの編集] を選択するか、リボンから同じオプションを選択してください。

PowerPoint や Word で長い間グラフを使用してきたユーザーであれば、その背後で Excel がサービスを行っていることをご存知でしょうが、2013 ではそのデータへのアクセスや変更が今までになく簡単になりました。いつものように、私たちは皆さんからのフィードバックをお待ちしています。私たちが行ったデータ グリッドの変更によって、皆さんのグラフ操作が非常にシンプルになったと同意していただけると確信しています。

--Kevin Donovan、プログラム マネージャー、Office グラフィックスおよびビジュアル化チーム

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